「 エッチ 」 あっ そうなんです。今日はエッチな私のことを少し書こうかなんて思い..いやそうではなく、
フォードに新モデル登場。 その名も 「 エッジ – Edge 」。
SUVと乗用車の中間に立つ 新CUV ( Crossover-Utility Vehicle ) で、乗用車のコンセプトから
派生したトヨタ・ハリアーと同種の今流行のタイプだ。
ただこの「エッジ」の名前から想像するに、フォードの車名で乗用車に使われる 「 F 」 ではなく、
SUVに使用される 「 E 」で始まっているところから考えてみると、フォード社は SUV のカテゴリーに
入れているのかもしれない。 しかしフォード社はこの新モデルに対して、思い切った 「 エッジ 」 という
名前をつけたものだ。
「 Edge 」を英文辞書で調べてみると、「縁」、「端」や「鋭さ」、「活力」などという意味を持つが、
一方で定冠詞の 「 The 」をつけると 「限界」や「瀬戸際」という意味になる。
さらに 「on the Edge」 とすると 「崖っぷち」となり、まさに原油高からくる大型 SUVの販売に
苦慮しているフォード社そのものを表しているような気がしないでもなし。
ということを考えず、「エッジ」 は 「活力、鋭利」 と受け止め、いい方向に考えましょう。
さてこの新 CUV 2007年型 エッジ、昨年末あたりから徐々に話題になり、フォード社も今年 7月から
本格的生産を開始した。 これがいよいよ 8月 17日 (木)、明日から現地 デトロイトに登場する。
と言っても販売がスタートするのではなく、一般消費者を招いてテスト・ドライブでのお披露目であり、
正式販売は今年 11月の予定。 ただ一般にお目見えするのは明日が初めてということになる。
デトロイトにある フォード・レーシング・ドライブ・ゾーンで開催されるテスト・ドライブ には 、
このエッジだけでなく 2007年型エクスペディションなども試乗可能であり、その他シェルビー・
GT 500なども展示されという。
話がそれてしまったが、2007年型エッジは、基本設計から始まったフォード初の CUVという こともあり、
数々の革新技術、安全対策、居住性、燃費などへの配慮がなされている。 また石油高騰の余波を受け、
今年を境に CUVタイプの車が SUVの販売を抜くという 逆転現象が見られるようだ。 ↓
* 独自のアメリカンなデザイン。 リンカーンでは MKXのブランド名で発売となるが、
マツダ CX-7 もこの流れを汲む。
* 新開発されたデュラテック 35型エンジンは、DOHC, V-6, 3.5L, 24バルブ, 265馬力。
また燃費向上のために 電子制御アクセルと、6速 ATが組み込まれる。
FWD および AWD 駆動の 2種類。
* MP-3ジャック、コンソール・ボックスにはラップトップ PCが縦に収納可能。 天井はサン・ルーフの
2倍強の開封面積のある、パノラマミック・ルーフ ( ビスタ・ルーフ ) 装備。
* ホィール: P235 / 65R 17 および P245 / 60R 18
* 安全面では両席フロント・エアバックは元より、シート格納サイド・エアバック。
さらにエクスプローラーでおなじみとなった 横転、スリップ防止であるAdvance trac、
Roll Stability Control (RSC)機能をオプションで装備。
* 全長: 4.73m 前幅: 1.92m 全高: 1.74m ホィール・ベース: 2.82m 重量 1.85トン
乗員 5名。 グレード: SE と SEL の2種類。
* ボディ・カラー: カーボン、パールなど 9カラー。 インテリア: 3カラー
トヨタ・ハリアーの大きさが 長: 4.73m、 幅: 1.84m 高: 1.68m 重量: 2.0トン なので、 これより
一回り大きい車両体系となっているが、重量は軽い。 新エンジン 6速で米国低燃費 車両基準値 II にも
適合しているため、燃費は良いようだ。
予想されている販売価格はハイ・グレードで約 38,000ドル (約 440万円)。仮に日本に入ってくれば
500万円は軽く突破し、600万円近くになるのだろうか……。
結構高い気がしないでもなし。
エッジ 360度 全体画像フラッシュは フォード・カナダ の ページへどうぞ。
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