ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。 ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
Posted by フラン - 2006.12.21,Thu
21年間生産が続けられたトーラスと同じように、今年を持って同じく生産中止となったフォードの
有名ブランドがもうひとつある。 誰もがご存知の Ford GTだ。
ミシガン州にある同社工場が 2007年春で閉鎖が決定されたことに伴い、今年 9月に最後の
Ford GTがロール・アウトされ、その生産を終えた。
2004年 10月~ 2006年 9月までのたった 2年間のあいだに作られた Ford GTは総台数
わずか 4,038台。
Ford GTがロール・アウトされ、その生産を終えた。
2004年 10月~ 2006年 9月までのたった 2年間のあいだに作られた Ford GTは総台数
わずか 4,038台。
いまさらこの車のスペックなどを取り上げてもほとんど周知の事実となるため、また左 45度から
見たようなお話を一つ。
Ford GT の市販第一号車が販売されたのが 2004年 8月 4日。 それを購入したのは
シアトル在住のジョン・シルレー (Jon Shirley)氏。 マイクロソフト社の元上級取締役という、
見たようなお話を一つ。
Ford GT の市販第一号車が販売されたのが 2004年 8月 4日。 それを購入したのは
シアトル在住のジョン・シルレー (Jon Shirley)氏。 マイクロソフト社の元上級取締役という、
想像しただけでも「持っていらっしゃる」中年男性。
ただ購入「権利」を得たのが遡ること 1年前の 2003年 8月 21日にカリフォルニアで行われた
チャリティー・オークションの席上であった。
フォード社は市販第一号車をこのチャリティー入札に出展。 当時の市販予定価格は
チャリティー・オークションの席上であった。
フォード社は市販第一号車をこのチャリティー入札に出展。 当時の市販予定価格は
約 15万ドルであったが、落札このシルレー氏が落札した金額はなんと 55万7,500ドル。
もっとも第一号車には入札諸経費 + いくつかのオプション (ボディ・カラーの選択など) が
ついており、結構競争が激化すると見られていたが、予想をはるかに超える金額となった。
同氏はボディ・カラーにミッドナイト・ブルーを希望。 その他グレーのキャリパー、BBSホィール
マッキントッシュ製オーディオなどをミシガンのフォード本社で 2日間かけて協議。
そして完成車両が出来上がり、同氏の手に渡ったのが一年後という長期購入予約。
ただフォード社は最初に完成した Ford GT 9台をテスト用などで自社に保有したため、
市販車としては第一号であったが実際は製造番号第 10番目の車両が市販第一号となった
総数を 4,500台前後までと見積もられていたこともあり、Ford GTに関していえば決して
売れ行き不振で生産が終了となったわけではなく、ほぼ計画通りに生産がなされたというのが
正しいであろう。
そして最後の Ford GT生産となったのが下記のモデル。 レッドにホワイトのストライプの
そして最後の Ford GT生産となったのが下記のモデル。 レッドにホワイトのストライプの
カナディアン・フラッグ・カラー。 そう、カナダ在住のオーナーに渡る GTが最後の車となり、
今年 9月でその生産を終えてしまった。
(写真 2名は SVTデザイン・エンジニアリング・マネージャーと、Ford GT生産工場長)
最後にトム・スカルペロ (Tom Scarpello) セールス・マネージャーは、「 Ford GTは、我々に
実利以上のものをもたらしてくれたと確信する。 例えば15歳の少年が寝室に車のポスターを
張ったり、偶然にも道路上でお気に入りの車に出会ったりすることで、その人の夢が膨らむ。
(写真 2名は SVTデザイン・エンジニアリング・マネージャーと、Ford GT生産工場長)
最後にトム・スカルペロ (Tom Scarpello) セールス・マネージャーは、「 Ford GTは、我々に
実利以上のものをもたらしてくれたと確信する。 例えば15歳の少年が寝室に車のポスターを
張ったり、偶然にも道路上でお気に入りの車に出会ったりすることで、その人の夢が膨らむ。
1960年代に Ford GT40がル・マンで 1-2-3 フィニッシュなどの活躍したのを見、いつかは
このような車を持ってみたいと思った少年が、長期的な印象を膨らまし、年を重ねそして今の
Ford GT のオーナーとなっている。
このような車を持ってみたいと思った少年が、長期的な印象を膨らまし、年を重ねそして今の
Ford GT のオーナーとなっている。
我々はユーザーが望むのであれば、毎日乗りたいと思う、美しく 楽しい車を今後も作り
上げたいと考えている。」と結んでいる。
いいコメントですね。
いいコメントですね。
追加
私の少年の頃 目の前にあったスーパー・カーは、「ヰセキ」とか「ヤンマー」、はたまた
「クボタ」のブランドが多かったような……。 みんなカタカナだったから、外車と思ってました。
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