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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2020.05.26,Tue
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Posted by フラン - 2008.07.23,Wed

 
今年の夏休みを取る時期を、私は少し読み違えたようです。
あと一ヶ月 計画を遅らせていれば、どうやら そのコストを少し押さえることが出来たような兆候が
見え隠れしています。  先週から原油先物価格が、暴落に近い下げを演じ始めました。
 
 
というのは、今年に入り右肩 45度の角度で上昇を続けていた原油価格に、やっと天井感らしき
動きが
見え始めたような雰囲気となっています。  自らが夏季休暇に入った翌日の 7月 15日 (火)、
ニューヨーク商業取引所 (NYMEX) における原油先物価格は、147ドル 31セントの史上最高値を
付けたあと急落。
夏休みをあと一ヶ月遅らせていたら、もう少し安いガソリン価格に巡り合えていたのかもしれません。


 
   20080723_Crude_Oil_Chart.gif
                                          ( 出所: WTRG社 より )
 

現在原油価格が下落を始めているのは いくつかの理由があり、
 
1) 米国住宅金融 2社 (FNMA, FHLMC) の信用不安から、米国政府が救済に乗り出す
   と発表した
ことで安心感が広がり、ドル高が進み 原油価格の売り材料となったこと。
2) バーナンキ米国連銀議長が、米国経済先行き見通しに対してやや悲観的な見通しを表した
   ことで、
景気の落ち込みから来る 将来の原油需要の減少が予想され始めたこと。
3) 同様に OPEC が、今年から来年にかけて世界の原油需要は予想を下回ると発表したこと。
 
    などの重要な売り材料が重なり、私が夏休みに突入した週初 15日 (月) から大きく下落。
原油先物
価格はその日の高値であった 1バレル 147.31ドルから、安値 136.53ドル、引けは
139.37ドルと、
前日比 ▲ 6.41ドルもの急落。 結果 1991年以来、17年振りの大幅な下げとなりました。
 
 
翌 16日 (火) には、ブラジルでストに突入していた原油採掘従業員の復帰と共に、生産量が
回復したことや、
ナイジェリアで武装勢力の攻撃を受けたパイプラインが復旧したニュースで、さらに
▲ 4.05ドル下げ、
15,16日のわずか 2日でなんと 10ドル強の下落。
 
7月17日 (水) は、週末に開催予定のイランと欧州連合会談に米国も参加。 さらに米国はイランに
外交官を駐在させる予定があるとの報で中東の緊張緩和が連想され、引け値は 130.18ドルと
前日比 ▲ 5.14ドルの 3日連続の大幅安。 この日は 129.90ドルの安値を付け、今年6月 6日以来
約 1ヵ月半振りに 1バレル 130ドルの大台を割り込んでいます。
 
 
先週は平行して、米国議会が原油価格の沈静化を狙い、一歩進んだ討議を本格化。 投資ファンドに
よる
投機的な資金が、原油価格を意図的に押し上げているとの議論が出始めていることを原油市場は
警戒。 
新規資金が入りづらい環境になっていることも、下落要因の一つと思われます。


  20080723_Crude_Oil_Chart_01.jpg 
                                               ( 出所: Bloomberg 社 ) 

 
さて昨日 7月 22日 (火) の NIMEX における原油価格引け値は、1バレル 127.95ドル 前日比
▲ 3.95 ドルと今年 6月初旬のレベルまでその取引価格を戻しています。 原油価格はまだ下落
基調が
続いていると思われ、恐らくトリシェ欧州中銀総裁が利上げ発言をし、ドルが急落した
6月 5日の
安値である122.27ドルを下限目標に、しばらく軟調な展開が予測されそうです。
 
 
ではその先、今年後半の原油価格はどうなるのでしょうか。
一つ面白いチャートがあります。 下記グラフは過去約 5年間の原油先物価格 ( 緑線 )
小麦先物価格 ( グレー線 ) の過去の推移を
一緒に表したものですが、小麦価格の推移から
約 60日遅れで原油先物価格がそれに追随する
兆候があります。 


