信号待ちなどの停車時のほうが寒いと思うくらいの、ボクスター三昧の日々が続いていました。
ところが、ありゃ今年カイエンをまだ十分に走らせていないことにふと気が付いた 3連休。
行く場所のアイデアが全く出ず。 幕張で東京オート・サロンが開催中で渋滞が予測されるため、
東関東高速の利用は今回パス。 結局向かったところは行きつけの国際モーター・ショーが毎週末
開催されているような、大黒 SAとなってしまいました。
思いは見事に当たり、当日高速道下りは案の上の大渋滞。 それを右に見ながらほとんど
飛ばしている車の無い、首都高と神奈川高速を西へ西へ。
残して中央車線へと車を誘導。 ステンレス・タンクのトラックは、絵になりますね。
期待を裏切らないかのように、カイエン S はぐいぐいと押し出すように走ってくれます。
駆け上がります。 相変わらずの静かなエンジン音と一回り口径の大きいハンドルにやや物足り
なさを感じますが、この力強い走りだけは何時乗っても そのパワーにしみじみ関心です。
大黒 SAに現着し、いつものようにワンコを散歩させながらボーっとしていると、カイエンを停めた
前の駐車帯に、赤いアルファ・ロメオが一台また一台と続いて入ってきます。
方もワンコと一緒だ。 我が家もワンコと連れだったこともあり、直ぐに会話へと発展しました。
教えていただいたことによると、アルファ・ロメオのオフ会に参加されていらっしゃったのですが、今回は
ご都合でもう一台のボクスターになったとのこと。 愛犬はシルバー・ホックス・テリアで、生後まだ 4ヶ月。
助手席はワンコが転がらないよう工夫され、さりげないながらもワンコの安全に配慮し、ストラップで
頑丈に固定されていらっしゃいます。
暫くお互いのワンコのじゃれあいと共に時間を過ごし お別れしたのですが、ワタシもカイエンではなく
ボクスターで来ていたら、ばっちしフィットしていたかも知れません。
帰路はぽかぽか陽気に歩調を合わせ、左車線をまったり走行。 ほかの車がどんどん追い抜いて
いきます。 急ぐ必要の無い日曜日の昼下がり。
きっと他のドライバーから見ると、「へたれ走行だなぁ」 と思われているでしょうが、その予測
見事に大当たりです (笑)
季節はずれの台風 20号が日本列島をかすめた週末土曜日。 結構な豪雨で外出する気力もなく
一日自宅でごろごろ。 何もしない方が、あっという間に時間が過ぎていくようです。
翌日曜日、台風一過で抜けるような青空。 このところあまり乗っていなかったカイエンを走らせようと
乗り出したものの、東関東高速道はディズニーに向かうクルマで埋め尽くされ、ほとんど動いておらず。
ヨメが、「 そういや本日は ハローウィン・パレード の最終日だ 」 と言う。
仕方がないので、高速道利用をあきらめ ワンコ のえさを買いに お台場のビーナス・ポートへ進路を変更。
到着したのが午前 10時。 ところが開店は 11時という。
ありゃまだ一時間もある。 やることもなく、屋上の駐車場でぶらぶらしていると、フジテレビの社屋を発見。
こりゃ記念撮影でも と思い しばらくカメラを構えてみたものの 時間って簡単に過ぎてくれないものです。
結局買い物をあきらめ、いつものように大黒 SAまでドライブを決定。 綺麗な青空を目に受けながら
走っていると、台風がホコリをぬぐい去ってくれたのでしょうか、富士山 が右手にくっきり現れてくれました。
頂上付近はもう雪が積もっているのですね。
何もしない日曜日となりましたが、偶然ながらも本日は 「フジの 2連発 」 という、珍しい体験をした
週末となってしまいました。
今週は月末だ。 忙しい一週間となりそうだなぁ。
最近ボクスターばかりのご紹介で、もう一つのクルマが置き去りになっていました。
この 3年間あまり表立って出していなかったのですが、カイエン S も走らせていてます。
車検一回くぐらせたにも関わらず、走行距離はまだ 23,000km。 ボクスターに夢中になっていたため、
今ではどっちがファースト・カーなのか解らずだったのですが、今月初旬にこのカイエンと約 2,000kmの
ドライブに出たため、ボクスターとうまく補完しています。
小さなことも含め、これまで故障は全くなし。 ただ納車時にワイパーの止め方が甘かったせいか、
豪雨時の高速走行で左ワイパーが吹っ飛んでしまったのが唯一の不都合でしょうか。 故障には
数えられないアクシデントでした。
このカイエン S 、結構早いのです。
ボクスターエンジンの水平対抗とは別物で、V8 4.5L はうなり声無く吹き上がります。 制限速度
