あと一ヶ月 計画を遅らせていれば、どうやら そのコストを少し押さえることが出来たような兆候が
見え隠れしています。 先週から原油先物価格が、暴落に近い下げを演じ始めました。
動きが見え始めたような雰囲気となっています。 自らが夏季休暇に入った翌日の 7月 15日 (火)、
現在原油価格が下落を始めているのは いくつかの理由があり、
と発表したことで安心感が広がり、ドル高が進み 原油価格の売り材料となったこと。
ことで、景気の落ち込みから来る 将来の原油需要の減少が予想され始めたこと。
原油先物価格はその日の高値であった 1バレル 147.31ドルから、安値 136.53ドル、引けは
139.37ドルと、前日比 ▲ 6.41ドルもの急落。 結果 1991年以来、17年振りの大幅な下げとなりました。
回復したことや、ナイジェリアで武装勢力の攻撃を受けたパイプラインが復旧したニュースで、さらに
▲ 4.05ドル下げ、15,16日のわずか 2日でなんと 10ドル強の下落。
よる投機的な資金が、原油価格を意図的に押し上げているとの議論が出始めていることを原油市場は
警戒。 新規資金が入りづらい環境になっていることも、下落要因の一つと思われます。
基調が続いていると思われ、恐らくトリシェ欧州中銀総裁が利上げ発言をし、ドルが急落した
6月 5日の安値である122.27ドルを下限目標に、しばらく軟調な展開が予測されそうです。
小麦先物価格 ( グレー線 ) の過去の推移を一緒に表したものですが、小麦価格の推移から
約 60日遅れで原油先物価格がそれに追随する兆候があります。
( 出所: Reuters社 )
小麦先物価格は原油先物価格より先に大幅下落を辿ったあと、現在 1ブッシェル 800セントの
支持線でヘッド・アンド・ショルダーというフォーメーションを形成して小康状態となっています。
このラインを割り込んでいくのであれば、小麦先物価格は更なる下落トレンドに入る傾向が強いと
考えられます。
いないため、先行きを予測するには、「 どちらかと言えば暫く下落するかな ? 」 程度の判断しか
出来ないと思われます。
追随するかのように、 1バレル 90 ~ 100ドル近辺にまで下がってもおかしくないかも知れません。
イスラエルはイラクの核施設を、何時でも攻撃できる態勢を取っていると言われています。
被害が出る可能性が残っていること。
動向に関する最新レポートを公表しましたが、「 米国と日本を筆頭に主要国の在庫積み増しが
進んでいるため、短期的には原油需要が落ち込み価格下落要因となる。 しかしながら世界全体を
見ると、原油在庫は低水準であるため、原油価格は当初見通しどおり 149ドルに据え置く 」 と
しています。
始めたようです。 ただ この価格下落が直ぐにガソリン店頭価格に反映するには、まだ少し時間が
かかると思います。 また最近の円安が、この原油価格下落を相殺しているのも事実です。
8月のお盆シーズンの時期、少しでもガソリン価格の低下が見られることを望みたいですね。
やはり群馬、茨城県のガソリン価格は安いと思います。 レギュラーで 165 ~ 168円のガス・
スタンドが、かなり多いのです。 その中で あるところにあったセルフ・スタンドは、なんと 163円の
価格標を出していました。 私の場合ハイオクなので、適応外となりましたが、ハイオク価格は
そこそこの値段で、あまり代わり映えがしなかったような気がします。
年内ハイオク価格で 150円くらいになってくれることを願って止まない、今月のカード使用明細書の
日常生活にあまり関係ない話題で恐縮です。
仕事で親しくして頂いているあるお客様と 電話で毎日バカ話をしているのですが、今日 「面白い資料が
手に入ったのであとでメールするね 」と言って頂き、電話を終えました。 しばらくするとその方からの
メールが PDF ファイル添付で到着。 何かと思い開けてみると、スイス 2大銀行の一つである
クレディ・スイス銀行 (Credit Suisse) が 6月 23日に発行した、「欧州自動車メーカー」 をタイトルとした
レポート、「European Autos」と示してあります。
39ページに渡るちょっと読み応えのある資料で、欧州各自動車メーカーの今後の動向予測などが
記してあります。 各社の個別分析にはあまり興味が無く、と言うよりポルシェ社の記事がほとんど
なかったため、ぱらぱらと 斜め読みでページを追っていました。 こちらの Web で確認出来ます。
ところが数カ所 面白いデータが表記されており、ちょっと引用させて頂きます。