  20080723_Crude_Oil_Chart_02.jpg
                                          ( 出所: Reuters社 )

小麦先物価格は原油先物価格より先に大幅下落を辿ったあと、現在 1ブッシェル 800セントの
支持線でヘッド・
アンド・ショルダーというフォーメーションを形成して小康状態となっています。
このラインを割り込んでいくのであれば、
小麦先物価格は更なる下落トレンドに入る傾向が強いと
考えられます。
 
一方の原油先物価格は、下落トレンドが始まったばかり。 下値を確認するチャートを形成して
いないため、
先行きを予測するには、「 どちらかと言えば暫く下落するかな ? 」  程度の判断しか
出来ないと思われます。
ただ過去のパターンがそのまま当てはまるのであれば、原油先物価格は小麦先物価格に
追随するかのように、 1バレル 90 ~ 100ドル
近辺にまで下がってもおかしくないかも知れません。

 
 
反面これからの原油価格の動向にはには、まだまだいくつかの不透明要因が残されています。 
 
* ナイジェリアの武装勢力の活動に、沈静化が見えないこと。 
* 米国・イラン情勢より、イスラエル・イラン情勢の緊張が解けていないこと。
  イスラエルはイラクの
核施設を、何時でも攻撃できる態勢を取っていると言われています。
* 米国・メキシコにハリケーン襲来の時期を迎え、原油採掘施設の多いメキシコ湾に 今年も
  被害が出る
可能性が残っていること。
* 世界各国が行楽シーズンと猛暑を向かえ、ガソリンおよび電力用の燃料増が増すこと。
 
などがマイナス要因とされ、原油価格の反発材料にいつ使われるか判りません。
 
 
平行して原油価格動向の分析と予測で著名なゴールドマン・サックス社が、 7月 17日に原油価格
動向に
関する最新レポートを公表しましたが、「 米国と日本を筆頭に主要国の在庫積み増しが
進んでいるため、
短期的には原油需要が落ち込み価格下落要因となる。 しかしながら世界全体を
見ると、原油在庫は
低水準であるため、原油価格は当初見通しどおり 149ドルに据え置く 」 と
しています。
 
 
ついこの間まで、何処まで上昇するかわからない原油価格でしたが、ようやく落ち着きを取り戻し
始めた
ようです。 ただ この価格下落が直ぐにガソリン店頭価格に反映するには、まだ少し時間が
かかると思います。 
また最近の円安が、この原油価格下落を相殺しているのも事実です。 
8月のお盆シーズンの時期、少しでも
ガソリン価格の低下が見られることを望みたいですね。
 
 
先週末の 3連休のとき、関東近郊をうろうろしていて気が付いたこと。
やはり群馬、茨城県のガソリン価格は
安いと思います。 レギュラーで 165 ~ 168円のガス・
スタンドが、かなり多いのです。 その中で あるところにあったセルフ・
スタンドは、なんと 163円の
価格標を出していました。 私の場合ハイオクなので、適応外となりましたが、
ハイオク価格は
そこそこの値段で、あまり代わり映えがしなかったような気がします。
 

年内ハイオク価格で 150円くらいになってくれることを願って止まない、今月のカード使用明細書の
到着待ちに怯えている 過剰日焼けの おぢ が、ここでうごめいているようです。


 
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Posted by フラン - 2008.06.25,Wed


日常生活にあまり関係ない話題で恐縮です。


仕事で親しくして頂いているあるお客様と 電話で毎日バカ話をしているのですが、今日 「面白い資料が
手に入ったのであとでメールするね 」と言って頂き、電話を終えました。 しばらくするとその方からの
メールが PDF ファイル添付で到着。 何かと思い開けてみると、スイス 2大銀行の一つである
クレディ・スイス銀行 (Credit Suisse) が 6月 23日に発行した、「欧州自動車メーカー」 をタイトルとした
レポート、「European Autos」と示してあります。

