ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。 ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
Posted by フラン - 2008.06.04,Wed
もはや潮目が変わり、化石燃料を使用する車の話しは、
完全にピークを過ぎ去ったと言えるかも知れません。
昨日発表になった 5月 米国自動車販売台数、米国内
ガソリン価格が 1ガロン 4ドルに迫り、過去 3年間で倍の
値段に上昇。 これまで以上にピックアップ・トラックや
SUV の販売減に拍車が掛り、GM社は近々カナダ、
メキシコなどのトラック組み立て 4工場の閉鎖を発表。
これにより約 1万人が職を失うこととなり、さらに
ハマー・ブランドの売却まで示唆しています。
もっと顕著なこととして、これまでダントツの販売台数を示し、
他社ブランドを寄せ付けなかったフォード F-シリーズトラック
合計の販売台数が、日本車に初めて追い抜かれています。
フォード社は F-シリーズの販売促進として、5月は従業員
割引価格を適用。 売り上げ増を目指したものの 4万 2,973台と、
前年同月の 61,939台を▲ 30.6 % も下回るという悲惨な結果となりました。
他社ブランドを寄せ付けなかったフォード F-シリーズトラック
合計の販売台数が、日本車に初めて追い抜かれています。
フォード社は F-シリーズの販売促進として、5月は従業員
割引価格を適用。 売り上げ増を目指したものの 4万 2,973台と、
前年同月の 61,939台を▲ 30.6 % も下回るという悲惨な結果となりました。
一方トヨタ・カローラは 5万 2,826台、カムリが 5万 1,291台。 ホンダ・シビックが 5万 3,299台
(全米首位の販売台数)、アコードが 4万 3,778台と、この日本車 4車種がいずれも F-シリーズの
販売台数を上回り、確実に低燃費の乗用車へとユーザーの購買意欲がシフトしている兆候が
鮮明に現れています。
(全米首位の販売台数)、アコードが 4万 3,778台と、この日本車 4車種がいずれも F-シリーズの
販売台数を上回り、確実に低燃費の乗用車へとユーザーの購買意欲がシフトしている兆候が
鮮明に現れています。
その他各社の各著名ピックアップ・トラックや SUV の販売台数を見てみますと、
* フォード・エクスプローラー 8,122台 ▲ 41.2 %
* エクスペディション 5,252台 ▲ 42.9 %
* GM社 エスカレード 1,510台 ▲ 50.2 %
* ハマー II 1,467台 ▲ 60.6 %
* トレイルブレーザー 3,409台 ▲ 71.8 %
* タ ホ 7,919台 ▲ 39.7 %
* トヨタ・タンドラ 12,144台 ▲ 34.0 %
* ホンダ・MDX 4,277台 ▲ 10.9 %
* ニッサン・ムラーノ 6,121台 ▲ 8.9 %
など、SUVトラック・ブランドは、一部ジャパン・ブランドを除き前年同月比 軒並み 3 ~ 4割減と
販売が低迷。 ガソリン価格の大幅下落がない限り、自動車産業の構造的な変化は まだまだ
進むと考えてもよさそうです。
進むと考えてもよさそうです。
今回の米国自動車販売台数の本論から若干離れます。 ガソリン価格の上昇が新車販売減の
一番大きな理由というのは明確なところですが、もう一つの大きな要因が米国の景気後退が
進んでいることも車買い控えに働いているようです。
一番大きな理由というのは明確なところですが、もう一つの大きな要因が米国の景気後退が
進んでいることも車買い控えに働いているようです。
こんなグラフがあります。 ( いずれも Reuters社からお借りしています )
まずこれは過去 35年間の米国の非農業部門雇用 (赤線) と、求人広告数 (緑線) を年率伸び率の
変化で表したものです。 米国の現在の雇用環境は、1991年のオイル・ショック および 2001年
9月 11日の米国貿易センタービル破壊後に起こった景気後退に次ぐ、現在のサブ・プライム問題
から来る景気の悪さが如実に表れています。
しつこくなりますが、次のグラフは米国景気の先行き景況感を表しています。
これはミシガン大学 景気信頼感指数 (赤線)と、個人消費支出 (緑線) の推移をグラフ化した
ものです。 一年程前から肌で感じる景気見通しの期待感と、個人消費支出は急速に下降
しています。
ものです。 一年程前から肌で感じる景気見通しの期待感と、個人消費支出は急速に下降
しています。
