ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。 ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
Posted by フラン - 2008.03.14,Fri
本日ちょっとした珍事が、朝の通勤時間帯にありました。
毎日の通勤に 6時過ぎの地下鉄を利用しているのですが、車内の三分の一程度の人は
お名前や住所は知る術はないものの いつもの顔なじみ。 ネクタイ派、カジュアル派、
そして朝の市場に買い出しにでかける篭を手に持つおじさんなど、千差万別のごった煮
社会がそこに広がっています。
どこの路線でもあるのでしょうがワタシの利用する時間の路線にも、一人の名物おぢさんが
乗り換え接続駅である 途中の駅から乗り込んできます。 そのおぢさん 年の頃 55歳手前
くらいでしょうか。 身長 165センチ前後。 小降りながらもややメタボ・タイプ。 ネクタイを
結んだ ごく普通のサラリーマンで、何もしなければ完全に車内の光景に埋没してしまう風貌の
方です。 ( 人のことは言えませんが.... )
では何処が名物かというと、この方 車内に乗り込んで来るや否や鉄棒体操をすることが
日課となっているのです。
まず つり革を二つ握り、上下屈伸。 たまに十字懸垂。 そのあとつり革が付けてあるもう一段
高いところのバーに捕まりぶら下がり。 この一連の行動がほとんど狂いなく毎日繰り広げられるため、
いつも同じ車両を同じ時間に利用する人にとって、見ないと寂しい 名物光景となっています。
ところが本日ちょっとした悲劇が起こったのです。
ある駅に着くと このおぢさんが颯爽と乗り込み、いつものようなパフォーマンスが繰り広げられます。
車内に乗っている人は既に分かり切っている方が多いため 新聞や本を読みながら、また携帯
メールを打つふりをして その一連の流れるような動きを横目で見ていました。
ワタシも one of them で、「 今日も頑張ってらっしゃいますね 」 という言葉を無言で発しながら
横目でちらり。 ただこの時点で、もう新聞記事の内容は頭に入りません。
今日もそのスムーズな運動の流れに感嘆。 「 十字懸垂はいつもより 3秒くらい長いぞ ! 」
などの思いを張り巡らせながら、もはやワタシの心と目は 一観客。
「 さて次はもう一段高い鉄棒のぶら下がりだ 」 と、そのおぢさんの動きを先回りし、「 同じ映画を
百回以上見ているから、次の展開はもうお見通し 」 の期待感を込め眺めていました。
ここでなんと悲劇が発生。 電車は思わぬ赤信号で急ブレーキ。 座っている私の身体も
傾くくらいの停止状態でしたので、どの程度の摩擦係数だったかご想像できると思います。
その時ぶら下がり状態だったおぢさん、なんと車両連結付近まで 2メートルほど飛んでしまい、
顔から着地されました。 車内観客、「 痛そうなのでは 」 との気持ちは皆同じ。 全員の目が
そのおぢさんに集中しました。
床に倒れお尻上げて反対側を向きうずくまってしまったまま。 暫く動きがなかったため
ワタシも含め数人が駆け寄り声をかけた瞬間、その方 すっと立ち上がりグリコのポーズ。
皆 唖然でそのあと声も出ず。
途中でいつもの駅で降車されましたが、おでこが赤くなっていましたので その後の経過が
気になります。 大丈夫だったのでしょうか....。
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