最近ようやくカイエン GTS も市場に馴染んできたのでしょうか、カスタム化を得意とする会社が
独自デザインのカイエン GTS を発表しています。
まずは Edo Competition 社。 江戸ではなく、ドイツにある Edo 社。
シーボルト ( こりゃオランダか ) の解体新書が広まったのが Edo 時代。 最近はエド はるみ という
ちょっと変わった女優さんも活躍されているものの、今日の文章に 何の脈略もありませんです。
「 Goo~d 」 でよろしいんでしょうか。 エド はるみ、私のタイプかも知れません....(嘘)
話しが横にそれました。 Edo Competition 社がモディファイしたのが、カイエン GTS。
結構凄いスペックです。
エンジンにまで手をかけ、現行のカイエン GTS が秘めている 405 hp を、ECUの改良や
エア・クリーナー、エグゾーストの置き換えにより、450 hp に増幅。
なんと 0 ~ 100 km / h の到達速度は 6.4秒。 最高速度は 270 km / h とのこと。
「 君は新幹線なの ? 」 って、思わず尋ねてみたくなるスペックです。
その他 6ポッド・キャリパーにブレーキ・ローターは 380 X 38 mm にアップ。
なおかつカスタマー・ニーズに沿い、前後の車高はスポーツ・サスペンション・システム
採用により、前・後輪個別に 14 段階調整可能とのこと。
さらにはフロント・スカートに付いた 4個のフォグ・ライトで いかつさを 表現。
おまけに 295 / 30 / 22 タイヤ履いています (現実を遙かにかけ離れ、笑わしてくれそうです) 。
最高速度は置いといて、さてその乗り心地は ? そそりますねぇ。
続いてこれまたドイツの JE デザイン社 ( JE Design )。 日本にも代理店がありますが、
こちらはソフトなエクステリアの変更のみで、エンジン入植は対象外です。
出力は現カイエン GTS の 405 hp を保ったまま、エクステリアのドレス・アップに
主眼を置いています。 ちょっと大人し目でしょうか。 3.5 cm の車高ダウン。
その上 3.0 ~ 7.0 cm の調整が、可能とのこと。
(この差は大きいのでしょうか。 一寸の虫に 五分の魂。 一寸って何センチだったのか... ? )
エクステリア・キットは LED ランニング・ライトに変更され、上記江戸さんと同じ
22インチ 295 / 30 の、扁平・タイヤを履いています。 段差、きつそう。
さりげない見た目良しで、私にとってはこちらの方が良いかもしれません。
独自モディファイされた2つのカイエン GTS、確かに存在感がありますネ。
いつか、入れ替えることが出来れば....、仕事頑張ります !
昨年末から要所要所で噂に上がっていた、カイエン 「トランスシベリア」 の特別仕様車 発売が
正式決定となりました。
きっかけを作ったのが 昨年 11月 08日の、「 Middle East business resource 」 による記事だと
思いますが、正式発表の時期からしてみて、あながち当たっていた内容だったのかも知れません。
今回のトランスシベリア特別仕様車の発売に関しポルシェ社は、「 トランスシベリア・ラリー3連覇の
総合優勝の偉業と、今年上位 6位独占を記念して発売に漕ぎ着いた」と述べてはいるものの、
この時期の発売発表と市販開発時間を考慮すれば、どうやら中東諸国からのニーズが多かったと
いうのが本命かも知れません。
まあそんなことはどうでも良いことでしょう、トランスシベリア・ラリーはロシア首都であるモスクワから
モンゴル首都ウランバートルまでのオフ・ロード・ラリー。 走行距離は延べ 7,000km 以上にに及ぶ、
深い川あり、標高 3,000m を超す山岳地帯ありの 2週間に渡る過酷レースであることは
間違いのない事実。
今年 8月 3日 ~ 17日にかけて開催されたトランスシベリア・ラリーにおいて、カイエン S を
ベースにした「 ポルシェ・トランスシベリア 」 は、上位 10位のうち 7位を除く 9台がベスト・テンに