今年米国では減税が実施されたのですが、あれだけ消費に回す米国人がなんとその 30 %
以上を貯蓄に回しているとのこと。 求人数が急減し、雇用者数も下降。 景気先行き悲観感が
台頭し、個人消費も低下。 さらにサブ・プライム問題で自宅を抵当にとられる またとられた
住民がいる中、ガソリン価格の急騰が追い打ち。 新車を買う、あるいは大型 SUVをもっと
燃費の良い車に買い換えるという行為は、至極当然の自己防衛手段でしょうね。
燃費の悪い大型 SUVの販売台数が大幅な落ち込みとなることを 5月の自動車販売の数値が
如実に表していると思われます。
5月米国自動車販売は、国内製造および輸入乗用車合計が、79万9,898台と前年同月比
2.0 % 増。 一方トラックおよび SUV 販売合計は 59万 3,758台と ▲ 23.8 % 減。 乗用車と
トラックを合わせた 5月米国内総自動車販売台数は 139万 3,656台 (昨年同月 156,3341台)
となり、前年同月比 ▲10.9 % の減少。 乗用車の販売台数は横ばいながらも、4月に引き続き
5月もトラック・SUV の大幅販売減が、全体の数値に悪影響を及ぼしています。
2.0 % 増。 一方トラックおよび SUV 販売合計は 59万 3,758台と ▲ 23.8 % 減。 乗用車と
トラックを合わせた 5月米国内総自動車販売台数は 139万 3,656台 (昨年同月 156,3341台)
となり、前年同月比 ▲10.9 % の減少。 乗用車の販売台数は横ばいながらも、4月に引き続き
5月もトラック・SUV の大幅販売減が、全体の数値に悪影響を及ぼしています。
さて、米国市場における 5月のポルシェ社 各モデルの販売状況ですが、4月同様全体で 2ケタの
販売減を記録。 米国景気の低迷と共に、スポーツ・カー製造メーカーとしての苦悩が表れた販売
結果となりました。
5月の米国内総販売台数は 2,796台で、前年同月 (昨年 5月 3,348台) 比 ▲ 16.5 % の減少。
ボクスター・ケイマン・シリーズは 772台 ▲ 23.0 %減、 911シリーズは 832台でなんと前年
同月比 ▲ 32.2 % もの販売減となっています。 一方主力 SUV であるカイエン・シリーズの
総販売台数は1,192台と 6.5 % の販売増となってはいますが、原油価格急騰の影響を受け、
4月の 1,218台、3月の 1,363台から比べると、その売れ行きにも頭打ち傾向が出始めています。
同月比 ▲ 32.2 % もの販売減となっています。 一方主力 SUV であるカイエン・シリーズの
総販売台数は1,192台と 6.5 % の販売増となってはいますが、原油価格急騰の影響を受け、
4月の 1,218台、3月の 1,363台から比べると、その売れ行きにも頭打ち傾向が出始めています。
尚ここに表記した各数値は米国市場のみで、カナダ市場での販売台数を除外しています。
それでは米国市場における、ポルシェ車各モデルの販売実績です。
* 2008年 5月、米国市場 ( 除、カナダ ) におけるポルシェ・全ブランド、販売実績
2008年 2007年 2008年 2007年
モ デ ル 5月 5月 1-5月 1-5月
-------------------------------------------------------------------
ボクスター 175台 267台 668台 953台
ボクスター S 63台 145台 315台 591台
ボクスター RS 60 96台 0台 301台 0台
ケイマン 169台 264台 783台 1,169台
ケイマン S 248台 326台 947台 1,311台
ケイマン S ポルシェ・デザイン 21台 0台 146台 0台
全ボクスター・ケイマン 772台 1,002台 3,160台 4,024台
911 カレラ クーペ 85台 115台 409台 534台
911 カレラ S 99台 128台 474台 693台
カレラ カブリオレ 56台 76台 252台 450台
カレラ S カブリオレ 126台 118台 504台 668台
カレラ 4 クーペ 8台 13台 57台 89台
ターボ クーペ 56台 347台 314台 1,435台
カレラ 4S クーペ 88台 100台 382台 401台
911 タルガ 4 3台 18台 33台 100台
911 タルガ 4S 32台 34台 195台 197台
カレラ 4 カブリオレ 17台 25台 75台 144台
カレラ C4Sカブリオレ 63台 112台 342台 547台
