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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2024.11.23,Sat
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Posted by フラン - 2008.12.18,Thu

各日本の自動車メーカーの生産削減、トヨタ、ホンダの今年下半期赤字見通し。
さらに
モーター・スポーツからの撤退など、暗いニュースが続く日本の自動車産業ですが、
米国の自動車メーカーは、それ以上に危機的な状況に陥りつつあるようです。

 
昨日、ビック・スリーの一つであるクライスラー社 (Chrysler LLC ) は、「 販売低迷による
しています。 全工場の閉鎖は今週金曜日、12月 19日のシフト終了時から 来年
1月 19日までの 1ヶ月間。 ジープ・リバティ、ラングラー、ダッチ・ナイトロの SUVを
組み立てているオハイオ州トレド工場は 1月 26日まで。 またカナダ・オタワ州の
ミニバン組立工場とダッチ・バイパーを製造しているデトロイト工場は、来年 2月 2日まで
閉鎖する予定とのこと。


20081218_Chry_001.jpg

 
同社は、「新車購買意欲を持っているユーザーは多いながらも、一連の金融危機の影響で
個人のクレジット・カードなどの与信が低下。 自動車ローンの貸し出し信用審査がますます
厳しくなり、新車販売を維持できなくしている 」 と述べ、「 この影響で各ディーラーの新車
販売が 20 % ~ 25 % 落ち込んでいる 」 と、日ごとに悪化する深刻な状況を公表。
特に乗用車の販売が ▲ 59.1 % 減 であったため、非常に厳しい状況にあると思われます。
 
またクライスラーだけではなく GMも 来年第 1四半期に 25万台の生産削減を発表済み。
さらにフォードも米国内の大半の工場で、1月の第 1週に操業停止するとしています。
 
 
米国自動車リサーチ・センター (Center for Automotive Research) の見通しによりますと
現在 GM, フォードおよびクライスラー 3社の総従業員数は 23万 9,000人。 ただそれに
付随する産業の従業員を含めて見積もってみた場合、2009年にこの 3社が倒れたと
仮定すると、実に 250万人 ~ 350万人の人々が職を失うことになると見ています。
 
米国労働省の試算によれば、ブレーキ、パワー・トレイン・システムなどのパーツ・メーカーで
働く従業員数は、2000年以降 30万人以上の減少を示してはいますが、
それでも
現在 52万 6,000人が就業をしているとのこと。 政府による自動車産業
救済が実施
されたとしても、来年 10万人強、約 1 / 5 の従業員が職を失うと試算。
 
また間接的にビッグ・スリーと関わりのある自動車関連用品の小売業に携わる従業員が
約140万人。 さらにGM、フォード、クライスラー社は米国内に 1万 3,000社の
フランチャイズ・ディーラーを持っていますが、ここで働く従業員は 70万人。 
全米自動車
ディーラー協会では、ビッグ・スリーが生き残った場合でもディーラーは既に
瀕死のところが
多く、今年 900店、来年は 1,100店が廃業もしくは倒産すると予測しています。


一方カナダでは 米国ビッグ・スリーが破綻した場合、直ちに 32万 3,000人が職を失い、
5年以内に 58万 2,000人が失業すると政府統計局が試算
。 また存続したとしても
その半分の 最低 15万 7,400人は失業するだろうと昨日発表。


              20081218_Chry_002.jpg

 
 
このような環境の中、メーカー各社も涙ぐましい努力を始めたのですが、それでも追いつかず。
GMは来年のヤンキースやゴルフ・トーナメント、アカデミー賞へのスポンサー提供を降り、
本社のエレベーターの使用中止まで検討中。 鉛筆などの文房具も安価なものへと変更。
職場内エアコン温度のセーブなど、支出を大幅に削減実施。

クライスラー社も本社役員食堂の廃止。 いくつかの工場内カフェテリアをクローズ。
来月デトロイトで開催予定の北米インターナショナル・モーター・ショーにおいて、これまで
恒例であった記者への食事とドリンクの無料配布の中止など、次々とコストセーブの手段を
出してはいますが、焼け石に水の感は否めません。

 
ブッシュ政権は GM とクライスラー社が来年 3月までとりあえず生き延びるために必要と
している 140億ドル (約 1兆 2,300億円) の捻出方法を検討中で、恐らくクリスマスまでに
発表する予定。 ただここまで新車の販売が落ちている中、将来本当に大丈夫なのでしょうか。
 