39ページに渡るちょっと読み応えのある資料で、欧州各自動車メーカーの今後の動向予測などが
記してあります。 各社の個別分析にはあまり興味が無く、と言うよりポルシェ社の記事がほとんど
なかったため、ぱらぱらと 斜め読みでページを追っていました。 
こちらの Web で確認出来ます


ところが数カ所 面白いデータが表記されており、ちょっと引用させて頂きます。
Credit Suisse社の 「European Autos」のレポート、その 13ページに載っていた
 「世界各国の 1リットル当たりの店頭販売ガソリン価格比較 」 です。


少し自分で加工させて頂きました。 邦貨換算額は 本日の ドル・円レート 108.00円で再計算しています。
また 1リットル当たりの軽油価格はスペースが足りないため、現地およびドル換算レートを省略し、
邦貨換算価格のみを記載していますので、ご了承下さい。


しかし原油産出国のガソリン価格は、なんと安いのでしょう。 ベネズエラに至ってはほとんど無料に近い
販売価格。  自車に乗るときだけ、ベネズエラに行き、思わず買い占めしたくなるような値段です。
各国の集計データも 2,3ヶ月前の数値となっているため、現環境に近い販売価格でしょう。


「えっ、これがなんの役に立つの ? 」 と突っ込まないで下さいね。
「世界は広い」ということを、ぼんやり見て頂ければと思います。 

国 名

1 L 当たり、
ガソリン価格
現地通貨表示

1 L 当たり、
ガソリン価格
米ドル表示

1 L 当たり、
ガソリン邦貨
換算価格

調査日時

1 L当たり、軽油
米ドル価格

1 L 当たり、軽油
邦貨換算価格

             

イ ラ ン

IRR 980

$ 0.11

11.88 円

2008.04.01

$ 0.11

11.88 円

イ ラ ク

IQD 431

$ 0.36

38.88 円

2008.05.01

$ 0.29

31.32 円

サウジ・アラビア

SAR 0.45

$ 0.12

12.96 円

2008.04.01

$ 0.09

9.72 円

クェート

KWD 0.05

$ 0.24

25.92 円

2008.04.01

$ 0.24

25.92 円

アラブ首長国連邦

AED 1.68

$ 0.46

49.68 円

2008.05.22

$ 0.92

99.36 円

カタール

QAR 0.70

$ 0.19

20.52 円

2008.04.01

$ 0.19

20.52 円

シ リ ア

SYP 25

$ 0.49

52.92 円

2008.05.05

$ 0.49

52.92 円

オマーン

CMR 0.12

$ 0.31

34.56 円

2008.05.07

$ 0.73

78.84 円

ベネズエラ

VEB 68

$ 0.03

3.24 円

2008.04.01

$ 0.02

2.16 円

 

 

 

 

 

 

 

アルゼンチン

ARS 1.73

$ 0.55

59.40 円

2008.04.25

$ 0.61

65.88 円

ブラジル

BRL 2.60

$ 1.57

169.56 円

2008.05.02

$ 1.15

124.20 円

チ  リ

CLP 550

$ 1.17

126.36 円

2008.04.26

$ 1.27

137.16 円

コロンビア

COP 1,482

$ 0.83

89.64 円

2008.05.16

$ 1.00

108.00 円

 

 

 

 

 

 

 

英  国

GDP 1.11

$ 2.19

236.52 円

2008.04.30

$ 2.50

270.00 円

フランス

EUR 1.41

$ 2.21

238.68 円

2008.04.30

$ 2.10

238.68 円

ド イ ツ

EUR 1.40

$ 2.20

237.60 円

2008.04.30

$ 2.25

243.00 円

イタリア

EUR 1.46

$ 2.29

247.32 円

2008.04.30

$ 2.29

247.22 円

スペイン

EUR 1.15

$ 1.80

194.40 円

2008.04.30

$ 1.94

209.52 円

オランダ

EUR 1.62

$ 2.54

274.32 円

2008.04.30

$ 2.24

241.92 円

ロ シ ア

25 p

$ 1.06

114.48 円

2008.05.22

$ 1.02

110.16 円

 