ターボ カブリオレ 157台 0台 757台 0台
911 GT2 34台 0台 71台 0台
911 GT3 2台 96台 31台 388台
911 GT3 RS 6台 45台 38台 163台
全 996 カレラ・モデル 0台 0台 0台 2台
全 911モデル 832台 1,227台 3,934台 5,811台
カイエン Tiptronic 569台 435台 2,466台 1,179台
カイエン MT 11台 0台 48台 4台
カイエン S 169台 433台 1,110台 1,340台
カイエン ターボ 72台 150台 430台 557台
カイエン ターボ S 0台 4台 1台 377台
カイエン チタニウム 0台 97台 3台 1,296台
カイエン GTS Tiptronic 353台 0台 1,212台 0台
カイエン GTS MT 18台 0台 72台 0台
全カイエン 1,192台 1,119台 5,342台 4,753台
カレラ GT 0台 0台 0台 4台
全ポルシェ車モデル合計 2,796台 3,348台 12,436台 14,592台
認定中古車販売台数 726台 633台 3,203台 2,692台
出所 : Porsche North America, Business Wire, Reuters, Bloomberg
+++++++++++++++++++++++
今から10年後、大黒 SA に集まった車友達同士の、とある会話
ドライバーA: 「おっ、新車いいですね。 エンジンは何を使っているのですか ? 」
ドライバーB: 「いえ、ちょっとチューンして載せ替えたよ。 日立のモーター、これ最高 ! 」
ドライバーA: 「いい音がしていると思いました。 私の車の心臓はマブチですから...」
ドライバーC: 「なぬっ、二人ともバッテリー走行なの ? 私の車は水素、水素ですよ ! 」
というドライバー C の手には、しっかりと岩谷のガス・コンロ用ボンベが握られていた...。
笑っていられない架空の会話かもしれませんが、決してシャレにならないかも....。
気が付けばガソリン価格は 1L 200円手前。 さっ 次はどのような車というより、
どのようなエンジンを選べばよいのでしょうか。 切実な問題が、もうすぐそこに。
今活躍している世代が、化石燃料エンジン搭載車を操る人類最後に近い ドライバーに
なるのかもしれませんね。
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Posted by フラン - 2008.06.03,Tue
雨続きの週末で、まともな洗車もできません。 たまに綺麗にしてあげたと思ったら、
直ぐまた雨で車体は淀んだ状態から、なかなか脱却できない 悶々とした日々を送っていらっしゃる
方も多いのではないでしょうか。
直ぐまた雨で車体は淀んだ状態から、なかなか脱却できない 悶々とした日々を送っていらっしゃる
方も多いのではないでしょうか。
この時期もっと困るのは、車内の湿度と匂いですよね。 ジメジメした感触と、ひどくはないものの
なんかカビ臭いような軽い異臭が漂っているような気がします。 私も地下駐車場に車を
停めていることもあり、余計にお湿りを感じます。
停めていることもあり、余計にお湿りを感じます。
そこで利用しているのが、家庭用除湿剤。 何処のメーカーの製品でもそれほど代わり映え
しませんが、↓ 下のような除湿剤を車の中に 2,3個放り込んでいるだけでそこそこの効果を
得ることが出来ます。
しませんが、↓ 下のような除湿剤を車の中に 2,3個放り込んでいるだけでそこそこの効果を
得ることが出来ます。
炭火配合で消臭効果のある製品もあり、おまけに安価。 梅雨時の車内の、優れものグッズ
かも知れません。 ただし運転に注意です。 外出時うっかり取り忘れて運転すると、カーブや
ストップなど車内で転がる危険性があり、場合によっては吸い取った水が飛び出すことも
あります (経験者)。 両面テープなどで底を固定するか、その都度取り出すことをお忘れなく。
さてカー・ケアで汗をかき、お風呂上りに今度はご自身のボディ・ケアなど如何でしょう。
フェラーリのコロンは以前からありましたが、ポルシェ・デザイン社もついに男性用化粧品の
発売を発表しています。 しかも オードトアレ 3種類、アフター・シェーブ・ローション 2種類、
デオドラント 2種類、それにシャンプーのフル・ラインアップが勢ぞろい。
ポルシェ・デザインのフラッグ・カラーであるブラック容器となっているため、一瞬 資生堂 UNO
ブランドのような印象が沸くかも知れませんが、そこはご愛嬌として。