 
倒れた場合、失業保険支払いと税収減、さらには健康保険の肩代わりで、国及び地方
税収は更なる悪化。 それ以上に金融市場の信用創造が再び壊れ、世界の資金の流れは
再び急速に収縮することになるはず。 
一方税金の限りない注入は 米国の財政赤字をさらに拡大させ、新規国債発行が急増。 
結果米国の信頼は落ち込み、ドル安にますます拍車がかかりそう。
 
 
今年よりも 来年の方が、より厳しい環境になるのでは と思えてならない年末です。
どうやら世界と日本経済の先行きが、全く読めない状況に入ってきたのかも知れません。


上記の話題と全く関係ありませんが、米国に関することです。
来年 1月 12日から米国へ旅行する際、インターネットで事前申請を行わないと入国出来なく
なるそうです。 円高が進んで来年ハワイなどに行こうと計画されていらっしゃる方は、
ご注意下さいね。 関連記事は 「 こちら 」 です。

 
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Posted by フラン - 2008.12.11,Thu

この間パンクでキャリア・カーに乗せてもらったものの、幸か不幸か 未だ駐車違反の
レッカー移動の経験はありません。 と言うより、混んだ街中にあまり出ないことがそのリスクを
下げているのではないかと。

高額な罰金を払うことを考えると、駐車場の利用は最善の策。 ただ車高の低い車に乗っていると、
駐車券の排出口に手が届かず、一苦労する時が結構あります。


場所は変わって、ここは中国。 オリンピックが終わり 景気後退の波が押し寄せてはいるものの、
まだまだチャイナ・パワーにはすごいエネルギーを秘めているようです。
下記はその中国の、とある場所での駐車違反、レッカー移動の取り締まり直前の風景。


さてその意外な結末は....、Youtube からお借りしています。


    



いゃ~ぁ、思いも付きませんでした。

 

Posted by フラン - 2008.08.08,Fri

今日は 2008年 08月 08日と、 8が 3つ並ぶ目出度い日なんですね。


それとは全く関係ありませんが、
ドバイの交差点では、日本と違い 左折にはちょっとしたドライブ・テクニックが必要なようです。


     


自動車学校にもう一度通ってから、ドバイ旅行をしようかと思っています.....。

テク無いもんな~。


Posted by フラン - 2008.05.16,Fri

 
最近 雑誌やWeb などでに目に入る車が妙に気になっています。 特に欲しいと言うわけではなく、
乗り換える気持ちもありませんが、すごくオシャレで かつ精悍なデザインの その車。

 
春のジュネーブ国際モーター・ショーでデビューをし、今年夏から現地で発売予定となっている
アウディ TTS のクーペとロードスターです。  特にこのロードスターを最初に写真で見たとき、
「 イケてる車 ! 」 との印象がまず脳裏を刺激。


20080516_Audi_TTS_01.jpg

 
一見セダンのボディ・スタイルをそのままロードスターの設計仕様に変更したような印象も残り、
かっての TTのような硬派なイメージを想像しがちですが、
そのスペックを見て愕然。 
まるでボクスターが確立した牙城を、切り崩すために投入されたと思えるような
性能を秘めている
すごい車に仕上がっているではありませんか。  

TTSロードスターとボクスターを比較のために、その違いが容易に判読できる下記のような
表を作ってみました。
 
 
 
アウディ TTS
ロードスター (MT)
ポルシェ
ボクスター (MT)
ポルシェ
ボクスター S (MT)
 
 
 
 
エンジン
4直噴DOHCターボ
水平対抗 6気筒
排気量
1,984 cc
2,687 cc
3,387 cc
レイアウト
フロントフルタイム四駆
ミッドシップ 後輪駆動
最高出力
200 kw (272 PS)
180 kw (245 PS)
217 kw (295 PS)
最大トルク
350 Nm
273 Nm
340 Nm
発生回転数
2,500 – 5,000 rpm
4,600 - 6,000 rpm
4,400 - 6,000 rpm
 
 
 
 

