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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by フラン - 2007.02.02,Fri

毎月
1 米国各自動車メーカーの販売台数が発表になるが、今月も覗いてみるとまたまた
びっくりの
数字のオン・パレードとなっている。 得にフォード社の車種別販売数は驚きを通り越し、
唖然とする数値が
目に飛び込んできた。

原油価格も 1バーレル 50ドル台中間まで下落し、現地ではボーナス・シーズン直後だというのに、
Ford社は全体で前年同月比 19 % (レンタカー会社への販売を 40 % 減らしたことが影響)
まぁ昨年 20 % 減の月が続いていたため特に感じるものは無かったが、トラック・SUV 部門に
目を
やると、所さんの「目が点」状況。

     10015316109.jpg

 
Ford SUV の販売に、はっきりとした 2極分化が読み取れるのだ。 とりあえず 1月のフォード車
主要車種販売実績は、

Explorer     8,876    12,000   ( ▲ 26.0 % )
Escape       8,408    11,010   ( ▲ 23.6 % )
Freestyle    2,011     4,729   ( ▲ 57.5 % )
Expedition   6,413     5,316   ( + 15.6 % )
Edge         5,586         0   (    n.a.   )
F-Series    44,919    52,771   ( ▲ 14.9 % ) 

Mariner      2,633     2,002   (
+ 31.5 % )
Mountaineer 1,891     1,997   ( ▲ 5.3 % )
MKX          1,699         0   (    n.a.   )
Navigator    1,788     1,630   ( + 9.7 % ) 

 
と、フル・モデル・チェンジがあり、昨年 11から販売がスタートしたエクスペディション、ナビゲーター、
そして燃費が大幅に向上したエッジなどは好調なのだが、既存車種の落ち込み方は尋常な領域を
すでに通り越してしまったようだ。

特に気になるエクスプローラーは
▲ 26.0 %。 ついに1万台を割り込む販売台数となり、
「この先大丈夫か ?」と疑ってさえみたくなるような数字。
ちなみにトレイル・ブレーザーも ▲ 30 % 9,368台。

エクスプローラーの作られているケンタッキー州ルイスビル工場はフォード社工場の中でその生産

能力が最も高く、1時間に 69台の車を作ることが出来るといわれているが、過剰生産となっている
ため製造スピードを落とし、まもなく 21台に留めるという。

そのうち
Explorer Edge に販売台数が抜かれそうな様子。  止まりませんねぇ。

Ford
全車種の販売台数は [ こちら ] になります。

 
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Posted by フラン - 2007.01.31,Wed


担当営業の方から聞いたお話。
ディープ・インパクトではなかった、ディープ・ブルーが光るフォード・マークと

      10015227346.jpg


全く同じ色を使っているのがフィンランドの国旗で、

                         10015227377.gif


その世界共通カラー番号は、「 Peacock Pantone 294C 」だそうでですが、ロゴ・マークが破損したら
フィンランドの国旗ステッカーを貼りましょうか。


でもフィンランドのカラーはちょっとブルー・カラーが薄いのとちゃうの?

Posted by フラン - 2007.01.05,Fri

NY原油が大幅続落している。
例年にない米国北東部の暖冬の影響を受け昨日のNYMEX原油先物価格は 1バレル 
55.59 ドル 前日比 2ドル 73セント安と この 2日間で 5ドル以上の急落。2005年 6月以来
1年 7ヶ月ぶりの安値を付けた。

これを当時の日本国内ガソリン小売価格に引きなおすと 1リットル 120円前後であったため、
この傾向が続くのであれば、ガソリンスタンドの価格はあと 5~10円下がってもおかしくないかも。


                                           過去 3ヶ月の原油価格動向  (futuresource.com より拝借)