そのもので走っていても、足下アクセルは軽く踏んでいる程度。
タイヤから出る音で走っていることが解るような、エンジン音がほとんど聞こえない 本当に静かな走行が
楽しめます。 ただ吹き上がりのサウンドは、別格の響きを奏でてくれるのは言うまでもありませんが。
試したかどうかは別として さすがに 「 のぞみ 」 には負けますが、本気でアクセル・ペダルを踏んだら
「 ひかり 」 と 「 こだま 」 とお友達になれるかも。 低速からの加速と、高速走行からのもう一段の
伸びに長けていることもあり、結構機敏に走ることが出来ます。 特に ETCゲート出口で...。
さらにリッターあたり 8km に近い 7km 台後半までの燃費消費。 少々の道路の隆起にも揺れることもなく、
静かに早いのが特徴でしょうか。 ふと気が付くと制限速度・オーバーに気が付くのがしばしばです。
反面ボクスターの場合は速度が落ちている場合が多く、やはりペダルを踏むフィーリングが全く違うことが
要因となっているのかも知れません。
私のカイエンはこの間 車検を通した 2005年型ですが、購入時にこれも即決購入したことでカラーなどの
選択が出来なかったこともあり、ボクスターと同色となってしまいました。
(ボクスターはホワイト指定で買ったため、カイエンノ方が融通が利かなかったのですが)
購入時当初あまり気にも止めていなかったものの、ホワイト・カラー一色の SUV は 図体が
大きいこともあり、なんか のんべんだらり とした印象が日々増幅。
なんか蓬莱の 「 豚マン 」 のような形に見え始めてきたことで、若干の変更を計画。
そこで 18インチのホィールを変更し、20インチへと交換。 同時に少しだけ色付けしてみました。
ご承知のようにカイエンのグレードはフォルクス・ワーゲンのV6 エンジンをチューン・アップした素の
「 カイエン 」。 ポルシェ製 V8 を搭載した 「 カイエン S 」。 そしてターボ搭載の 「 カイエン・ターボ 」 の
3種類があります。 この見分けは色々とあるのですが、キャリパーの色でも判別出来ます。
カイエンのキャリパーはブラック・カラー、カイエン S は、シルバー、そしてカイエン・ターボは
レッド・カラーで識別されています。
私のカイエン S のキャリパーは上の写真のようにシルバー・カラーであったためアクセントが
足りないと感じ、キャリパーのカラー化を計画。 レッドに塗り直してみました。
結果 真っ白で豚まんにしか見えなかった車両が、見事に桜餅のようにトッピングがかかった
ちょっとアクセントの入ったボディに変わったような気がします。
まずこの 2つのさりげない変更の後、もう一つだけ あるところを触ってみました。
明日また....。
キャリパーにリップ・スティックを塗ったと同時に、もう一カ所に手を加えてみました。
ある日ヨメが、カイエンのグラマラスな後ろ姿を眺めながら述べた一言。
「 " 紀文のカマボコ" の断面のようなマフラー、ちょっと変えてみない ? 」
自車にカスタムを施すとその時点から古いクルマに見え始めると思い、極力原型に手を加えることを
控えたいと考えていた私も、このヨメの一言に妙に納得。
そこで "紀文のかまぼこ断面 " 形状みたいなオリジナルの 2本出しマフラーを変更。
4本出しへと変えてみました。
変更後の見た目は、後ろ姿が少し引き締まったように見えます。 排気サウンドもやや太くなり、
自己満足の
世界ですが結果はまずまず。 走行性能や燃費などに大きな変化があったとは全く思いませんが、
良いスタイルになったと自分で納得。
あとは原形を保ったまま。 その他カ所には一切 手を加えていないこともあり、発売当時の新鮮さを
未だ感じることが出来ます。
性格が全く違うため、カイエンとボクスターを比べどちらが良いとのコメントは出来ないものの、
長距離を乗るならカイエン、中距離はボクスターに軍配でしょうか。
ただボクスターはフロントとバックの 2つトランクが広いため、日常の買い物には互角の力を発揮。
ハンドルやペダル操作などは圧倒的にボクスターが重いですが、シートはむしろカイエンのほうが
堅いかも知れません。
私の運転技術が未熟なことが原因なのでしょう。 後方視界に不安が残るため、カイエンもボクスターも
バック・カメラ付きです (笑) 。
さて明日日曜日はボクスターで浜松まで、ウナギを食しに出かける予定。 同時にもう一つの目的は、
野外ライブ・コンサートの鑑賞です。
後日アップしますね。
皆様方にはよい週末を !
