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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2019.09.22,Sun
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Posted by フラン - 2006.08.21,Mon

ガソリン価格高騰の影響が、フォード社によるトラック生産の大幅削減を余儀なくされることになりました。
削減ブランドの大半は F-150シリーズとのこと。 ちょっと堅い話になりますが、非常に気になるニュースです。

8月 18日 (金)、米国フォード本社はプレス・リリースを発表。 それによると今年第 3 四半期の自動車
生産を 2万台削減し、当初見通しの 67万台から 65万台へと減らす としています。  また第 4四半期には
16.8万台削減、昨年同期比なんと 21 % も 減らすとしています。  これに関しビル・フォード会長は
同社従業員へ対し、「今回の決定は従業員および 部品供給メーカーに大きなインパクトを与えることを
十分承知している。  しかしながら 顧客、ディーラーおよびフォード社自体が将来への正しい選択を
した結果である」と 業務縮小に伴う従業員削減も示唆。

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フォード社の今回の削減計画を元にすると、2006年全体乗用車生産が 113万 4千万台、 トラック生産が
191万 4千台、合計の自動車生産が 304万 8千台となり、昨年と比べ 9 % 落ち込む予定。
削減計画を基にすれば、数ブラントの生産の大幅削減、販売促進費 (値下げ額)がもたらす利益圧縮、
さらに長期間在庫によるディーラーの運転資金コスト削減などの利点が あげられています。
また同計画では、ガソリン価格の高止まりがライト・トラックと SUVの販売を引き続き不振とする要素に働き、
ユーザーの目がハイブリッド車やクロスオーバー車 (CUV) に シフトして行くと見ています。 

マーク・フィールズ北米統括責任者は、「非常に厳しい内容ではあるが重要なことであり、 どのメーカーでも
今後北米の自動車産業を見直す時期に差し掛かっている。  顧客のニーズに合った生産計画に
変更した」とコメント。 今後生産ブランド毎に大きな変更が 加えられることになり、さらに 9月に再度
今後の同社の詳細な営業戦略 (主にホワイト・カラーを 中心としたリストラ策を含む) を公表する
予定となっています。  今年の生産計画は下記のとおり。 

                 2006年生産計画                          2005年実績比            
           乗用車          トラック        合 計         乗用車         トラック        合 計
第 1四半期         316,000       560,000        876,000       + 52,000      - 84,000      - 32,000
第 2四半期         328,000       569,000        897,000       + 34,000      - 42,000       - 8,000
第 3四半期         255,000       395,000        650,000       + 45,000     -123,000      - 78,000
第 4四半期         235,000       390,000        625,000       - 13,000     -155,000     - 168,000
2006年通期  1,134,000   1,914,000    3,048,000  + 118,000   -404,000     -286,000 


** 直ちに操業短縮、生産調整に入る工場

* カナダ・オンタリオ州、セント・トーマス工場 ( クラウン・ビクトリア、マーキュリー・グランド・マーキュス )
* ミシガン州・シカゴ工場                     ( ファイブ・ハンドレッド、フリー・スタイル、マーキュリー・モンテゴ )
* ミシガン州・ウィクソム工場                   ( リンカーン・タウンカー )
* ケンタッキー州・ルイスビル工場          ( フォード・エクスプローラー、マーキュリー・マウンテニア )
* ミシガン州・ワイン・トラック工場              ( フォード・エクスペディション、リンカーン・ナビゲーター )
* ミネソタ州・ツィン・シティズ工場              ( フォード・レンジャー )
* すべての F-シリーズ・トラック工場          ( ミズリー州・カンザスシティ、バージニア州・ノーフォーク、
                                                           ケンタッキー州・ ディアボーンおよびルイスビルの各トラック 4工場 ) 


** 引き続き通常通りもしくは長時間操業を続ける工場
 
* メキシコ・ハーモシロ工場                      ( フォード・フュージョン、マーキュリー・ミラン、リンカーン MKZ )
* ミシガン州・フラット・ロック工場            ( フォード・マスタング )
* ミシガン州・ワイン工場                          ( フォード・フォーカス )
* カナダ・オンタリオ州・オークビル工場   ( フォード・エッジ、リンカーン MKX、フォード・フリースター )
* ミズリー州・カンザス・シティ工場           ( フォード・エスケープ、マーキュリー・マリナー )
* オハイオ州・オハイオ工場              ( フォード・エコノライン )
* ジョージア州・アトランタ工場                    ( フォード・トーラス ) 

追記:
やはり米国自動車産業は、来るべきところまできて、更なるハードルが待ち構えているように思われます。
フォード社が生産削減に入った以上、GM, クライスラー社も追随する可能性が大きく、パイの
取り合いから 自己防御へとその経営戦略を見直す曲がり角の年になりそうな予感。

今後ハイブリッド車開発に多額の設備投資を必要とし、従業員に対する医療保険費削減などまだまだ
問題は山積み。 9月に発表される今後の営業戦略案では、もう一段のシェイプ・アップ計画が発表される
ことでしょう。 GM車のトレイル・ブレーザーの生産中止が噂にあがっていることもあり、遠い将来
エクスプローラーの 名前だけが残り、ぜんぜん別タイプの車になる可能性が無いとは言えなくなって
来たような気がします。 

上記フォード社各工場の生産調整において、元気があるのは「 F 」 から始まるブランド車を作っている
ところばかり。
ただし大きく生産削減される 「 F 」 シリーズ・のトラックを除くが、皮肉なところです。
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