   10014019872.png


ただ米国内は引き続き原油高による後遺症が大きく出ており、1月 3日に発表された昨年
12月のフォード・グループの 旗艦SUVは引き続き販売不振が続き、 Explorerは13,384台と
前年同月比 ▲ 29.5 % 減。 2006年全体でも前年比 ▲ 25 % 強の販売減。

唯一フル・モデル・チェンジとなったナビゲーターとエクスペディションが 10 % 強の販売増、
低燃費の エスケープも 18 % の増を示しているものの、フォード社全体の販売総数は 14 % 減で
あった。  F-シリーズ・トラックも 21 % のマイナスで、立ち直りの
兆しさえ見えずの状態であった。


下記はその主な販売台数ですが、全車種販売額はこちら をご覧ください。

               2006年   2005年     増減       2006年     前年比
                12月     12月                全体       増減

Explorer   13,384    18,996    - 29.5 %    179,229      - 25.3 %
Expedition   10,772      9,585   + 12.4 %      87,203     - 23.6 %
Escape     14,603    12,370   + 18.1 %    157,395      - 4.7 %
Edge        2,201        0      N.A.        2,201       N.A.
F-Series    70,580    89,491    - 21.1 %    796,039     - 11.7 %

Navigator    2,980      2,664   + 11.9 %     23,947     - 7.3 %
MKX        859        0      N.A.        859       N.A.
Mark LT     1,155      1,779   - 35.1 %     12,753     + 24.1 %
Mountaineer  2,488     2,320   + 7.2 %     29,567     - 9.0 % 


Explorer は今後どうなるのか、名前は残れど ついに「トラック型モデル消滅」の
可能性が高まった、エクスプローラーのお話を明日ご紹介します。

 

 
Posted by フラン - 2006.08.21,Mon

ガソリン価格高騰の影響が、フォード社によるトラック生産の大幅削減を余儀なくされることになりました。
削減ブランドの大半は F-150シリーズとのこと。 ちょっと堅い話になりますが、非常に気になるニュースです。

8月 18日 (金)、米国フォード本社はプレス・リリースを発表。 それによると今年第 3 四半期の自動車
生産を 2万台削減し、当初見通しの 67万台から 65万台へと減らす としています。  また第 4四半期には
16.8万台削減、昨年同期比なんと 21 % も 減らすとしています。  これに関しビル・フォード会長は
同社従業員へ対し、「今回の決定は従業員および 部品供給メーカーに大きなインパクトを与えることを
十分承知している。  しかしながら 顧客、ディーラーおよびフォード社自体が将来への正しい選択を
した結果である」と 業務縮小に伴う従業員削減も示唆。

  10009179113.jpg


フォード社の今回の削減計画を元にすると、2006年全体乗用車生産が 113万 4千万台、 トラック生産が
191万 4千台、合計の自動車生産が 304万 8千台となり、昨年と比べ 9 % 落ち込む予定。
削減計画を基にすれば、数ブラントの生産の大幅削減、販売促進費 (値下げ額)がもたらす利益圧縮、
さらに長期間在庫によるディーラーの運転資金コスト削減などの利点が あげられています。
また同計画では、ガソリン価格の高止まりがライト・トラックと SUVの販売を引き続き不振とする要素に働き、
ユーザーの目がハイブリッド車やクロスオーバー車 (CUV) に シフトして行くと見ています。 

マーク・フィールズ北米統括責任者は、「非常に厳しい内容ではあるが重要なことであり、 どのメーカーでも
今後北米の自動車産業を見直す時期に差し掛かっている。  顧客のニーズに合った生産計画に
変更した」とコメント。 今後生産ブランド毎に大きな変更が 加えられることになり、さらに 9月に再度
今後の同社の詳細な営業戦略 (主にホワイト・カラーを 中心としたリストラ策を含む) を公表する
予定となっています。  今年の生産計画は下記のとおり。 