 

 

 

 

 

 

中  国

CNY 4.76

$ 0.69

74.52 円

2008.05.19

$ 0.72

77.76 円

イ ン ド

INR 50.80

$ 1.18

127.44 円

2008.05.19

$ 0.89

96.12 円

インドネシア

IDR 6,000

$0.64

69.12 円

2008.05.19

$ 0.59

63.72 円

マレーシア

MYR 1.92

$ 0.60

64.80 円

2008.05.19

$ 0.49

52.92 円

日  本

159.60円

$ 1.54

166.32 円

2008.05.09

$ 1.34

144.72 円

オーストラリア

AUD 1.64

$ 1.57

169.56 円

2008.04.15

$ 1.50

162.00 円

タ  イ

THB 35.90

$ 1.13

122.04 円

2008.05.07

$ 1.08

116.64 円

 

 

 

 

 

 

 

米  国

US$ 1.00

$ 1.00

108.00 円

2008.05.19

$ 1.25

135.00 円

カ ナ ダ

CAD 1.29

$ 1.31

141.48 円

2008.05.23

$ 1.37

142.56 円

             

        出所: Credit Suisse Research Report : "European Autos", published on 23 June, 2008


産油国の一つであるベネズエラでは、 1リットル当たりのガソリンおよび軽油の店頭価格は 
3円に満たないのにもかかわらず、英国では 230円を遙かに超す価格。 
確か英国って、北海油田を持っていたのではないでしょうか。

石油が出てもその恩恵が反映されない国 (環境対策税の比率が大きいのでしょう)。 片や化石燃料を
豊富に保有しつつ、その恩恵を一般市民に還元をする国。 どちらが良いとは言えませんが、かなりの
格差が見えてきます。

日本では 1リットル 170円台というガソリン価格、「平均価格で良いんじゃない」 と、判断しても
果たして良いのでしょうか。
極力出だしで吹かさない、アクセル・コントロールに努めたいと思います。


次期ジェネレーションの自分の子供たちにも、車の楽しさを味わってもらいたいですからネ !


Posted by フラン - 2008.06.17,Tue
 

まるでバリバリ チューンを施したレース・マシーンのように、原油価格が再度急上昇をし始めて
います。  
ニューヨーク商業取引所 (NYMEX) の限月となる7月 米国産原油価格 (WTI) は、
それまでの高値で
あった、1バレル 139.12 ドル (今年 6月 6日) をあっさりと更新し、昨日は
139.89 ドルと最高値を記録。 
瞬間ながら140ドル台に迫る水準まで買い上げられてしまい
ました。

 
20080617_Oil_000.jpeg


昨日原油価格が大幅上昇となったのは、
* ノルウェー沖の北海油田で火災事故があり、供給が懸念されたこと。 
* 先週末開かれた G-7 財相会合で、ドル安対策を示す共同声明が発表されなかったことの反面、
  欧州中央銀行が金融引き締めに走る公算が強まったことで、再びユーロ高、ドル安警戒感が
  強まったこと。 
  (下記チャートのようにユーロ高 / ドル安と原油価格は、ほぼ同じ動きとなっています様に、
   ドル安 = 原油高がはっきりと読み取れるのではないでしょうか)
                                             などを材料に、大きく反発。 


ただ今月 22日にサウジアラビアで OPEC臨時会合が開催されるため
、その席上増産が決定
されるとの観測があり、引けは 134.61ドルと前週末比 25セント安で
終了しています。

 
20080617_Oil_020.jpg
注)  グリーン線 : 原油価格の推移 ( 2002年 11月 ~ 2008年 5月 )
    ブラック線  : ユーロ対米ドル推移 (上昇するほど、ドル安 / ユーロ高 ) 
 
