ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。 ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
Posted by フラン - 2008.06.22,Sun
土・日とも雨の関東地方。 ただ厚い雲が時折薄くなり、今日の行動半径を作ってくれます。
日曜日 夜から激しく降っていた雨が早朝に小降りになり、そして止んでしまいました。
今日はあまり歓迎するような週末ではなく、さりとて私が決めたことなので 充分後ろめたさを感じながらも
いつもは一つしか持たないキーを、今日はもう一つポケットに入れ、自宅を離れました。
「午後から雨」と、天気予報は告げています。 少ない時間ながら、10ヶ月に渡り楽しい時間を
共有してくれた My 987ボクスターと最後のドライブ。 お昼過ぎの雨の時刻まで、あと数時間しかありません。
そのまま行きつけのポルシェ・センターまで持って行く前に、わずかのドライブ。 首都高速道の
ある区間を一周したあとお別れする計画で、最後の走りを慣行。 さわやかな風と共に高速道に合流です。
一度近くの SA に立ち寄り最後の深呼吸。 いつもはここで軽い気合いを入れるのですが、
お付き合い最後となった日曜日は、思い出を噛みしめるようにハンドルを握ることになりました。
これまでお世話になった 987と助手席に座るヨメに一言、「行くよ ! 」 と声をかけ、再び首都高速道へ進入。
立ち上がり直ぐのカーブで心地よいエンジンサウンドと共に、直ぐに制限速度に到達。
改めて感じたことは、やはり凄い性能を秘めた車です。 いつも走っている首都高速ぐるり一周コースは、
今日も変わらずの 快適そのものでした。
しばらく首都高速道を静かに走っていると、後ろから見慣れた車が....。 空冷の 993でしょうか、
ホワイトの 911がスーっと私の 987を抜き去り、「そのままかっ飛ばして行かれるのかな」と思ったら、
なんと追い越し車線から私の走っている走行車線に進路変更し、そのまま先導して頂きました。
前を行く空冷ホワイト・カラー 911は、他府県ナンバーの男性 2人乗車。 早からず遅からずの
速度で引っ張って下さいます。 その後労っていただけるように十数キロをご一緒頂き、
大変ありがとうございました。
分岐点で私達は左、リア・スポイラーが綺麗な 911さんは右方向へとさよならしましたが、
お別れするぎりぎりで並列走行。 その後お互い手を振ってのご挨拶、大感動でした。
ポルシェに乗っていらっしゃる方々、モデルは違うにも拘わらず 皆さん何故にいつも こんなに
優しいのでしょうか。
私とヨメと、そして素敵な ボクスターとの最後のドライブであることを、知る由もない空冷のお二人。
ともに軽く手を挙げての分岐点のさよならで、「ポルシェに乗って本当に良かった」と、
ヨメ共々ただただ感謝の一時でした。
我が 987の最後の花道を飾るかのように、暫くの先導を頂き 本当にありがとうございました。
その後いつもの一般道を走って、お世話になっている PC へ到着。 お別れする直前の勇姿です。
短い時間だったけど、本当にありがとうね。 君と出会えて、少し人生観が変わった気がします。
この10ヶ月で約 1万 3,000 km 強の、時の共有が出来ました。 本当に楽しかったよ !
そして PC で最後のエンジンキーをオフしょうとした瞬間、987は見事な答えを返してくれました。
トリップ・メーターは偶然のように下のケタまで揃いの 333.3 kmを差し、終えようとしています。
また ここまでリッター 9.0 km の省エネ走行。
987と最後の別れを惜しみつつ、地下鉄を利用し私の自宅近郊の駅に着いたその時、また大雨。
やせ我慢をしながらも、ボクスターが何かを一生懸命語りかけてくるような、そんな切ない雨の週末。
色々なことに、もう少し納得をさせてあげれば良かったのですが......。
ありがとう My ボクスター。
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Comments
明日会社へ行きたくない
と言うようなブルーな週末ではなく、一体自分は、「なにしとんねん ! 」 との感傷でしょうか。
アクセル踏んだらあっというまにに限界点。 素直な車で毎週末乗り倒していました。
バケット・シートに近い座席で往復 1,000 km の行程を行き来しましたが、ほんと疲れないんです。 ただ体はバキバキ (笑)。
良い夢見させて頂きました。人生で初めて買ったファミリア同様、また所有してみたい一台です。
アクセル踏んだらあっというまにに限界点。 素直な車で毎週末乗り倒していました。
バケット・シートに近い座席で往復 1,000 km の行程を行き来しましたが、ほんと疲れないんです。 ただ体はバキバキ (笑)。
良い夢見させて頂きました。人生で初めて買ったファミリア同様、また所有してみたい一台です。
173 さん、
気に入った車とお別れする時、結構ウルルンになりますよね。
(じゃあ 何で売っちゃうの ? という問いかけに、大きな矛盾があることは承知していますが...)
>最後降りるとき涙しそうになりました。今でも自問自答しております。
おっしゃるとおりです。
お別れするとき小田 和正の、「ラブ・ストリーは突然に」のメロディーが、どこからか聞こえていたような一時でした...。
ちんはらさん、
やはりこういう時ってあまり経験しないのですが、ふやけ豆号とお別れの時におっしゃっていらっしゃった感想、
>寂しくて、手放すのが嫌になってきました。
いざその時が来ると、やはり構えてしまいますよね。
次に繋げたいと思いながらも、ちょっと考えさせられた週末でした。
「また走りまくるぞー」で、新ステージを迎えたいと思います。
あくまで明るくですよね !
>寂しくて、手放すのが嫌になってきました。
いざその時が来ると、やはり構えてしまいますよね。
次に繋げたいと思いながらも、ちょっと考えさせられた週末でした。
「また走りまくるぞー」で、新ステージを迎えたいと思います。
あくまで明るくですよね !
ジェリーさん、
超ご無沙汰していました。 お元気なようで、なりよりです。
ジェリーさんのラジオと新聞記事の賑わい、密かに楽しんでしましたよ。
辛抱無しが、またやってしまいました。
横幅 1cm、全長 10 cm 増の車に決めてしまいましたが、大きな変化はないかも知れません。
見せびらかすなんてとんでもないです。 大きな車に囲まれたあと、いつも思います。
「やっぱり、小さいなぁ」。 これヨメのコメントです。 引き続き お気楽な関係を、宜しくお願いしますね。
ジェリーさんのラジオと新聞記事の賑わい、密かに楽しんでしましたよ。
辛抱無しが、またやってしまいました。
横幅 1cm、全長 10 cm 増の車に決めてしまいましたが、大きな変化はないかも知れません。
見せびらかすなんてとんでもないです。 大きな車に囲まれたあと、いつも思います。
「やっぱり、小さいなぁ」。 これヨメのコメントです。 引き続き お気楽な関係を、宜しくお願いしますね。
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