                 2006年生産計画                          2005年実績比            
           乗用車          トラック        合 計         乗用車         トラック        合 計
第 1四半期         316,000       560,000        876,000       + 52,000      - 84,000      - 32,000
第 2四半期         328,000       569,000        897,000       + 34,000      - 42,000       - 8,000
第 3四半期         255,000       395,000        650,000       + 45,000     -123,000      - 78,000
第 4四半期         235,000       390,000        625,000       - 13,000     -155,000     - 168,000
2006年通期  1,134,000   1,914,000    3,048,000  + 118,000   -404,000     -286,000 


** 直ちに操業短縮、生産調整に入る工場

* カナダ・オンタリオ州、セント・トーマス工場 ( クラウン・ビクトリア、マーキュリー・グランド・マーキュス )
* ミシガン州・シカゴ工場                     ( ファイブ・ハンドレッド、フリー・スタイル、マーキュリー・モンテゴ )
* ミシガン州・ウィクソム工場                   ( リンカーン・タウンカー )
* ケンタッキー州・ルイスビル工場          ( フォード・エクスプローラー、マーキュリー・マウンテニア )
* ミシガン州・ワイン・トラック工場              ( フォード・エクスペディション、リンカーン・ナビゲーター )
* ミネソタ州・ツィン・シティズ工場              ( フォード・レンジャー )
* すべての F-シリーズ・トラック工場          ( ミズリー州・カンザスシティ、バージニア州・ノーフォーク、
                                                           ケンタッキー州・ ディアボーンおよびルイスビルの各トラック 4工場 ) 


** 引き続き通常通りもしくは長時間操業を続ける工場
 
* メキシコ・ハーモシロ工場                      ( フォード・フュージョン、マーキュリー・ミラン、リンカーン MKZ )
* ミシガン州・フラット・ロック工場            ( フォード・マスタング )
* ミシガン州・ワイン工場                          ( フォード・フォーカス )
* カナダ・オンタリオ州・オークビル工場   ( フォード・エッジ、リンカーン MKX、フォード・フリースター )
* ミズリー州・カンザス・シティ工場           ( フォード・エスケープ、マーキュリー・マリナー )
* オハイオ州・オハイオ工場              ( フォード・エコノライン )
* ジョージア州・アトランタ工場                    ( フォード・トーラス ) 

追記:
やはり米国自動車産業は、来るべきところまできて、更なるハードルが待ち構えているように思われます。
フォード社が生産削減に入った以上、GM, クライスラー社も追随する可能性が大きく、パイの
取り合いから 自己防御へとその経営戦略を見直す曲がり角の年になりそうな予感。

今後ハイブリッド車開発に多額の設備投資を必要とし、従業員に対する医療保険費削減などまだまだ
問題は山積み。 9月に発表される今後の営業戦略案では、もう一段のシェイプ・アップ計画が発表される
ことでしょう。 GM車のトレイル・ブレーザーの生産中止が噂にあがっていることもあり、遠い将来
エクスプローラーの 名前だけが残り、ぜんぜん別タイプの車になる可能性が無いとは言えなくなって
来たような気がします。 

上記フォード社各工場の生産調整において、元気があるのは「 F 」 から始まるブランド車を作っている
ところばかり。
ただし大きく生産削減される 「 F 」 シリーズ・のトラックを除くが、皮肉なところです。
Posted by フラン - 2005.10.06,Thu


10008505821.jpg


 一昨日発表になった自動車販売台数、メーカー各社とも9月の SUV・トラック販売が極度の
落ち込みとなったこともあり、昨日フォード社は再度の販売促進キャンペーンを発表している。
フォード社による従業員割引価格適用の販売期間は昨日 10月 4日で終了。
ハリケーンと原油価格高止まりの後遺症がまだ残っているため、モデル・チェンジ車投入とは
いえ、
売り上げの急回復が難しいと読んだのか、早速次の一手を打ち出した。