 

 
ご承知のようにガソリン価格の急騰から、代用エネルギーとしてのエタノールへの需要が急増。
この原料となるとうもろこし価格が急騰し、世界の食料品価格も大きく上昇したことはまだ記憶に
新しいところです。
 
ところが連想ゲームのように世界は再び動き出しており、今度は 「タンポポ」 にその需要が集まり
はじめています。 実はこのタンポポの花や葉っぱが、自動車燃料と家畜飼料に利用が可能と
いうことで注目。 実際米国ホーボーゲン有機農業取引所 (HOAX) でこのタンポポが取引されており、
1ブッシェル 6.76ドル。 先週だけで 21 % 上昇。 今後 10ドルを超え、15ドル前後まで価格が
上昇すると予測する向きも出ています。
 
さらに北米ではトウモロコシから作るエタノールプラントの一部をタンポポ燃料生産に設備変更を
するところが増えてきているそうです。 
日本テレビ系で放送されている番組、「鉄腕ダッシュ」の中で、
てんぷら油で何キロ走ることが
出来るかのコーナーがありますが、既に世界の自動車の一部は
タンポポ油で走っている車も
あるようですね。 ( Bloomberg 記事 参考 )
まさか排気ガスは、綿帽子だったりして…。 (ありえませんが…)
 
 
行楽シーズンを迎え、米国のガソリン平均店頭価格は 1ガロン (約 3.8 L) 4.082ドルと、2週連続
4ドル台が定着。 下がる気配が一向に見えそうもありません。
もう一つ英国国営放送の BBC が、面白い資料を発表しています。 なんと日本のガソリン
店頭価格は、
世界の中でも安い部類に入るようです。
 
下記のグラフは国際エネルギー機構 (IEA) などが発表しているデータから作成されたものですが、
今年 5月の 1リットル当たりのガソリン価格を、英国ポンド換算表示でグラフにしたものです。
各国 5月の価格を用いていますが、日本のみ 4月の価格となっています。 そう暫定法案切れで、
1リットルあたり約 25円値下げになった月の価格ですので、日本のみ条件が違います。 この点だけ
ご注意下さい。


                
20080617_Oil_002.jpeg

 
以外なことに、産油国であるノルウェーのガソリン価格が最も高く、1リットル当たり 1.30ポンド
(約 275円)、その後オランダ、フランスと続き、ポルシェの母国であるドイツが 1.10 ポンド (約 233円)。
暫定法案切れ時の日本のガソリン価格は、1リットル当たり 0.68ポンドで、円換算で 138円。現在
170円前後ですが、それでもドイツより 60円ほど安い価格となっています。  もちろん例外は米国。
高くなったと言えど 1リットル 116円程度ですが、国土が広く日常生活において代替交通手段が
少ないこともあり、ガソリン価格上昇 = 直に家計直撃となっていると思われます。
 
 
さらに BBCはもう一つのニュースを伝えています。 今後原油価格の動向の鍵を握るのは、
中国とのこと。 その中国は遡ること 15年前、国内石油需要が少なかったことと、国内生産で
原油の輸入量はゼロに等しい量でした。 それが今日、米国に次ぐ世界第 2位の原油輸入国と
なっています。  
現在中国国内での自動車総台数は約 300万台。 毎日千台以上が販売されて
おり、市場
予測では 2020年までにその数 1億 4,000万台に達すると見られ、米国の現台数以上の
車が
道路に溢れることになります。
 
最近新たな油田がブラジル沖に見つかった以外、原油の新規産出拡大が見込めない今、
原油
およびガソリン価格が大幅に下がると言うのは、もはや夢物語と言えそうです。
原油価格の先行き見通し分析
で有名な、米国ゴールドマン・サックス証券、5月 6日に発表した
とする見通しに、現実味が出始めたようです。  
また円安に振れていることや、原油価格のピークが
見えていないことを考えると、やはり年内に
日本のガソリン価格は、1リットル 200円台に入るかもしれません。


