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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2024.04.25,Thu
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Posted by フラン - 2007.10.23,Tue

原油価格が再び急上昇を示し始めています。 例年であれば夏場の行楽シーズンが終わったあと、
原油価格は下落に転じるのですが、今年は9月中旬に横バイ状態が
続いたあと、再び大きく
買い込まれ、先週金曜日 (10/19) には高値 1バレル 90.07ドルと
有史来の最高値を付けて
しまいました。 

その後米国原油在庫は十分確保されているとのニュースで利益確定売りに押され、
本日の米国夜間取引では88ドル前後の取引価格で推移。

10034801206.gif


この原油高の要因として、

1) 多国籍軍によるイラク攻撃の長期化
2) 核兵器開発に伴うイランと米国の緊張
3) 中国・インドなど、新興諸国の著しい景気成長で、石油消費が年々急激に増加
していること。
4)       米国サブ・プライム問題 (低所得者向け住宅ローンの焦げ付き) の拡大により、
欧米各銀行の不良債権が増大し、投資資金が株式・債券市場から原油や金などの
商品市場にシフト。
5)       米国議会がトルコ共和国に対し クルド人虐待存在決議をしたことにより、トルコ政府が
激怒。 緊張の高まりの中、トルコからの独立を目指すクルド武装勢力とトルコ軍
兵士が衝突。 双方で合計 44名死亡、16人が負傷したこと。

などが挙げられますが、 1) ~ 3) の要因はすでにオールド・ファッション化しています。
ところが4) のサブ・プライム問題は、日本におけるバブル経済崩壊後の住専や不良債権処理問題と同じく
長期化が予想され、トルコのクルド民族問題も長引くでしょう。 このような中東の地政学的リスクと投資
資金の避難が 原油価格を押し上げる要因となっており、当面大幅下落は望めそうにありません。


米国ヘッジ・ファンドの中には原油の生産量はピークを超えており、年末までに 1バレル 100ドルに
達するとし ( BP Capital )、更なる上昇を予測する向きもあります。 またモルガン・スタンレー社も原油
価格は明らかに行き過ぎており、急落する可能性が高いとしながらも、地政学リスクの高まり、アジア
新興諸国の需要増、ドル安などで 100ドルに向けて上昇する可能性もまだ残っていると原油価格の
上昇を警告しています。


最近若干円高傾向となっていることで、ある程度の価格上昇は抑えることが出来るとは思いますが、
昨日カイエンに 72リットル、ボクスターに 46リットル入れたハイオク価格は 147円。 これだけで
17,346円が吹っ飛んでしまいました。 仮に今後ハイオク価格が 2割上昇するとすれば 1 リットル
176円となり、2万円を超える出費となります。

                       10034799850.gif


いつの間にかミネラル・ウォーターの価格より高くなってしまった石油価格。 灯油や石油製品価格も
ご多分に漏れず引き上げられることになると思いますので、禁煙でもしょうかなっと考えています、
が….酒とタバコを止めると趣味がなくなるので、2人の子供に与えている携帯電話の料金を現在の
無制限から上限を設定し、子供に泣いてもらおうと画策中。 

せこい親 ~ 。

 


 
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