Credit Suisse社の 「European Autos」のレポート、その 13ページに載っていた
「世界各国の 1リットル当たりの店頭販売ガソリン価格比較 」 です。
少し自分で加工させて頂きました。 邦貨換算額は 本日の ドル・円レート 108.00円で再計算しています。
また 1リットル当たりの軽油価格はスペースが足りないため、現地およびドル換算レートを省略し、
邦貨換算価格のみを記載していますので、ご了承下さい。
しかし原油産出国のガソリン価格は、なんと安いのでしょう。 ベネズエラに至ってはほとんど無料に近い
販売価格。 自車に乗るときだけ、ベネズエラに行き、思わず買い占めしたくなるような値段です。
各国の集計データも 2,3ヶ月前の数値となっているため、現環境に近い販売価格でしょう。
「えっ、これがなんの役に立つの ? 」 と突っ込まないで下さいね。
「世界は広い」ということを、ぼんやり見て頂ければと思います。
国 名 |
1 L 当たり、 |
1 L 当たり、 |
1 L 当たり、 |
調査日時 |
1 L当たり、軽油 |
1 L 当たり、軽油 |
イ ラ ン |
IRR 980 |
$ 0.11 |
11.88 円 |
2008.04.01 |
$ 0.11 |
11.88 円 |
イ ラ ク |
IQD 431 |
$ 0.36 |
38.88 円 |
2008.05.01 |
$ 0.29 |
31.32 円 |
サウジ・アラビア |
SAR 0.45 |
$ 0.12 |
12.96 円 |
2008.04.01 |
$ 0.09 |
9.72 円 |
クェート |
KWD 0.05 |
$ 0.24 |
25.92 円 |
2008.04.01 |
$ 0.24 |
25.92 円 |
アラブ首長国連邦 |
AED 1.68 |
$ 0.46 |
49.68 円 |
2008.05.22 |
$ 0.92 |
99.36 円 |
カタール |
QAR 0.70 |
$ 0.19 |
20.52 円 |
2008.04.01 |
$ 0.19 |
20.52 円 |
シ リ ア |
SYP 25 |
$ 0.49 |
52.92 円 |
2008.05.05 |
$ 0.49 |
52.92 円 |
オマーン |
CMR 0.12 |
$ 0.31 |
34.56 円 |
2008.05.07 |
$ 0.73 |
78.84 円 |
ベネズエラ |
VEB 68 |
$ 0.03 |
3.24 円 |
2008.04.01 |
$ 0.02 |
2.16 円 |
|
|
|
|
|
|
|
アルゼンチン |
ARS 1.73 |
$ 0.55 |
59.40 円 |
2008.04.25 |
$ 0.61 |
65.88 円 |
ブラジル |
BRL 2.60 |
$ 1.57 |
169.56 円 |
2008.05.02 |
$ 1.15 |
124.20 円 |
チ リ |
CLP 550 |
$ 1.17 |
126.36 円 |
2008.04.26 |
$ 1.27 |
137.16 円 |
コロンビア |
COP 1,482 |
$ 0.83 |
89.64 円 |
2008.05.16 |
$ 1.00 |
108.00 円 |
|
|
|
|
|
|
|
英 国 |
GDP 1.11 |
$ 2.19 |
236.52 円 |
2008.04.30 |
$ 2.50 |
270.00 円 |
フランス |
EUR 1.41 |
$ 2.21 |
238.68 円 |
2008.04.30 |
$ 2.10 |
238.68 円 |
ド イ ツ |
EUR 1.40 |
$ 2.20 |
237.60 円 |
2008.04.30 |
$ 2.25 |
243.00 円 |
イタリア |
EUR 1.46 |
$ 2.29 |
247.32 円 |
2008.04.30 |
$ 2.29 |
247.22 円 |
スペイン |
EUR 1.15 |
$ 1.80 |
194.40 円 |
2008.04.30 |
$ 1.94 |
209.52 円 |
オランダ |
EUR 1.62 |
$ 2.54 |
274.32 円 |
2008.04.30 |
$ 2.24 |
241.92 円 |
ロ シ ア |
25 p |
$ 1.06 |
114.48 円 |
2008.05.22 |
$ 1.02 |
110.16 円 |
|
|
|
|
|
|
|
中 国 |
CNY 4.76 |
$ 0.69 |
74.52 円 |
2008.05.19 |
$ 0.72 |
77.76 円 |
イ ン ド |
