ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。 ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
Posted by フラン - 2008.03.03,Mon
最近世界各国、特に欧州諸国で CO2削減問題が急速に広まり、ついにポルシェ社も早ければ来年、
もしくは 2010年までにカイエンにジーゼル・エンジン搭載車の導入を 決定したと一部メディアが
報じています。
現在のところポルシェ社はジーゼル・エンジンの技術がないため、恐らくアウディ社の V6エンジンの供給を
受けると見られており、その後 V8, V10, V12エンジン搭載車も考慮中のようですが、車重が増すため
導入に至るには困難であるようです。
アウディ社は出力 300馬力を超える 3.2 L V6 ツイン・ターボチャージ・ジーゼル・エンジンを現在開発中で、
カイエン搭載にジャスト・フィットの第一候補といわれています。
カイエン、パナメーラのハイブリッド・エンジンに平行し、ジーゼル・エンジン採用も視野に入ってきた
ポルシェ社、もちろん環境に配慮した車を作ろうと模索している最中なのですが、実は 1ヶ月程前から
下記のようなとんでもない問題がのしかかっていたのです。
場所は英国・ロンドン、現在ロンドンの市内中心部に車で入るには、コンジェスチョン・チャージ
(Congestion Charge) という渋滞税を支払わなければならず、リビングストン・ロンドン市長は現行
一台あたりの渋滞税を改正し、二酸化炭素をより多く出す車に より高い渋滞税を課すことに変更。
今年 10月 27日から、1キロメートル当たり 120グラムの二酸化炭素を排出する車に対しては無税
措置となるのですが、225グラムを越える車の渋滞税は通常の 8ポンド ( 約 1,640円 ) から一挙に
25ポンド ( 約 5,100円 ) への引き上げが決定。
これに対してポルシェ社は、「市長がこのような政策を用いるのは暴挙であり違法である」 との声明を発表。
「 法的措置も辞さない 」 としていますが、ロンドン当局は「正々堂々と受けて立つ」とし、両者対立の溝は
全く埋まっていません。
現在ポルシェ社は 46モデルを販売。 ただ 225グラム以下の二酸化炭素排出する車はボクスター
およびケイマンの 2.7 L モデルしかなく、911と カイエンはロンドン規定の 1.5 倍前後。
ジーゼル搭載車でも達成は難しいと思われますが、これも環境対策の第一歩でしょうね。
ポルシェ社はロンドン市の規制に対抗し、条例の改正、廃止、もしくは延期を求める予定では
あるものの、敗訴した場合 ボクスターとケイマンのみが走り回るロンドン中心部となりそうです。
いやアメ車も難しいでしょうね。 市を挙げて、「プリウスとローバー・ミニに乗ろう」 のキャンペーン
かもしれません。
一ヶ月渋滞税支払いだけで 10万円を越すこのコスト、これに中心部の駐車料金、および日本より
高いガソリン代を加えると....恐ろしすぎるかも....
ガソリン税が廃止されるかもしれない日本が、なぜか良く見えてくるようです。
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