昨年までカイエン S と平行して乗っていた フォード・エクスプローラー 2006年モデル。
いつのまにかボクスター S へと変わってしまいましたが、旧知のお友達も多く、ここにご訪問を頂いている
こともあり、少しエクスプローラーのニュースをアップさせて頂きます。
ついに発表になりました、下記写真が次期エクスプローラーの基本デザインとなりそうです。
参考記事は こちら 、昨日 2008年 1月 6日に配信されたニュースです。 来週から米国デトロイト・ モーター・
ショーが開催されますが、この席上フォード社は次期エクスプローラーのコンセプト・モデルを発表します。
ただ未だコンセプト・モデルであるため必ずこのデザインで販売されるわけではありませんが、過去の経緯を
振り返ってみると、フォード社ブランドの各モデルはコンセプト・カーにほぼ近いデザインで販売されていた
こともあり、次期エクスプローラーも近似値のデザインで販売される確率が非常に高いと言っても過言では
ないと思われます。
次期エクスプローラーの主要テーマは、
「 ボディ・オン・フレームとの決別。 より低燃費モデルへと変身 」 となっています。
それではどのように変更されるのか、フォード社によるプレス・リリースでは、次のように説明されています。
* 現在販売されている現行の 3.5L と 4.6 L エンジンの廃止。 新たに開発する 3.5L V6 と 2.0L 4気筒
搭載エンジンへと変更。 ただ現行モデルより馬力アップを計画してるため、GTDI - ( Gasoline
Turbocharged Direct Injection units ) ガソリン・ターボチャージ・エンジンを搭載する予定。
これにより燃費は現行モデルより 20 % ~ 30 % 燃費改善。
* 現在のボディ・オン・フレームから、ユニ・ボディ形状へとフレームを変更。
* 6速ギア・ボックスの搭載。 さらに天候に合わせた自動ギア選択装置の搭載。 また EPAS -
( Fuel-dsving Power Assisted Steering 燃費向上電子出力ステアリング ) も設置。
* 軽量部品などの採用により、車重を現行モデルより 150ポンド ( 約 68 kg ) の軽量化。
などなど、新規装備などの採用で、約 15年続いていたエクスプローラーの基本コンセプトである SUV タイプに
別れを告げ、 CUV形式で生まれ変わろうとしています。
恐らく 2010年までに次期エクスプローラーのデザインと新たな性能が発表されると思いますが、これら
コンセプト・カーの写真を見ていると、「 一つの世代が終わったなぁ 」 と、しみじみ感じ取ることが出来るようです。
デザインの好き嫌いは抜きにして、近い将来 新モデル・エクスプローラーに高速道路で出会えることを
楽しみに待ちたいと思います。
1990年から継承され続けてきたトラック・タイプのボディ構造を持つ Explorer が、
昨年 12月 16日にブルムバーグ社が配信した記事 ( 参考記事 ) によると、昨年 11月に
フォード社従業員及び退職関係者内で、次期 Explorerに関するプレゼンテーションが開かれ、
1990年から続いた Explorer の箱型形状であるトラック・ベースのプラットホームを止め、
乗用車形状プラットホームにそのデザインの変更を計画中と発表されている。
これまでフォード社でF-シリーズ・トラックに次いで販売台数を誇った Explorerであったが、
昨年一年間の販売台数は前年比 25 % 減。 イラクに次ぎイランにも問題を抱えていることで
原油価格が急速に下落する兆しも少なく、さらにファィアーストーン製タイヤ破裂事故でいくつもの
訴訟を抱え、イメージ・ダウンとなったことも要因。 このまま凋落を示す Explorerに対しフォード社も
ようやく重い腰を上げようとしているようだ。
同社はすでにスウェーデンに於いてボルボ社との子会社で、Volvo XC90のフレームを使用した
新デザイン・モデルを開発中とのこと。 さらに驚く点は、より軽く、よりコンパクト化を目指し、
新プラットホームはエスケープ、フリースタイル、およびファイブハンドレッドと共有される予定
とのこと。 どうやら見た目 SUV、ドライブ感覚は乗用車というクロス・オーバー・タイプに
そのデザインは大きく変更される可能性が高い。
この計画はより燃費向上を求めているユーザーに対する Explorer そのものの方向転換と、
プラットホームを共有化することでコスト・カットを狙ったものだと言える。
ファッション化し、大衆迎合に向かなくなってきているのも大きな理由の一つでもありそうだ。
一方エクスペディションは今なおボートやトレーラー・ハウス牽引のニーズがあるカスタマーが
多いため、車両フレームの変更は当面しない予定。
2000年、Explorerの販売台数は 445,157台というとてつもない記録を達成し 35億ドルの純利益を
フォード社にもたらした。 邦貨換算で約 4,150億円の利益である。 また当時 フォード社における