入るという、驚異の勝利を納めています。
ちにみに 2006年は 1,2フィニッシュ、 2007年には1,2,3フィニッシュを飾っています。 今年の総合
優勝は、ポルシェ・フランス・チーム。 同チームが操ったカイエン S は、「何の故障もなく、唯一
ショック・アブソーバーを一回交換しただけ」と、トラブルのないカイエンを披露。 2位はポルシェ・
チーム・スペインで、チーム・フランスから 2時間 15分遅れ。 チーム・ジャパンの小川・金子組は
車両のアクシデントはなかったのですが、最後にポイントの間違いと湿地帯で各車渋滞による
ディレイで、総合 10位入賞。
確かにトランス・シベリア・ラリーの参加メーカーは ポルシェ・カイエンが全体の半数以上を
占めるものの、上位10位に 9台が占めるというのは、ある意味驚異ではないかと思います。
* こちら は今年行われた、トランス・シベリア・ラリーのオフィシャル・ページ
* こちら はその記録フォト・ページ ( 1,000枚 以上のフォトが納められています )
* さらにこちらは ↓ 、2008年 トランスシベリア・ラリーのビデオ。
さて今回特別仕様で発売される 「カイエン・トランスシベリア」、ベース車両は 「 カイエン S 」。
発表は今年 10月 02日 ~ 19日に開催予定の 「パリ・モーター・ショー 」 で発表され、正式発売は
来年初期からの予定。 販売価格は、後日発表予定とのことです。
スペックを今更グダグタ書く必要はないと思いますので、少しだけそのエクステリアをご紹介です。
元来トランスシベリア・ラリー参加の カイエン Sには、2つのカラーが用意されていました。
すでにご承知のように、ブラック・カラーを主体としたオレンジ・ストライプの車両と、
シルバー・カラーにオレンジをアクセントにした 2車種です。
ところが今回の特別仕様車は、合計 4種類カラーで発売予定です。 その内訳は、
1) お馴染みの ブラック・カラーに、オレンジ
2) 準定番の シルバー・カラーにオレンジ
そして特別ボディ・カラーとして、
3) ブラック・カラーにグレーのアクセント
4) グレー・カラーにシルバーのアクセント の、4種類です。
そしてもう一つ特別オプション。 ルーフ・ランプが標準装備されています。 ただこのルーフ・ランプ、
本邦道路交通法に合致しませんので、走行中のランプ点灯はできないとのこと。
さてカイエン GTS を狙いますか、それとも注目を集める、特別仕様のトランスシベリア・モデル ?
ポルシェ・ジャパンの HP では、すでにこの 「 トランスシベリア」 が発表になっています。
ご興味がございましたら、是非のご訪問を 。
ティストの違いが、人それぞれ分かれるところかも知れませんね !
各方面のメディアで紹介されていましたが、ようやくジーゼル・カイエンの発売が公式に
決まったようです。
予定。 出力は 240 hpと、現行の V6ガソリン・エンジンの 290hp から比べかなりの馬力減と
なるものの、その燃費はガソリンの 9.6 L / 100km に対し、ジーゼルは12.9 L / 100km の
エコ走行が可能。
今回候補に上がった V6ジーゼル・エンジンはアウディ社で組み立てられた後、ポルシェ社では
ほとんど手を加えることなく、カイエンに搭載することになりそうです。
プロダクトが決められているようで、手っ取り早くアウディ Q7・ジーゼルを買ったほうが早いのでは
ないでしょうか。
これまで 「ミニ・カイエン」、あるいは 「 ロクスター 」と表現されていたモデル。 ここに来て多くの
メディアが、 「 2010年モデル・カイエン 」 との表現に変更しつつあります。
現行カイエンより一回り小さくなったボディの登場は まだ疑問の余地が残るところですが、
早々と 2010年モデルのカイエンの ビデオ が発表になっています。
今後、「 ミニ・カイエン 」 との表現が増えるかも知れませんね....。
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