その内訳は、
フェラーリのコロンは以前からありましたが、ポルシェ・デザイン社もついに男性用化粧品の
発売を発表しています。 しかも オードトアレ 3種類、アフター・シェーブ・ローション 2種類、
デオドラント 2種類、それにシャンプーのフル・ラインアップが勢ぞろい。
ポルシェ・デザインのフラッグ・カラーであるブラック容器となっているため、一瞬 資生堂 UNO
ブランドのような印象が沸くかも知れませんが、そこはご愛嬌として。
その内訳は、
* 80 ml 「プレステージ」 スプレー・ボトル
* 80 ml 「クラッシック」 スプレー
* 50 ml 「 ボヤージ」 スプレー
* スキン・ケア
* 80ml アフター・シェーブ・ローション (ボトル入り)
* 50 ml アフター・シェーブ・クリーム (チューブ入り)
* ヘア・ケア、その他
* 75ml ノン・アルコール デオドラント・スティック
* 150 ml デオドラント・スプレー
* 200 ml ヘア & ボディ・シャンプー
各ボトルのふたを開け、匂いを試すと モービル 1 の香りということは決してないと思いますが、
主に25歳 ~ 50歳までの年齢層を狙っての商品企画と言います。 発売時期は欧米・北米などが
今年 10月から。 アジアなどのその他地域は、来年早々を予定。 また一番高い
80ml オードトアレが 90 U.S.ドル (約 9,400円)、一番安いデオドラント・ステックは 20ドルですので、
手の届く範囲の価格設定ではないでしょうか。
80ml オードトアレが 90 U.S.ドル (約 9,400円)、一番安いデオドラント・ステックは 20ドルですので、
手の届く範囲の価格設定ではないでしょうか。
まだ発売前なので来週 15日 (日曜日) の父の日には間に合いませんが、来年の同日 おねだり
すれば、誰かに買ってもらえるかもしれません。 来年の父の日の逆プレゼント リクエスト品目の
ひとつに、是非とっておいて下さいね !
Posted by フラン - 2008.06.02,Mon
かなり前になるのでしょうか、と言うほど忘れかけた程の週末。
ママチャリの直撃で凹んだナンバー・プレートと、錆が付いたような傷を付けて頂いたフロントバンパーの
変更を PC にお願いし、綺麗になったカイエンが今日やっと自宅に帰ってきました。
本当はもっと前に戻ってくる予定だったのですが、関東地域は 8週連続の週末雨模様。
なんと 2ヶ月連続土曜日に雨が続くという、サラリーマンいじめ天気予報となったため、引き取りを一週間
延期していました。 ところがおととい土曜日も雨。 こりゃあきまへん。
そして昨日 日曜日、季節は梅雨の 6月に入っていましたが、快晴に近い晴れた一日。
ふびんな暮らしをを続けていた MY Cayenne S を PC に引き取りに.....。
今だからこそ言えますが このMyカイエン S、これまでキリ番のライセンス・プレートを付けていたのです。
ただ自分で今一 しっくりしていなかった登録番号を選択したようで、いつか変更してやろうと思う気持ちが
抜けませんでした。
そこで今回のママチャリ直撃が功を奏し、心機一転ポルシェならではの 3ケタの 9から始まるプレートに
変更です。 ( プレート番号 948 と 955 の取り入れは最後まで悩んでみましたが、今回はパスです )
自動車保険会社への登録変更など いろいろと面倒な手続きに反し、既存ナンバー・プレートの変更に
かかる費用は意外なほど低コストの 4,100円。
3からアホになるナベアツというより、やっぱし 9の数字からがしっくり行く自車のプレートに一人満足。
My Cayenne S のコックピットにヨメとワンコで改めて乗車。 ヨメ曰く、「 ちがう車みたい 」 と言うほど
車体全体を綺麗に磨きをかけて頂いたことと、登録番号変更に 新鮮気分の 週末近郊乗り倒し。
初期デザインのカイエンも、まだまだ迫力があるような気が...。
明日からまた天気が崩れるとか。 でもこのまま梅雨入りしてしまう訳ではないようです。
3ヶ月連続の雨の土曜日となるのかと思ったら、Yahoo の天気予報では 来週末の 6月 7日 (土)、
8日(日) の両日とも 降水確率 30 % で、曇り時々晴れのようです。
次は良い週末になりそうな予感。 最高気温も 23度と、絶好のオープン日和ではないでしょうか。
来週末前にボクスターの納車が予定に入っていらっしゃる C さん、金曜日は少し天気が芳しくない
ようですが、土・日とも晴れるようです。 お待っとさんでした。
次の週末待ち遠しいですネ。 祝 !