    20080617_Oil_001.jpeg

 
 
恐らく 10年後にはあまりのガソリン高で、各地の高速道路がガラガラになっているのでは...。
極端な話をして恐縮ですが、皆さんがガソリンを燃料として走る車を使える、最後の世代になる
可能性も無きにしも非ずかもです。 

 
やがて来るガソリン価格の急騰に備え、田舎に帰ってタンポポ栽培に励む人生計画などを、
立ててみようかと思っています。 ひまわりの種も、植物油燃料に使えそうな気が…..。
 
 
2020年代になり ガソリン・スタンドに行くと、店員さんが恐らくこう問いかけてくるでしょう。
 
「菜種にしますか、それともタンポポ ? 」 この質問に対する ドライバー返答は、
「給料日あとだから、今日は奮発して トウモロコシにするワ。 それとハイオク 5L 混ぜておいて ! 」
店員さん、「 ごっつう羽振りの良い お客さんや ! 」 
 
 
 
Posted by フラン - 2008.03.10,Mon

厄介な日々が続いています。 米国マーカンタイル商業取引所に上場されている WTI (ウエスト・
テキサス・インターミディエート)  原油価格が急騰。 
引け値こそ 105.91ドルと前日比 マイナス 32セントで終わりましたが、一時 106.54ドルと 3日連続で
史上高値を更新しています。

米国・イランの緊張などで 昨年秋口から上昇を続けた原油価格は、今年 1月 02日に 99.62ドルの
高値を付けたあと、米国景気後退懸念から反落に転じ、2月 07日には 86.47セントとわずか 1ヶ月の
あいだに 13 % もの下落を見せました。 
しかしながら北米への寒波襲来やチャベス・ベネズエラ大統領がエクソン・モービルへの石油輸出停止
措置を取ったことなどから再び上昇。 2月 27日には ついに 3ケタ台の 100.80ドルへ乗せ、その後
100.00 ドルを挟んで一進一退のあと、週末金曜日には 106.51ドルの史上最高値を付けに行きました。

10052712638.gif


今回原油高が進んだ主な要因として、米国ドル安とインフレ更新の 2つが上げられています。 OPEC
石油産出国の原油輸出代金はイランなどを除き、主に米ドルで決済されていますが、サブ・プライム
問題で信用収縮の進む米国では、米国連銀が更なる大幅金利引き下げ措置を取るのではとの観測が
続いています。 この金利低下観測を背景に、今年に入ってからドルは全面的に安値を更新し続けており、
対ユーロで 1999年のユーロ創設以来連日の安値を記録。 本日は 1ユーロ 1.5385ドル、対円でも
先週金曜日一時 101.45円を付けたあと現在 102.15円となる 8年振りの安値を更新しています。

ドル安に伴うドル資産の目減りが OPEC諸国の原油産出量の増産を阻害し、3月 5日に開催されたOPEC
総会では生産量を据え置いており、 9月の同総会前に開催予定の臨時総会でも恐らく再び据え置かれる
との見通しが濃厚。また米国では原油・食品価格の上昇が影響し、消費者物価 (CPI) は + 4.3 % 、
生産者物価 (PPI) は、年率で + 7.4 % と、1981年以来 27年振りの上昇となり、景気は
スタグフレーション化。 米国内物価上昇に伴い、原油価格がさらに上昇するという悪循環に陥り始めて
います。

景気後退と共に進むインフレ環境の中、先週後半原油価格は連日の高値を更新して行った先週最後の
金曜日、米国大手投資銀行の一つであるゴールドマン・サックス・ロンドンの石油アナリストが、また首筋が
寒くなるレポートを発表しています。


