↑ 写真は NBC Sandiego社記事 (2005.01.28) からお借りしました。
昨日米フォード社は 2000と 2001年モデルの自社製造 4車種 79万 2,000台を、クルーズ・
コントロール・スィッチの不都合で火災が起こる可能性があるとしてリコールすると公式発表を
しました。
車種は 2000年モデルの
* F-150sトラック
* エクスペディション、
* リンカーン・ナビゲーター
および2001年モデルの
* F-シリーズ・スーパー・クリュー・ピックアップの一部 (2000年 8月 7日から製造のもの)
となっています。
同社はまず2月から郵送にてこれを通知する予定ですが、現在交換部品が少なく、全ての供給が
整ってから整備に入る予定。 それまでは対象車のスイッチ遮断措置をとるようです。
同社にはスイッチ不良による 63件の発火と 1件の負傷がすでに報告されている様子。 また全米
ハイウェイ安全局は 昨年11月から対象車への調査を開始。駐車時やエンジンを切った後に火災が
発生した事例を 36件ユーザーから受け取っている模様で、コンピュータもしくは時計接続のコードの
加熱の説もあるようです。
特に厄介なのは走行中でなく、エンジンを切った後に火災が起こっているのでその発見が遅れ、
一部ガレージの屋根を焦がしたクレームも上がっているという。 ただフォード社はまだ最終の
結論を出していないのですが、とりあえず同社の公式ステートメント です。
F-シリーズ ピックアップは2000年に米国内で最も売れた車であり、当時87万 6,716台のトラック、
21万 3,483台のエクスペディション、3万 7,923台のナビゲーターが販売されています。
エクスプローラーが含まれていなくて何よりでした。
何もないことに越したことはありませんが、でもたまには駐車中の自分の車を見てあげましょうね。
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