5年間の総累積利益は 240億ドル ( 約2兆 8,000億円 ) に達したが、直近 1.25年は逆に赤字が
76億ドル強と大きく膨らんでいる。
達し、今では Explorerそのものが同社の将来に対し足を引っ張る存在となっている。
また日本名ブランドを含む米国内メーカーが昨年 Explorer と同様の SUV 総販売台数は 122万台。
それが今年の見積もりでは 100万台に減り、さらに5年以内に 50 % 減少するとみられている。
昨年 12月から新しく売りに出されたエッジはマツダ 6 のプラットホームと共有しているが、これを
そのまま Explorerに使用せずに Escapeと共有する計画から考えると、現行の Explorerより
一回り小さいサイズになる可能性が高そうだ。
昨年12月から新発売となった Edge は好調な滑り出しだという。 これに近いデザインになるので
あれば、すでに非常に売れているマツダ CX-7, あるいは今月から発売予定の 3.5Lのエンジンを
積んだ一回り大きい CX-8に似たような形になるのであろうか。
「さっ、Explorer に乗って繁華街に行こう !」 になるかも.......。
久方ぶりにまったりとした土曜日、終日家でごろごろ。
システム変更が面倒で暫くほったらかしにしていた ISDN回線、 LANで家中のみんなが PCを各自
使っているとめちゃくちゃ遅く、息子の猛抗議が続いて早 2年。 とうとうその圧力に屈し金曜日に
光回線に変えたら、もうサクサク状態。 会社で慣れているものの自宅でこれを経験すると
めっちゃ楽しく、一日中ウェッブで遊んでいました。 ルーターもポートが 4箇所あるので、ヨメも
自分のパソコンで一日中きゃあきゃあ言ってました。
夕方からはテレビ三昧。 フィギァ・スケートロシア大会を見ていたのですが、画面直ぐ前でハアハア
言いながら見ているお気に入りの 「安藤 美姫」選手は 2位で地団駄。 「浅田 真央」 選手も
良いのですが、やっぱりミキティの応援に思わず力が入ってしまいます。
「村主章枝」選手の 「 村主 」 は、「 すぐ・り 」 とカナを振るのか、はたまた 「 す・ぐり 」 とカナを
ふった方が良いのか、悩み始めると寝付くことが出来ず、またこうしてパチパチキー・ボードを
打っているという不埒さ。
+++++++
さて、来年 (2008年モデル) はほとんど変化のない Explorer、その次どうなるのと思いながら
ネット・サーフィンしていると、見つかりました。
唯一Explorer の右ハンドル車が作られていたセントルイス・ハーゼルウッド工場は今年 3月に閉鎖され、
回復してきたものの、今年の原油高高騰で、 SUVの売れ行きは惨憺たる状態。 来年 1月と春先に、
ルイスビル工場も一時的製造中止のための操業停止が予定されているそうです。
否定できないと述べていますが、 11月末に 「次期 Explorerはこれまでの形ではなくよりスポーティな
デザインとし、オン・ロードを重視したモデルとしたい」と発表し、かつ「ボディ・オン・フレームではなく、
カー・プラットホームを車台にする」と答えています。
それを前に 12月01~ 10日に開催されたロサンゼルス・オート・ショーで久方ぶりにExplorer の
ネクスト・ジェネレーション・モデルの出展がありました。
ガソリンでなく、その燃料は水素 + バッテリー。 トヨタ・ハリァーの水素燃料使用と考えて良いと
思うのですが、すでにテスト走行に入り 6人乗り。 衝突時安全のため床下中央近辺に水素ボンベを
配置し、バッテリーとの駆動で現在は約 300km走行可能だそうですが、政府により大型タンクの
搭載が許可されれば、350マイル (約 560 km ) 走行可能とのことですので、東京 ~大阪 給水素無し
走行可能ということでしょうか。
ガソリンよりも燃費効率が良く、なおかつ電気モーターを 2機搭載するということですので、
ガス欠、いや水素ガス欠のために、岩谷の卓上ガスコンロ用ボンベを山ほど車に持ち込んだりして..。
昨日 7月の米国自動車販売台数が発表になりました。 値上がり続けるガソリン価格は1ガロン あたり
3ドルに達し、 ( 1リットル約 91円なので日本と比べればまだまだ安いですが、一日の走行距離が
圧倒的に多いため、月あたりのガソリン代が10万円を越すファミリーも多い)、ますます大型車
購入離れが加速しています。
下の数値を見てください。 米ビッグ 3の7月の中・大型 SUV販売実績です。 いずれも心配を通り越し、
悲惨な状況にまで陥っています。
* フォード社 2006年 7月 2005年7月 増減
エスケープ 12,170 18,245 ▲ 33.3 %
エクスプローラー 15,851 32,088 ▲ 50.6 %
エクスペディション 6,705 15,733 ▲ 57.4 %
エクスカージョン 0 2,413 ▲100.0 %
F-シリーズ 68,982 126,905 ▲ 45.6 %
マウンテニア 2,968 4,572 ▲ 56.1 %
ナビゲーター 1,424 2,894 ▲ 50.8 %
