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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2020.05.26,Tue
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Posted by フラン - 2008.09.17,Wed

いやはや、大変な世の中になってきたものです。 十数年前、バブル経済崩壊後の日本経済の
衰退を再現するかのように、今米国では金融市場が大混乱。 米国個別金融機関の内情や
政府救済措置は割愛することにするとして、大幅株価下落と共に今週に入り原油先物価格も大きく
値を落とし、ついに 1バレル100ドルの大台を下にブレーク。 引けは 91.15ドルと前日比
▲ 4.56ドル安。 今年 1月 30日以来 8ヶ月振りの安値を記録し、また 7月 11日に記録した
147.27ドルから ▲ 56.12ドル安。 38 % もの下げとなり、今年一年かけて上昇した
プレミアム分を
全て吹き飛ばしたことになってしまいました。


bc691cfe.gif
                                             ( 出所: UTRG 社 )
 
20080917_Oil.jpg

                                             ( 出所: Bloomberg 社 )
 
 
 
米国商業取引所 (NYMEX) における原油先物価格 (WTI) は、先週金曜日の 9月12日、
1バレル 101.18ドルで終了。 かろうじて 3ケタ台に踏みとどまっていました。 
これは週末米国南部にハリケーン、「アイク IKE」 が上陸する予定となっており、メキシコ湾岸の
製油設備に被害が出ると見られていたのですが、9月初旬に米国を襲ったハリケーン
「グスタフ」同様いつの間にか熱帯低気圧になり、最小限の被害に留まるという 買い手にとっては
完全な裏目。 更に追い打ちをかけるかのように、米国金融機関のサブ・プライム問題から
もたらされる不都合が、大きくクローズ・アップされてしまいました。
 
原油先物の買い手は思惑が外れ、急遽のポジション解消に相殺。 さらに先週末から米国
大手証券の破綻や合併、大手生保の緊急融資要請などが加わり、今度は世界の株式市場が
大暴落。 米国を筆頭に世界各国が本格的な景気後退に陥るとのシナリオが重なり、
原油先物市場にも余波は止まらず。 原油価格の
大きな下落要因となってしましました。  
また破綻した証券会社を経由した原油先物の整理売りや、自己ポジションの解消売りが、
まことしやかに
噂として流れていたのが 今回の原油価格の下落に繋がっていたのでしょうか。
 
 
 
さらにこういうときは悪材料が重なるもので、下記のようなニュースも原油先物売りに働いたようです。
 
* OPECが今年の世界石油需要見通しを、日量 8,679万バレルと、これまでの見通しから
  約 12万バレル引き下げたことで (今年に入り 6回目の下方修正)、世界の石油需要減退が
  顕著になってきたこと。 (09/16)
 
* 今年 4月にブラジル沖で海底油田が発見され、推定埋蔵量は 330億バレル。 世界第 3位と
  なっています。 これに合わせサウジアラビアがブラジルに対し OPEC加盟を打診したところ、
  ブラジルはそれを拒否。 ブラジル国内で精製した後、海外に輸出すると述べたこと。 (09/16)
 
* インドネシアが外資導入などの遅れを取り戻すため、4月に OPEC加盟脱退を表明。 9月 9日、
  OPECが正式に加盟停止を決定した。
 
ことなどで、OPEC加盟国の足並みの乱れと共に非 OPEC加盟国の力が今後広がり、原油価格に
影響が
出始めると思われること。  下記のグラフは世界の原油に占める OPEC加盟国の生産量
推移
ですが、OPECの生産占有率は 45 % 前後と、全体をコントロールするまでには至っていません。


            ( 世界の全石油産出量における、OPEC諸国の占有量推移)
20080917_OPEC.jpg
                                         ( 出所: Reuters社 )
 
 
また昨日 9月16日、原油価格動向にはほとんど強き見通しを持っていたゴールドマン・
ザックス社が
レポート」 を公表。 今年の原油価格 3ヶ月見通しを 1バレル 149ドルから
115ドルに下方修正。 
6ヶ月見通しも 148ドルから 123ドルに引き下げ、さらに 2009年の
原油価格の平均を 148ドルから
123ドルにその価格予測を引き下げたことも、今後の原油
価格の上昇を抑える要因に働いてくると
思われます。

 
それ以上に景気の先行きの見通しに不透明感が漂う現状、車を買っている場合ではないですよね。
また不況下の最中、政府支出によるお金の使い先で 一番出費が嵩むのが建設や整備にかかる
燃料費だとか....。  世界各国、ここを締めると原油価格はもう一段の急落となるでしょう。
不況感に対する緊張が増幅するのは、我慢できる範囲かも知れません。
  
 
本日原油価格の夜間取引では、米国政府が国内一部金融機関を救済するという報道で株価が反発。
それに合わせ原油先物価格も、昨日米国引け値である 91.15ドルから 95.00丁度まで買戻しが
かかりましたが、その後欧州時間に入ると同時に再び反落。 現在 93.50ドル前後の推移と
なっています。
 
原油価格推移のチャートだけを見ると、今度は 1バレル 100.00ドルが大きな抵抗線に変わって
しまったみ
たいですね。 恐らくここしばらくは、引き続き低調な推移が続くのではないでしょうか。
 

 
秋の紅葉シーズンが佳境に入る頃、ガソリン・スタンドの価格表は 1リットル 150円台になって
いるのは
ほぼ確実。 ひょっとすれば 140円台を見ることが出来るかもしれません。
 
各地に向かう高速道路がまた混み始めるかも知れませんが、それも良しとしましょうか。 
最近日増しに強まっていく暗いニュースを吹き飛ばすように、少しは活況な生活感に満ちた明るい
光景が必要な日本かも知れません。
 
 
さっ、ガソリン価格も下がりそうですので紅葉輝く秋の季節に、高速道を走りましょうか。
「乗って なんぼ」 のマイ・カーですからね。
 
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