年末帰省準備で給油のために近くの GSに出向きました。「レギュラー満タン」とアルバイトのような
店員さんに鍵を渡ししばらく待っていると車後方より 「 バリバリ 」 っと低い音。 いやな予感がし、
その音のしたところまで行ってみると、アルバイト風の兄ちゃん、案の定ガス・キャップの施錠を
したままで力任せにキャップを開いてしまったようで、最初に想像していた通り 「 おじゃん 」 に
なってしまいました。
帰省前で急いでいたこともあり、直ちにディーラーに電話し、新しいキャップを注文。 物入りの時期に
またうん万円を越す出費は痛いと思いつつ、翌日取りに行ってみると これがなんと 5,050円也。
鍵が 2つ付いて立派な製品なのに、結構安いではあ~りませんか。
因みに型番号 (YL2Z9030AA キャップ ASSY フェール・タンク)で、税込み価格は 5,302円。
意外な値段に思わずもう一つ注文したくなりました。
そういや 97に乗っているときにもフェンダーをこすられて取り替えたことがありますが、工賃込みで
確か 17,000円前後だった気がします。車は生活にかかせないものとする米国なりゃこそ、こういう
必需品価格は日本と比べはるかに安いのかもしれませんね。
でもEXのオプション用アクセサリー価格は何故にあんなに高いのでしょうか。
さて話は大きく変わりますが、原油価格がまた上昇し始めています。年明け1月 3日に 1バレル
42.25ドルをつけた後、昨日は 48.38ドルと、この半月で 12.5 % 以上反発。 暖冬であった米国に
再び寒波が襲来していることや、今年の中国の石油消費量が 5.0 % 程度増えるなどの予測が
あること。また昨年以来 OPECが減産に入っていることや 1月にイラク議会選挙があることなどが
主要因となっており、40ドルを下限にこの手前で反発すること3回。 日本のガソリン価格も円高が
石油価格の上昇を抑えてくれるものの限定的。当面2ケタ台 (90円台) に落ちそうもない様子です。
それ以上に現実を知ると怒りたくなるのが上記グラフ (全国石油協会 Web ページより拝借) の
ように 1リットルのガソリン価格に占める税金は驚くことなかれ、小売価格の 58 %となっているでは
ありませんか。 1リットル115円とすれば、66.7円を税金でもって行かれ、70リットルを入れれば
総額約 4,700円がなんと税金 ! 道路補修などに使われていると言われて入るものの、我々の
支払っている税金は本当に全額公共設備などに使われているのか疑ってみたくもなります。
ただ各国の 1リットル当たりの石油小売価格を円価に直してみると、下記のようになります。
(出所: 国際エネルギー機関 昨年10月末価格、円対ドルレートは昨年 10月末の 105.81円)
ついでに各国の購買力平価でよく使われるビッグ・マックの価格 (Economist誌 2005年 1月 18日号)
も付けちゃいましょう。
ガソリン価格 Big-Mac価格
米 国: 55.86円 317.43円 (3.00ドル)
英 国: 158.18円 381.97円 (3.61ドル)
ド イ ツ: 156.91円 独・仏・伊はユーロ圏
フランス: 145.48円 での平均価格で ↓
イタリア: 153.53円 396.78円 (3.75ドル)
日 本: 120.72円 262.00円 (本日の価格)
米国の 55.86円は別格としても、日本のガソリン価格とビック・マック価格は意外と安いのでは。
しかも産油国から一番遠い国であり、狂牛病問題で米国からの牛肉が止まっている日本。 この
2品目の価格からすれば、かなり生活しやすい国とも言えますね。 ちなみに英国はガソリン価格の
80 % が税金だそうです。
ガソリン価格の安いところ (県別) を探すなら 、
埼玉は相対的に安いらしい。
またガソリン価格の裏事情を見るなら、ここが面白い 。
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また ”あほ” なことをやってしもうた。
愛車の正規部品やガソリン価格はそれほど高くないと思いつつ、浮いたと仮定したお金でつい
「 ロト6 」 を買ってしまった私のガス・キャップの価格は、いつの間にか国産部品の値段よりも
遙かに高くなっておりました。
2億円当たれば、もう一個ガス・キャップを買おっ !
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