INR 50.80 |
$ 1.18 |
127.44 円 |
2008.05.19 |
$ 0.89 |
96.12 円 |
インドネシア |
IDR 6,000 |
$0.64 |
69.12 円 |
2008.05.19 |
$ 0.59 |
63.72 円 |
マレーシア |
MYR 1.92 |
$ 0.60 |
64.80 円 |
2008.05.19 |
$ 0.49 |
52.92 円 |
日 本 |
159.60円 |
$ 1.54 |
166.32 円 |
2008.05.09 |
$ 1.34 |
144.72 円 |
オーストラリア |
AUD 1.64 |
$ 1.57 |
169.56 円 |
2008.04.15 |
$ 1.50 |
162.00 円 |
タ イ |
THB 35.90 |
$ 1.13 |
122.04 円 |
2008.05.07 |
$ 1.08 |
116.64 円 |
|
|
|
|
|
|
|
米 国 |
US$ 1.00 |
$ 1.00 |
108.00 円 |
2008.05.19 |
$ 1.25 |
135.00 円 |
カ ナ ダ |
CAD 1.29 |
$ 1.31 |
141.48 円 |
2008.05.23 |
$ 1.37 |
142.56 円 |
出所: Credit Suisse Research Report : "European Autos", published on 23 June, 2008
産油国の一つであるベネズエラでは、 1リットル当たりのガソリンおよび軽油の店頭価格は
3円に満たないのにもかかわらず、英国では 230円を遙かに超す価格。
確か英国って、北海油田を持っていたのではないでしょうか。
石油が出てもその恩恵が反映されない国 (環境対策税の比率が大きいのでしょう)。 片や化石燃料を
豊富に保有しつつ、その恩恵を一般市民に還元をする国。 どちらが良いとは言えませんが、かなりの
格差が見えてきます。
日本では 1リットル 170円台というガソリン価格、「平均価格で良いんじゃない」 と、判断しても
果たして良いのでしょうか。
極力出だしで吹かさない、アクセル・コントロールに努めたいと思います。
次期ジェネレーションの自分の子供たちにも、車の楽しさを味わってもらいたいですからネ !
まるでバリバリ チューンを施したレース・マシーンのように、原油価格が再度急上昇をし始めて
います。 ニューヨーク商業取引所 (NYMEX) の限月となる7月 米国産原油価格 (WTI) は、
それまでの高値であった、1バレル 139.12 ドル (今年 6月 6日) をあっさりと更新し、昨日は
139.89 ドルと最高値を記録。 瞬間ながら140ドル台に迫る水準まで買い上げられてしまい
ました。
ただ今月 22日にサウジアラビアで OPEC臨時会合が開催されるため、その席上増産が決定
されるとの観測があり、引けは 134.61ドルと前週末比 25セント安で終了しています。
日本テレビ系で放送されている番組、「鉄腕ダッシュ」の中で、てんぷら油で何キロ走ることが
出来るかのコーナーがありますが、既に世界の自動車の一部はタンポポ油で走っている車も
あるようですね。 ( Bloomberg 記事 参考 )
店頭価格は、世界の中でも安い部類に入るようです。
現在中国国内での自動車総台数は約 300万台。 毎日千台以上が販売されており、市場
予測では 2020年までにその数 1億 4,000万台に達すると見られ、米国の現台数以上の車が
道路に溢れることになります。
原油およびガソリン価格が大幅に下がると言うのは、もはや夢物語と言えそうです。
原油価格の先行き見通し分析で有名な、米国ゴールドマン・サックス証券、5月 6日に発表した
また円安に振れていることや、原油価格のピークが見えていないことを考えると、やはり年内に
日本のガソリン価格は、1リットル 200円台に入るかもしれません。
厄介な日々が続いています。 米国マーカンタイル商業取引所に上場されている WTI (ウエスト・
テキサス・インターミディエート) 原油価格が急騰。
引け値こそ 105.91ドルと前日比 マイナス 32セントで終わりましたが、一時 106.54ドルと 3日連続で
史上高値を更新しています。
米国・イランの緊張などで 昨年秋口から上昇を続けた原油価格は、今年 1月 02日に 99.62ドルの
高値を付けたあと、米国景気後退懸念から反落に転じ、2月 07日には 86.47セントとわずか 1ヶ月の
あいだに 13 % もの下落を見せました。