* G M 社
全エスカレード 8,191 8,455 ▲ 3.1 %
* D・クライスラー社
各社ともひどい状況で乗用車とトラックを合わせた販売台数は、GMが ▲ 22.2 %、
フォード が 24万 1,339台の ▲ 34 %、クライスラーは ▲37 %と大幅減。
逆にトヨタは 24万 1,826台の + 12 %の販売を記録し、フォードを抜いて 2位に躍進しています。
ちなみにホンダは + 6.0 % と好調だったものの、ニッサンは ▲ 20 % となり、日本車も明暗が
はっきりと分かれ始めたようです。
とくにフォードの販売不振は大きい。 昨年 7月に従業員用販売価格で攻勢を仕掛けた反動が
今年出たと思われますが、主力商品である F-シリーズが、46 % の大幅減。 今秋ニューモデルが
発売されるエクスペディションの▲ 57.4 % 減、ナビゲーターの▲ 50.8 % 減は仕方がないとしても、
昨年新顔になったエクスプローラーまでもが ▲ 50.6 % と昨年同月比で半分以下の落ち込みとは、
かなりの重症といえるでしょう。
GM社もしかり、トラック関係は軒並み大幅減に見舞われており、まだ正式発表とはなっていない
ものの、2010年までにトレイル・ブレィザーの販売を終了、2009年に新ハマー H4を新たに投入し、
中型領域のトラック販売のてこ入れを計画中とのこと。
さらに現在 7車種の クロスオーバー車を製造している同社はこれを 14車種に増やし、SUV車
以上に 力を入れるそうです。 トレイルブレィザーは 2004年に 46万台の販売を記録しましたが、
今年は 25万台と約半分の販売 台数にしか達しないと見られています。
さて 8月からガソリン価格も上がり 1リットル 140円台に入ってきました。 肝機能が低下し、
外で飲むことを極力控えるようにしたためまだ耐えられますが、1リットル 300円くらいになった場合、
次はタバコをやめますか ! (笑)
ところでハマー H4って、H3よりより小さいのですよね。
ひょっとしてスズキ・ジムニーくらい ? そんなこと ね~わね。
一年前まで 2003年型のエクスプローラー・センテニアル、いわゆる第 3世代型に乗っていましたが、
今度の 2006型はマイナーチェンジどころか、フル・チェンジに近い改良がなされています。
この変更がなされた箇所を今後一週間に 1, 2回程度ご紹介させて頂きたいと思います。
小さいことですが、まず私が一番ショックを受けた点から。 これまで付いていて当たり前と思い
意識も しなかった車内灰皿が…………無い……。
昔はじめて車を買ったときから現在の車まで、汚れるのがいやで車内の灰皿は使わずガソリン
チケットや高速道路回数券などの収納のために付属灰皿を使い、アクセサリー用品売り場で
売って いる別途購入した灰皿をタバコ専用にしていたのですが、2006型を保有したあと ふと気づき、
付いていないと分かった 時には一瞬愕然。
さすが禁煙君主国の米国製車だと改めて納得。 (カイエンにはちゃ~んと付いています。)
映画館の禁煙から始まり、航空機、レストラン、今では全面禁煙のホテルまで現れる始末。
日本では今度新幹線も禁煙になるそうで、ますます車で帰省する機会が増えそうです。
愛煙家 にも少し逃げ場を残してほしいのですが、会社の入っているビル内も全面禁煙。
20数階から いちいちエレベーターに乗って玄関前の灰皿へ行く毎日。
喫煙場所は屋外にあるので夏は暑いし冬は寒い。(当たり前のことをいちいち説明すんな~。)
喫煙することで風邪を引くきっかけとなったことが、何度あったことでしょう。 (ぼやきの 3重苦 笑)
話がそれました。 それでは 2006年型エクスプローラーではどのように愛煙家に対処しているのか。
コークの缶 2/3 位の大きさのマグカップ式灰皿がついており、それが丁度ドリンク・ホルダーに
ぴったりと はまります。 ディーラー・オプションで買えるソーラー・ライト付きアシュトレーよりも
一回り太く、ラバーが 周りについているためしっかりと固定され安全。
(オプション灰皿は細いこともあり、ぐらぐらして危ない。)
ただ難点がひとつ。 運転席側から見るとシフト・レバーの向こうにあるため、車の混雑時は
灰皿位置の 狙いが定まらず灰が散乱したり、たまにシフト・レバーに触れた火のついた灰が
飛んできたりで、 カーペットを焦がす恐れがあります。 これはちょっといただけないので、
ただいまドアガラス隙間に付ける 簡易灰皿購入を検討中。
内装が黒色なので目立ちませんが、よく見るとすでに小さな焦げ穴が 2つほど…。
カップホルダーがシフト・レバーに二つ、中央アーム・レスト後方に二つ、計 4箇所となったことや
ダッシュ・ボード上のくぼみ小物置きはすごく便利です。
ただ相変わらずの収納スペースの少なさに やや物足りない感を覚えます。
さっ、この送信ボタンを押したら、また一服だ ! 今日も元気だタバコが まいウ~っ。
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