同社レポート によると、「 原油の平均価格は今年 95ドル、 2009年 105ドル、そして2010年 110ドルまで
上昇し、価格レンジの上限は恐らく 135ドルと考えられる。 しかしながら地政学的リスクの高まりと、
非OPEC産油国の原油産出が横ばい状態で増えない中、米国経済が再び回復を見せた場合、
原油価格は 1バレル 150 ~ 200ドルに達する可能性もある」、と述べています。
下グラフは原油産出量推移を示したものですが、2004年下期から世界の原油産出量はほぼ横ばい
推移となっています。

10052713880.gif


なぜ原油価格はこれほどまでに高止まりを示しているのでしょうか。 確かに最近米国株式市場などが
軟調な動きを繰り返しており、「 本来金融市場へ投資するはずであった資金が商品市場へと還流。 
特に原油と穀物先物が集中的に買い込まれている 」 との見方をしばしば目にすることがありますが、
果たしてそれだけが要因となっているのでしょうか。


新興諸国を批判する意識はさらさらありませんが、国際エネルギー機構が 2006年に発表したグラフを
引用させて頂きました。

このグラフは、2006年における各国一人当たりの原油消費量です。 上位 4カ国の 1) サウジアラビア、
2) 米国、3) カナダ (タール・サンドの埋蔵量世界一)、4) オランダ (北海沿岸のガス田は 欧州第 2位) は
いずれも原油もしくは天然ガスの産出国です。 安価な価格、広大な国土や厳しい気候が原油などの
消費増となっているのかもしれません。 またここでは消費量を人口で割るため、中国、インドなどは 
20カ国中下位になってしまいます。 
意外なのは日本の第 7位。 日本における一人当たりの原油消費量は、韓国、台湾より少ないのです。

10052712873.jpg


「 なんだ 中国やインドの石油消費量が急拡大していると言われているけど、まだ下位じゃない ! 」 との
インプレッションがまず沸いてきます。 おっしゃるとおり 14億人の人口を抱える中国、 また11億人の
人口を持つインドからすれば一人あたりの原油消費量は格差があり、まだまだ小さいと言えます。

ただこのチャートの右に、○とバーで色濃く示してあるのが一人当たりの原油消費量が増加した国です。 
特にタイ、中国、サウジアラビアの消費量が急増しており、先進主要国は英国を除き、微増もしくは減少
している国が目立っています。


それでは下記のチャートをご覧下さい。 これも国際エネルギー機構から拝借したものですが、
世界各国が一日あたりに消費する原油と天然ガスの平均増減 」 を、棒グラフにしたものです。

  * ベージュ色の棒グラフが 1990年 ~ 2005年における一日あたり、実際の消費量の増減
  * ピ ン ク 色 の棒グラフが 2005年 ~ 2015年における一日あたり、推測の消費量の増減

10052712807.jpg


お解かりいただけますように、ここで現状は がらりと変わります。原油および天然ガスの一日あたりその国の
平均消費量は、過去 10年間先進主要国の中でマイナスとなっているのがなんと日本のみ。 その他諸国は
増加していることがわかります。 さらにいずれの主要国も過去 10年と比べ、今後 10年のほうが一日
当たりの消費量が減少する見通しとなっています。

ところがエマージング諸国は過去も今後 10年も消費量は増加する一方。 中国を筆頭に、中近東諸国、
インドなどはガソリンの消費が急拡大する見込みです。 特に中国は過去 10年間、一日当たりの消費量が
27万 6,000バレルであったものが、今後 10年間には 41万バレルへと大きく伸びると予測されています。

日本でカローラが爆発に売れた昭和 40年代に似たモータリゼーションが今中国およびインドで始まりつつ
あります。 かたや日本を中心に先進主要国においては工場設備、自動車や電化製品などの省エネ化
などで、年々原油の消費量は減少すると見られています。

ただ いかんせん上記新興諸国は人口の絶対数に極端な開きがあり、世界全体における原油の消費量は
増加の一途となるのは間違いないようです。


昨日ボクスターの給油をしにガス・スタンドに立ち寄ったところ、1L 158円。 これが会員カードで 1L 
154円になるのですが、満タンで46.70 L のハイオクがタンクに入り、総額 7,191円でした。