しかしながら北米への寒波襲来やチャベス・ベネズエラ大統領がエクソン・モービルへの石油輸出停止
措置を取ったことなどから再び上昇。 2月 27日には ついに 3ケタ台の 100.80ドルへ乗せ、その後
100.00 ドルを挟んで一進一退のあと、週末金曜日には 106.51ドルの史上最高値を付けに行きました。
今回原油高が進んだ主な要因として、米国ドル安とインフレ更新の 2つが上げられています。 OPEC
石油産出国の原油輸出代金はイランなどを除き、主に米ドルで決済されていますが、サブ・プライム
問題で信用収縮の進む米国では、米国連銀が更なる大幅金利引き下げ措置を取るのではとの観測が
続いています。 この金利低下観測を背景に、今年に入ってからドルは全面的に安値を更新し続けており、
対ユーロで 1999年のユーロ創設以来連日の安値を記録。 本日は 1ユーロ 1.5385ドル、対円でも
先週金曜日一時 101.45円を付けたあと現在 102.15円となる 8年振りの安値を更新しています。
ドル安に伴うドル資産の目減りが OPEC諸国の原油産出量の増産を阻害し、3月 5日に開催されたOPEC
総会では生産量を据え置いており、 9月の同総会前に開催予定の臨時総会でも恐らく再び据え置かれる
との見通しが濃厚。また米国では原油・食品価格の上昇が影響し、消費者物価 (CPI) は + 4.3 % 、
生産者物価 (PPI) は、年率で + 7.4 % と、1981年以来 27年振りの上昇となり、景気は
スタグフレーション化。 米国内物価上昇に伴い、原油価格がさらに上昇するという悪循環に陥り始めて
います。
景気後退と共に進むインフレ環境の中、先週後半原油価格は連日の高値を更新して行った先週最後の
金曜日、米国大手投資銀行の一つであるゴールドマン・サックス・ロンドンの石油アナリストが、また首筋が
寒くなるレポートを発表しています。
同社レポート によると、「 原油の平均価格は今年 95ドル、 2009年 105ドル、そして2010年 110ドルまで
上昇し、価格レンジの上限は恐らく 135ドルと考えられる。 しかしながら地政学的リスクの高まりと、
非OPEC産油国の原油産出が横ばい状態で増えない中、米国経済が再び回復を見せた場合、
原油価格は 1バレル 150 ~ 200ドルに達する可能性もある」、と述べています。
下グラフは原油産出量推移を示したものですが、2004年下期から世界の原油産出量はほぼ横ばい
推移となっています。
なぜ原油価格はこれほどまでに高止まりを示しているのでしょうか。 確かに最近米国株式市場などが
軟調な動きを繰り返しており、「 本来金融市場へ投資するはずであった資金が商品市場へと還流。
特に原油と穀物先物が集中的に買い込まれている 」 との見方をしばしば目にすることがありますが、
果たしてそれだけが要因となっているのでしょうか。
新興諸国を批判する意識はさらさらありませんが、国際エネルギー機構が 2006年に発表したグラフを
引用させて頂きました。
このグラフは、2006年における各国一人当たりの原油消費量です。 上位 4カ国の 1) サウジアラビア、
2) 米国、3) カナダ (タール・サンドの埋蔵量世界一)、4) オランダ (北海沿岸のガス田は 欧州第 2位) は
いずれも原油もしくは天然ガスの産出国です。 安価な価格、広大な国土や厳しい気候が原油などの
消費増となっているのかもしれません。 またここでは消費量を人口で割るため、中国、インドなどは
20カ国中下位になってしまいます。
意外なのは日本の第 7位。 日本における一人当たりの原油消費量は、韓国、台湾より少ないのです。
「 なんだ 中国やインドの石油消費量が急拡大していると言われているけど、まだ下位じゃない ! 」 との
インプレッションがまず沸いてきます。 おっしゃるとおり 14億人の人口を抱える中国、 また11億人の
人口を持つインドからすれば一人あたりの原油消費量は格差があり、まだまだ小さいと言えます。
ただこのチャートの右に、○とバーで色濃く示してあるのが一人当たりの原油消費量が増加した国です。
特にタイ、中国、サウジアラビアの消費量が急増しており、先進主要国は英国を除き、微増もしくは減少
している国が目立っています。
それでは下記のチャートをご覧下さい。 これも国際エネルギー機構から拝借したものですが、
「 世界各国が一日あたりに消費する原油と天然ガスの平均増減 」 を、棒グラフにしたものです。
* ベージュ色の棒グラフが 1990年 ~ 2005年における一日あたり、実際の消費量の増減