昨日から 2006年 1月 3日までのロング・ラン・キャンペーン。「2006年型エクスペディション
お買い上げの方に 3,000ドル、デザインが一新された 2006年型エクスプローラーには
2,000ドルのキャッシュ・バック。 さらに低金利ローンも準備」 という再度の割引攻勢を発表。
一層の売り上げ回復を狙うとしている。 ただこれらリベートによる販売促進以前に、2006年型
エクスプローラーは 2005年型と比べ
店頭小売価格が 6.8 % 安くなっており、なおかつ燃費も
11パーセント改良されている点である。
全部を含めて考えれば、2005年型の購入費より 10 %以上安く、かつ高性能、高品質の車が
手に入ることになりそうだ。 

エクスプローラーは2000年に 44万5,175台を売り上げたのをピークに、その販売台数は
下落の一途。 
2002年以降、40万台の大台を超えたことは一度も無い。 
またフォード社は F-シリーズトラック購入者に 2,000ドル、2006年型フリー・スタイル
(ワゴン)、
フォーカス、フュージョン、ファイブ・ハンドレッドには 500ドルをキャッシュ・バックする。
さらに自動車ローンを利用する購入者には 36ヶ月間、2.9 %の低金利を適用。 米国内
銀行が大手
企業に貸し出す金利が 6.75 %、住宅ローン金利が 7.0~8.0 %前後である
現在、 2.9 %の金利
適用はただ同然レートである。 

まだまだ付いてくるものがある。 現行 2005年型モデルの購入者にはキャッシュ・バック
もしくは
5年間ゼロ・金利自動車ローン適用の選択が可能とのこと。
まるでジャパ・ネットのようなこの販売攻勢.....。

上記リベートはフォード社が購入者に払い戻す金額であり、車の購入者はさらにディーラーの
割引
販売の恩恵を受けることになる。 特に売れ行き不振と日本車勢との競争激化でディーラーの
ディスカウント幅も大きく、
CNWマーケティング・リサーチ社の調査によると、9月のリベートと
ディーラー割引を合算した
総値引き金額は:-

米 国 内 平 均   3,797ドル (約 43万円)
G  M   社    5,277ドル (約 60万円)
フ ォ ー ド 社    4,509ドル (約 51万円)
米国 トヨタ社    2,507ドル (約 28万円)

と、日本車の倍以上の大バーゲン・セール。大丈夫?って思わず呟いてしまう金額に
なっている。

ところが GM社も負けてはいないようで、やっちゃいました。
来年 1月 3日まで 6年間のゼロ金利自動車ローンを 2005年型モデルのトラックおよび
ミニバンに
適用し、かつ 5,000ドルをキャッシュ・バック。  2006年型 30モデルにディスカウント販売を適用
するそうだ。 
独立戦争の様相を呈して来たようで、 2005年モデル 「大型SUV」 にはなんと
6,000ドルの
キャッシュ・バックを実施するとのこと。 

この優遇金利よりさらに目立つ販売促進キャンペーンを実施しているのが米国三菱
自動車。
「2005年モデルをお買いあげの方には、ガソリン一年分 12,000マイル分
プレゼント」。 これは凄い!
12,000マイルと言うことは、19,000km。  まぁ 1,000ドル強のプレゼントであるが、仮に
日本で
リッター当たり 10km走るとすれば 24万円か...。 ガソリン価格に違いがあるため一概にはかる
ことは出来ないが、これも出血大サービスのサービスと言える。 
ただ 2006年モデルは適用外とのこと。 


ところで本日トヨタ自動車はGM社が持っていた富士重工の株式を買い取ったことを
発表しました。  
その額全株式総数の 8.6 % 。  どこかのファンドのように阪神電鉄の
株式を 3割以上買い占めた
こととその意味合いは全く違いますが、気になるニュースの一つです。

勝手な独り言:  「スバル・レガシィ」か「トヨタ・レガシィ」...
           どちらにしてもあんまり興味が沸きません...。 
           ヒロシです..... 

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