大手マス・メディアではまだ取り上げら れていませんが、今年一月に話題となり発火の要因を
招くとされたクルーズ・コントロール部品不良のリコール。 ひよっとすると拡大し、エクスプローラーも
含まれる可能性も出てきたようです。
下記 2社の記事によれば、今年 1月エクスペディション、F-150トラック、およびナビゲーターなど、
2000年型モデルを中心に(1995 - 2002 年型) 約 75万台に対しフォード社はクルーズ・コントロール
部品の不良により発火を誘発する可能性があるためリコールを宣言。 その後3月に、全米ハイウェイ
安全局(NHTSA)は370万台の SUVおよびトラックにも同様の不都合の調査を開始。
さらにフォード社は多岐年式にのぼるエクスプローラー、エスケープを含む同社多車種、総数600万台
以上にも同一の部品が使用されていることを認めています。
上記エクスペディションなどの 2000年モデル以外では、幸いにも発火事故はまだ起きておらず、
またフォード社も現在のところ追加リコールには否定的な見解とのこと。 このクルーズ・コントロールの
不都合、やっかいなのは走行中に起こるのではなく、走行後駐車して暫く経ってから発火する場合が
大半のため、事故確認が遅れるという問題をはらんでいます。
全ての車がこの不都合を背負っているということはありませんが、EXにも同一部品が使われて
いるというなら、決して気持ちがいいものではありませんね。 ドライブに行った深夜に、わざわざ
自分の車が大丈夫か見に行く人はいないとは思いますが、ちょっと気になるニュースです。
なお同部品不都合による発火関連ニュースは、このブログ 1月29日 (土)、および 2月 27日 (木) の
記事をご参照下さい。
下記はリコールの可能性を報じたニュースです。
(1) WIStv.com社から 、 (dated on April 27)
(2) NBC-2.com社から 、(dated on April 27)
また上記写真は antony-anderson.com社より、エクスペディションに使用されているクルーズ・
コントロール用 Cruise Brake Pressure Deactivation スイッチです。
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