「夕食出来たよ~」とのヨメのかけ声と共に、食卓についたらヨメが下向いて何かを読んでいる。
「文庫本読んでいるなんて珍しいね、何読んでるの ? 」 って 本を取り上げると同時にヨメは一言、
「読んだら貸してあげるから、返しなさいよ」と、ヨメが再び奪い返した先週の月曜日。
そのあと水曜日か木曜日にヨメは、「これ読んでみてよ、面白い本よ 」 って渡してくれた文庫本に唖然。
ざっと目を通すだけなら 2時間で完読。 フムフムと納得しながら読むと、一週間は楽しめる本でした。
愛読書をご紹介するような地位も立場もありませんが、この本は 「ポルシェとはいったい何ぞや ? 」 が
簡単に解る文庫本です。
「ポルシェ社の歴史と共に、車のモデルナンバー 356から始まり 997に至るまで」の各車の説明が
簡単に、しかも奥深く述べてあるではありませんか。 その文庫は、
タイトル : 「僕の好きな時代、僕の好きなクルマたち < 3 > 」、
著 者 : 「 いのうえ こーいち 」 で、
出版社 : 「枻文庫 ( えいぶんこ )」
価格 : 「680円 」
ポルシェのクルマを始め、フォルクス・ワーゲンおよびアウディ社の歴史や変遷が手に取るように
頭に入ってくる安価で気軽に楽しめる本です。
なおこの著者である いのうえ こーいち氏は、
* 僕の好きな時代、僕の好きなクルマたち < 1 > で、
ホンダ S600, トヨタ Sports800, ニッサン スカイライン GT-R
* 僕の好きな時代、僕の好きなクルマたち < 2 > でイタリア車の著書を
書いていらっしゃいます。
ボクスターに目覚めたヨメは、今日もまた本を買ってきました。
一言私に告げた言葉は、「久方ぶりに本の購入に気合いを入れたけど、良いもの見つけた ! 」
と言って買ってきたのが、「 ポルシェ : サラブレッドの伝説 」 という分厚い本。
「 二玄社 」 発行、3,000円の見応えのあるポルシェ各車の写真集です。
その後一言つぶやいた言葉が我が家の世界遺産になりました。
「 これまであなたが乗り継いで来たクルマも会社も普通に受け止め、何の感想も持たなかったけど、
ポルシェと言うよりカイエンもボクスターも何でこんなに楽しいの !
特に非現実的な楽しみを与えてくれる、ボクスターをもっと知りたいと思って、初めてクルマのに関する
本を買ったよ~」、とのことです。
自分も含めてこんなに楽しめることがあるなんて、一体何なんでしょうね。会社帰りの地下鉄の中で、
この文庫本を読みながら週末の楽しみを思い浮べ、
思わず「ワォ~っ」の毎日。
「オープン・カー、いやボクスターもカイエンも 最高です ! 」
Powered by "Samurai Factory"