この間ボクスターに乗ってヨメとイトーヨーカドーに買い物に出かけたとき、その途中の路上で
信号待ちによる停車。 ところがです、前が路線バス、偶然にも左右がホワイトのトヨタ・プラドのSUV に
取り囲まれ、一種抜け出せない錯覚に...。
ヨメが 「まるで洞窟に落ちたクルマのようね。」 と言うように、ものすごく閉塞感漂う光景がそこに発生
していました。
ボクスターの場合、数あるクルマの中で最も低位置でのドライビング・ポジションとなりますが、カイエンの場合
左右ミラーを入れると 2m を越す車幅、アイ・ポイントは恐らく 地上高 160cm 以上となり、狭い道はやや
気を遣いますが、反面渋滞などは先まで見え 気持ちのゆとりが生まれることがメリットとなります。
それではどれくらいボクスターとカイエンのアイ・ポイントが違うのでしょうか。
先週土曜日の午前と午後、ほぼ同じ場所で撮ったフォトです。 両方ともハンドルの上にカメラを置き、
いずれも垂直に構えて撮ってみました。 それほどの変化は感じられないかも知れませんが、ボクスターの
アイ・ポイントがかなり低いことが感じ取れます。
* カイエン のアイ・ポイント ( 午前 )
* ボクスターのアイ・ポイント ( 午後 )
ボクスターの視界は道路とほぼ並行になり、高速道などでは快適感が増しますが、やはり街中の
渋滞に巻き込まれたり大型車に囲まれると、早く脱出したいとの気持ちがどうしても増幅します。
さらにバスなどの大型車は排気ガス・マフラーが真っ直ぐ後ろに向いている場合が多く、この直撃には
なすすべもないところが弱点かも知れません。
ただボクスターは最強のウエポンが備え付けられています。
走行中でも 十数秒で幌を上げることが出来ます。 この時ワン・タッチ・ボタンのため、両手はハンドルに
おいたまま。 この便利な装置を何回利用したことでしょう。 まさにオープンの必需品。
最後に大型車からカイエンを見たらどうなるのでしょうか。
実際トラックから撮ったものではなく、運転席とほぼ同じ高さのブロックに乗って写したものです。
カイエンも大きな SUV と言えど、結構コンパクトに写るみたいですね。
やはりドライビング視界 最強のクルマは、大型車で決まりかも !
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