最高速度
250 km/h
 (リミッター付き)
258 km/h 
 (AT 251 km/h)
272 km  
(AT 264 km/h)
0 – 100 km/h 加速
5.6  (AT 5.4 )
6.1 秒 (AT 7.0 秒)
5,4 秒 (AT 6.1 秒)
フレキシビリティ(80-120km/h)
4.4
6.9 秒 (AT 7.2 秒)
6.6 秒 (AT 6.3 秒)
トランスミッション
6速 (AT 6速)
5速 (AT 5速)
6速 (AT 5速)
 
 
 
 
全長
4,198 mm
4,330 mm
全幅
1,842 mm
1,800 mm
全高
1,350 mm
1,295 mm
ホィールベース
n.a.
2,415 mm
車両重量
1,395 kg
1,370 kg
1,390 km
 
 
 
 
その他
 
 
マフラー
左右二本出し
中央一本出し
ホィール
245 / 40 R18
205 / 55R 17
235 / 40 R18
ヘッドライト
バイキセノン
(オプション)
幌開閉
電動 (時速 50km以下)
電動 (時速 50km以下)
シフト
パドルシフト (AT)
 
 
 
 
 
 
現地 車両本体価格
Euro 47,750.-
約 7,735,500円
Euro 47,623.-
約 7,714,900円
Euro 57,054-
約 9,242700円
 
 
(PASM, クロノ込み)
PASM, クロノ込み
日本での販売価格
未 定
5,820,000円 (MT)
7,090,000 円 (MT)
 
 
6,240,000 円 (AT)
7,510,000 円 (AT)
 
 
 
 
 

                                                - to be continued -
 

Posted by フラン - 2008.05.16,Fri

 
TTSロードスターの性能が大きく引き出されていると思えるのが、2.0 L ながらターボ仕様によって
0-100km/h の加速が AT 5.4秒、MT5.6秒、ATで比べるとボクスター S の性能を上回っています。
 
さらに最大トルクの発生回転数がボクスターの 4,600-6,000rpm と比べ、 2,500-5,000rpm と
低回転数で効果を現すため、0-100km の加速が 4.4秒とボクスター 6.1 秒、 S の 5.4 秒を圧倒。
しかも AT (Sトロニック) のほうが MT より若干速いというおまけ付き。
最高速度はドイツ国内法廷速度の 250km/h のリミッターにより制限されていますが、奥はもっと
深いのでしょうね。

20080516_Audi_TTS_02.jpg


 
ATはパドル・シフト。ノーマルとスポーツ・モードのダンパーやキセノン・ヘッド・ランプが標準装備され、
インテリアはアルミ・ペダル、アルミパネルおよびスポーツ・シート、専用メーターの採用で、
「 ほかに何かいりますか ? 」 との問いかけをしているよう。 ボクスターではほとんどオプションの
パーツが、標準装備で付いてきます。


20080516_Audi_TTS_03.jpg
 
 
日本には当面クーペ・モデルの TTSのみの投入ということですが、来年あたりに この 
TTS ロード
スターが華々しくデビューするのでしょうね。 
振り返って見とれてしまうほど、きれいなデザインだと思います。  R8 を筆頭に、最近アウディ社の
逆襲に近い活躍は、いったい何があったのでしょう。 かなり地味な車が多いとの
印象が、
一変してお洒落な車を次々投入。 一番活気があるカー・メーカーに変貌したのでは
ないでしょうか。
 
一点だけ勝手な難クセを言わせてもらえるのであれば、ヘッド・レスト後ろにあるロール・バーが
直立したようにそびえ立っています。 鋭角の逆 U 字のため、運転席と助手席の間隔が妙に
距離が遠いように見受けられます。 もう少しなだらかなアーチ形状であれば、デザインは
完璧だったのではないでしょうか。 まっドライビング性能には、全く関係ないところでしょうが。


20080516_Audi_TTS_04.jpg
 
 
日本に輸入されるのであれば、早速試乗会に出かけてみましょうか。
「敵を知り己を知る」 との名言を残したのは、孫子だったですよね。 そんな大層なものではなく、
ボクスターの良いところを
再認識できる貴重な経験になるかもしれませんので...。


20080516_Audi_TTS_05.jpg
 
 

追加 : ボクスター、この TTSロードスターと比べ まだ 55mm 低い車高です。
(社交辞令ならぬ、車高辞令かな ! )
 
 
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