Posted by フラン - 2008.05.30,Fri
ご承知のように現在ポルシェ社は、 VW社の株式総数の 31 % ( 正確には 30.6 % ) を保有し、
VW社をポルシェ・グループの傘下に入れることを計画中。 以前より 50 % 以上の株式取得を
目指すと見られていましたが、今年 9月、場合によっては 8月まで、あるいは今年中に 恐らく
50.1 % まで VW社の株式を買い増すと示唆しています。
VW社をポルシェ・グループの傘下に入れることを計画中。 以前より 50 % 以上の株式取得を
目指すと見られていましたが、今年 9月、場合によっては 8月まで、あるいは今年中に 恐らく
50.1 % まで VW社の株式を買い増すと示唆しています。
これは今年 4月 24日に開催された VW社株主総会で、ニーダ・ザクセン州の拒否権廃止を
提案したものの、この提案そのものに拒否権が発動され、あえなく否決となったこと。 さらに
一昨日ドイツ議会で、改正フォルクスワーゲン法が承認されましたが、大株主であっても
その議決権は上限 20 % とする条項は撤廃。 しかしながら引き続きニーダ・ザクセン州の
拒否権が認められたことで、実質上ほとんど旧法案と変わらない格子となったことなどが、
VW社の株式買い増しを決定付けたようです。
提案したものの、この提案そのものに拒否権が発動され、あえなく否決となったこと。 さらに
一昨日ドイツ議会で、改正フォルクスワーゲン法が承認されましたが、大株主であっても
その議決権は上限 20 % とする条項は撤廃。 しかしながら引き続きニーダ・ザクセン州の
拒否権が認められたことで、実質上ほとんど旧法案と変わらない格子となったことなどが、
VW社の株式買い増しを決定付けたようです。
* 最近 6ヶ月のポルシェ社、株価推移
* 最近 6ヶ月のフォルクスワーゲン社、株価推移
仮にポルシェ社が過半数の VW社株式を買い増ししても、ニーダ・ザクセン州の拒否権は
存在し続けるため、VW社全体をコントロールできるわけではありません。 さらに今年4月の
VW社株主総会において、ポルシェ社の提案した拒否権廃止に賛同したのは全株主の 60.5 % 、
逆に反対票を投じた株主は34 %。 (残り 5.5 % の株主は欠席) となっています。 このため
将来より多くの賛成票割合を高め、仮に拒否権の発動が州政府からなされても、圧倒的な
株主数の意思表示を掲げることが、株式買い増しによって可能となります。
存在し続けるため、VW社全体をコントロールできるわけではありません。 さらに今年4月の
VW社株主総会において、ポルシェ社の提案した拒否権廃止に賛同したのは全株主の 60.5 % 、
逆に反対票を投じた株主は34 %。 (残り 5.5 % の株主は欠席) となっています。 このため
将来より多くの賛成票割合を高め、仮に拒否権の発動が州政府からなされても、圧倒的な
株主数の意思表示を掲げることが、株式買い増しによって可能となります。
上記ポルシェ社の上記計画を前に、欧州連合 企業競争監視委員会は、今年 6月 18日までに
ポルシェ社が VW社株式の過半数取得と、ポルシェ社およびVW社が、ポルシェ・オートモービル・
ホールディングの傘下に入ることの是非を問う結論を下す予定です。
これに先駆け ヴィーデキングポルシェ社最高責任者 (CEO)は、「ポルシェ社、VW社は引き続き
傘下の元で成長を目指すだけではなく、ポルシェ社と VW社は将来もそれぞれ独立した経営
体制を取ることになる」と述べ、グループ各社の経営戦略の違いと独立性を明確にしています。
世界の自動車メーカーの中で最も鋭い感覚を持つと言われているヴィーデキング・ポルシェ社
CEO、速攻を仕掛けるように次の一手を打ってきます。 欧州委員会を巻き込み、ドイツ連邦
共和国そのものを兵糧攻めにするのでしょうか。 自国を敵に回すような、まさに鎬を削る
経営者としての手腕が、また表明されたようです。
体制を取ることになる」と述べ、グループ各社の経営戦略の違いと独立性を明確にしています。
世界の自動車メーカーの中で最も鋭い感覚を持つと言われているヴィーデキング・ポルシェ社
CEO、速攻を仕掛けるように次の一手を打ってきます。 欧州委員会を巻き込み、ドイツ連邦