2,3年後 1バレル 200ドルになっていたらいったいどうなるのでしょう。 原油価格は現在約 105ドル。
これが倍の価格になるということですからガス・スタンドの小売価格も倍になり 1L 約300円。 なっなんと、
支払い総額は軽く大台を超え 1万 4,000円台に達してしまいます。
気軽にカイエンに乗るには、ちと厳しい環境かも知れません。

ただ昨日の給油領収書には支払金額 7,191円のうち、2,500円強に及ぶ道路特定財源税が自動的に
徴収されていることが明示されています。 

どう使われているか、お解りですよネ !

Posted by フラン - 2007.11.30,Fri

すでにニュースなどでご承知の方も多いかと思いますが、ガソリン・灯油の小売価格が明日 12月から
大きく値上げされます。 石油大手 3社はガソリン・軽油・灯油価格を
それぞれ一リットル当たり約 7円
引き上げるため、国内レギュラー・ガソリンの平均
価格は、現在の 150.1円から 157円前後へとなり、
今後も価格引き上げが続く気配が
色濃いかも知れません。

 

10月 23日のブログに米国マーカンタイル商品取引所における原油先物価格のチャートを載せ
ましたが、そのときとほぼ同じように昨日(11/29) の引け値は 1バレル
91.01ドルと高止まり
したままです。 11月 21日、原油先物価格は高値 99.29ドルを
付け (時間外取引)、100ドルに迫る
勢いとなっていた頃から比べるとやや落ち着いて
いるものの、それでも 90ドル台。 世界的に原油の
需要ひっ迫が続いているため、
いつ 100ドルを付けに行ってもおかしくない環境からの脱却は、
まだ出来ていないようです。


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本日の日経新聞にちょっと気になる記事が出ていました。

2005年時点における 世界で生産出来る石油は 未発見部も含め枯渇するまでの
現時点での推定
年数は あと 68年分しかなく、石油生産拡大が加速し前回調査である
2000年の時点の 79年間より 
11年短縮も短縮してしまったとのこと。
ただ天然ガスの生産可能年数は 98年と、石油生産より長くなっています。

今後恐らく水素ガスや太陽光などの代替エネルギーの開発が進み、原油依存からの
逃避もより
進むと考えられる反面、インドや中国などの新興国の発展と共に、自動車
産業を筆頭とする石油
需要の伸びが、それを上回る可能性のほうが大きいと考え
られます。

 

地球の一生を考えると 68年という年限は、いかに短い期間なのでしょうか。 

近い将来石油は政府統制商品となり、その小売価格は異常なほど上昇し、かついくら必要としても
配給制度が設定され、月に何回かしか買うことが出来なくなる
かもしれません。 プリウスやまもなく
発売になるカイエンなどのハイブリッド車が主流になるか、
タクシーのように天然ガスを燃料とした
クルマ。 あるいはマツダやBMWなどが
試作中の水素燃料エンジン搭載車が意外と早い時期に
実用化されるかも
しれませんね。

 

このようなクルマが世界で一般的になるまで、我々クルマ・ユーザーはガソリン価格の度重なる
上昇を、甘んじて受け入れなければならない時代を生きていく
ことになりそうです。 1L 300円に
なるまでは、素直に受け入れましょうか。


一方相次ぐガソリン価格の高騰で、少しでも安いガソリンを求めてセルフ・ガス・
スタンドの利用者が
急増。 JAFによるとその結果で、 軽自動車だから軽油を
給油したとか、安かったので軽油を選択した
など、信じられないトラブルが起きて
いるようです。 まさに世の中、波乱万丈をより経験できる
時間帯に突入したかも。


色々楽しめる時間が見つかるよう、今を映し出す時間軸を楽しみましょうね。

 

皆様方には良い週末を !

 



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