* ピ ン ク 色 の棒グラフが 2005年 ~ 2015年における一日あたり、推測の消費量の増減
お解かりいただけますように、ここで現状は がらりと変わります。原油および天然ガスの一日あたりその国の
平均消費量は、過去 10年間先進主要国の中でマイナスとなっているのがなんと日本のみ。 その他諸国は
増加していることがわかります。 さらにいずれの主要国も過去 10年と比べ、今後 10年のほうが一日
当たりの消費量が減少する見通しとなっています。
ところがエマージング諸国は過去も今後 10年も消費量は増加する一方。 中国を筆頭に、中近東諸国、
インドなどはガソリンの消費が急拡大する見込みです。 特に中国は過去 10年間、一日当たりの消費量が
27万 6,000バレルであったものが、今後 10年間には 41万バレルへと大きく伸びると予測されています。
日本でカローラが爆発に売れた昭和 40年代に似たモータリゼーションが今中国およびインドで始まりつつ
あります。 かたや日本を中心に先進主要国においては工場設備、自動車や電化製品などの省エネ化
などで、年々原油の消費量は減少すると見られています。
ただ いかんせん上記新興諸国は人口の絶対数に極端な開きがあり、世界全体における原油の消費量は
増加の一途となるのは間違いないようです。
昨日ボクスターの給油をしにガス・スタンドに立ち寄ったところ、1L 158円。 これが会員カードで 1L
154円になるのですが、満タンで46.70 L のハイオクがタンクに入り、総額 7,191円でした。
2,3年後 1バレル 200ドルになっていたらいったいどうなるのでしょう。 原油価格は現在約 105ドル。
これが倍の価格になるということですからガス・スタンドの小売価格も倍になり 1L 約300円。 なっなんと、
支払い総額は軽く大台を超え 1万 4,000円台に達してしまいます。
気軽にカイエンに乗るには、ちと厳しい環境かも知れません。
ただ昨日の給油領収書には支払金額 7,191円のうち、2,500円強に及ぶ道路特定財源税が自動的に
徴収されていることが明示されています。
どう使われているか、お解りですよネ !
大きく値上げされます。 石油大手 3社はガソリン・軽油・灯油価格をそれぞれ一リットル当たり約 7円
引き上げるため、国内レギュラー・ガソリンの平均価格は、現在の 150.1円から 157円前後へとなり、
今後も価格引き上げが続く気配が色濃いかも知れません。
ましたが、そのときとほぼ同じように昨日(11/29) の引け値は 1バレル 91.01ドルと高止まり
したままです。 11月 21日、原油先物価格は高値 99.29ドルを付け (時間外取引)、100ドルに迫る
勢いとなっていた頃から比べるとやや落ち着いているものの、それでも 90ドル台。 世界的に原油の
需要ひっ迫が続いているため、いつ 100ドルを付けに行ってもおかしくない環境からの脱却は、
まだ出来ていないようです。
本日の日経新聞にちょっと気になる記事が出ていました。
2005年時点における 世界で生産出来る石油は 未発見部も含め枯渇するまでの現時点での推定
年数は あと 68年分しかなく、石油生産拡大が加速し前回調査である2000年の時点の 79年間より
11年短縮も短縮してしまったとのこと。
今後恐らく水素ガスや太陽光などの代替エネルギーの開発が進み、原油依存からの逃避もより
進むと考えられる反面、インドや中国などの新興国の発展と共に、自動車産業を筆頭とする石油
需要の伸びが、それを上回る可能性のほうが大きいと考えられます。
配給制度が設定され、月に何回かしか買うことが出来なくなるかもしれません。 プリウスやまもなく
発売になるカイエンなどのハイブリッド車が主流になるか、タクシーのように天然ガスを燃料とした
クルマ。 あるいはマツダやBMWなどが試作中の水素燃料エンジン搭載車が意外と早い時期に
実用化されるかもしれませんね。
上昇を、甘んじて受け入れなければならない時代を生きていくことになりそうです。 1L 300円に
なるまでは、素直に受け入れましょうか。
一方相次ぐガソリン価格の高騰で、少しでも安いガソリンを求めてセルフ・ガス・スタンドの利用者が
急増。 JAFによるとその結果で、 軽自動車だから軽油を給油したとか、安かったので軽油を選択した
など、信じられないトラブルが起きているようです。 まさに世の中、波乱万丈をより経験できる
時間帯に突入したかも。
色々楽しめる時間が見つかるよう、今を映し出す時間軸を楽しみましょうね。
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