共和国そのものを兵糧攻めにするのでしょうか。 自国を敵に回すような、まさに鎬を削る
経営者としての手腕が、また表明されたようです。
Posted by フラン - 2008.05.29,Thu
オランダのマス・メディア AutoTelegraaf 社が報じているため 真偽の程は今一つかも知れませんが、
今年 1月 7日 ポルシェ社から正式に発表になった 「 パナメーラ 」 の生産が、来年 4月から開始
されると報じています。 実際ポルシェ社の公式発表では、2009年に 2010年モデルとして発売
すると公表されていたこともあり、来年4月からの生産開始は妥当なところと言えるかもしれません。
また来年 4月の一ヶ月前である 3月、ジュネーブ・モーター・ショーの開催が控えていることから、
この席において初のパナメーラの実車がお披露目されると見られています。 以前からポルシェ社は
ジュネーブ・モーター・ショーとのかかわりが深く、過去ニュー・モデルを同ショーで発表する機会が
結構ありました。 2002年 3月のジュネーブ・モーター・ショーでは写真のみとはなりましたが、
カイエンの発表もなされています。 過去の経緯から推測すれば、来年 3月に本物ボディの
パナメーラが各種雑誌やウエッブのメインを飾ることになりそうです。
カイエンの発表もなされています。 過去の経緯から推測すれば、来年 3月に本物ボディの
パナメーラが各種雑誌やウエッブのメインを飾ることになりそうです。
パナメーラはカイエンと同じライプチヒ工場で組み立てられますが、同記事によると年間の最大製造
可能台数は 2万 6,000台で、採算分岐点は 1万 4,000台。 ただポルシェ社はこれを当初2万台に
抑制し、911,ボクスター・ケイマンおよびカイエンと合算した全体の販売台数を、年間 10万台
( 2007年 9万 8,700台 ) とする計画とのこと。
可能台数は 2万 6,000台で、採算分岐点は 1万 4,000台。 ただポルシェ社はこれを当初2万台に
抑制し、911,ボクスター・ケイマンおよびカイエンと合算した全体の販売台数を、年間 10万台
( 2007年 9万 8,700台 ) とする計画とのこと。
当初 ( 2009年) 販売されるパナメーラは V8 4. 8L 405 hp と、同エンジン・ターボ搭載 520hpの
2モデルのみ。 2010年に V6 3.6L 300hp、2011年にハイブリッド・モデルが追加発売される予定。
さらにパナメーラの予想販売価格も記載されており、ベース・モデルの V6 RWD が 8万ユーロ
(本日 1ユーロ = 164円で計算すると 約 1,300万円) V8 4.8L ターボ・モデルが 12万 5,000ユーロ
(同 約 2,050万円) とのことですが、通常日本に輸入されているポルシェ・モデルの標準小売価格は
(同 約 2,050万円) とのことですが、通常日本に輸入されているポルシェ・モデルの標準小売価格は
現地価格よりやや安価に設定してあるため、恐らく上記為替レートで単純計算した邦貨金額を
下回る価格と思われます。 ただ追加オプション・パーツ費用を加味した場合、そこそこの
お値段になりそうな予感ですね。
それ以上に恐ろしいと思われるのは、5m を超えるといわれている車体全長。 Myカイエンでも
お値段になりそうな予感ですね。
それ以上に恐ろしいと思われるのは、5m を超えるといわれている車体全長。 Myカイエンでも
4.8 m ですので、結構な長さになりそうです。
ボディ・カラーは上の写真のようなガーズ・レッドか、やはりホワイトも捨てがたいですね。
狭い交差点の曲がり角にある電柱などに車体を擦らないよう、5m を超す車体を労るように
気をつけて運転したいと思います。
( 最近、誇大妄想の症状が....笑 )
ボディ・カラーは上の写真のようなガーズ・レッドか、やはりホワイトも捨てがたいですね。
狭い交差点の曲がり角にある電柱などに車体を擦らないよう、5m を超す車体を労るように
気をつけて運転したいと思います。
( 最近、誇大妄想の症状が....笑 )
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