捕ったど~ !!
8月 3日におそるおそる手に入れたボクスター S と同時に、今週末土曜日、思い切ってマイナー・
チェンジしたカイエン・ターボも手に入れました。
V8, DOHC, 4,800cc、500馬力、内装総革張りの化け物みたいな SUVです。
ライト・ブルー・メタリックなのですが、シルバー・メタリックにも見えます。
HID、リヤ・スポィラー、アクティブ・サスペンションなどもろもろの装備が付いているため、
カスタムの必要性はほとんどゼロ。
タっ、「 タ~ァァァボ」 です。
高速道でいつもは羽毛布団を踏むように静かにコントロールしているアクセル・ペダルを豆腐を
踏みつぶすように思い切り踏み込むと.....
ドイツの法定速度まであっという間に引っ張ってくれます。
メーターは 300km / h まで表示。 恐るべし、カイエン・ターボ。
は虫類か 夜行生物を彷彿させるようなその フロント・マスク。
関西方面のお言葉で、 「 誰にメンチ切っとんねん ! 」 と言いたくなるような目つき。
ヘッド・ライトのデザインは、現在所有のカイエンに装備されている 「カエルの目玉」 から、
「トカゲの目つき」へ、かなりの変更です。
どう猛 野生動物の顔面をデザインした、フロント・マスク。 コワ~イ、そんなに睨むなよ。
おなじみのターボだけに許される 4本出しマフラー。 デザインは四角い形状から円筒状に変更になりました。
いゃ~、外観も性能も凄過ぎて、高速道初体験ではコントロール出来ませんでした。
免許証に付与された 15点、ほんの 2週間あれば簡単に無くなりそう....。
さて、これからどう乗りこなそうか、悩んでしまう 手に負えないじゃじゃ馬のような車です。
本体価格で1,398万円。 いろいろオプション付けて諸経費払うと約 2,000万円。
それだけに見合う価値は、充分ありそうです。
あっ、説明が遅れました。 これ、お借りし、 数時間だけ手に入れました~ 。
今回納入直後のボクスターにちょっとした不都合が生じ、それを調整して頂くことに。
営業後担当の Kさんが、「チェックに暫く時間がかかります。 代車を用意しますのでご来店下さい」との
要望で土曜日に出かけました。
Kさんにキーを預けると同時に帰ってきた言葉は....、
K氏、「これ代車です。 左ハンドルですが、今乗っていらっしゃるのと同じカイエンですよ。
ガソリン少ないですが、補給して頂ければボクスターのチェックが終わるまで、いくら乗って頂いても
結構ですよ」、とのご提案。
そこにおいてあったのは、走行距離わずか 900km の、「 新 カイエン・ターボ 」 だったのです。
初試乗させて頂いた新カイエン・ターボ、急いで家に帰り ヨメを呼び出し急きょのドライブ。
もう筆舌に尽くしがたい経験の数々。
短時間だけ手に入れた、いやお借りしカイエンでしたが、高速道で体験した数々のフィーリングは、
想像を絶するものでした。
その後 とある PJディーラーに戻り、チェックの終わったボクスターに火を入れれば、ボロロロ~っという
サウンドで迎えてくれます。 やっぱオープンは 「 楽し ! 」 ですね。
今回いろいろとご配慮頂いた店長の Sさん、ご担当の Kさん、並びにご転勤で違う支店で頑張って
いらっしゃる以前私のご面倒を頂いた Nさん。 数々のお世話を頂戴し大変ありがとうございました。
これからもカイエンとボクスターを大切に楽しみたいと思います。
でも現カイエンはそれなりに楽しみながら、今はボクスターの虜になっていますので、暫く買い換えは
勘弁して下さいね。
終着点は 911ですが、吉田 茂首相の側近とした仕えた 白洲 次郎は通産省退官後 80歳まで 911を
乗りこなし、また 911を元にトヨタ・ソアラの基礎を提供し 颯爽と晩年を生き楽しんだと言います。
それにはまだまだ早いですが、まずはカイエンとボクスターから。
明日はまた仕事だ。 週末の楽しみのために 一週間は喧噪の世界。
走りながら次を考えることが出来れば....。
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