忍者ブログ
ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
[94] [95] [96] [97] [98] [99
Posted by - 2024.11.24,Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by フラン - 2005.01.05,Wed

10008332245.jpg

























さて、ともすれば男性が作っている一般社会。今米国では女性の自立心が毎年
向上しており、
男離れが着々と進んでいるようです。 「女性とテクノロジー」という米国雑誌がシリーズ化してその
積極的な米国女性の社会
との関わりを表現しています。その中の第 30題に女性とSUVs」という
特集を組んで
いましたのでご紹介。


最近米国で車購入に走る女性が増えています。 1984年米国内で車購入に走った
女性は全体の
わずか 20パーセントでした。 それが 1990年には28パーセントに達し、
現在では車購入の意志
決定に関与する女性の割合は 80パーセントにまで上昇。 
さらに車購入に関しては全体の
50パーセントが「新車」購入を好むようですが、その購入価格は平均 2万ドル (約 210万円)とのこと。
また新車購入を決定した女性のなんと 97パーセントが自分で運転するため買い
込んだそうです。

車購入に走る女性の平均年齢は 41歳。うち78パーセントは高学歴を経て、平均年収は6万 3,000ドル 
(約 665万円)。 特に最近米国女性はSUVを好む傾向にあり、そのうち結婚し子供を持っている
主婦の
半分以上はSUV市場に大きな関心を持っているとの調査結果を発表しています。
この傾向は年々高まり、1992年には 150万台の所有が 1999年には倍の280万台と
なり、2003年には
実に米国全体(男女の購入を含み)で 1600万台のSUV車が販売される
という、自動車会社にとっても
最大の顧客層を形成することになっています。 ではなぜ
女性は SUV車を好むようになったのか、
この要因をちょっと覗いてみたいと思います。


*なぜ女性は普通乗用車でなく、 SUVを選ぶのか。

まず大半の女性は男性と比べ車そのものの性能や細部に関心が無く、どのように
便利に使うことが
出来るのかをまずチェック。そのため各自動車メーカーはこのマーケッ
ティングに常に苦労を伴うことを
強いられました。

結果出てきた答えが、相対的に車のスタイル、安全性と快適ドライブ、運転時個々の
表現、自分の
必要性に適したものかどうか、実用性、将来の使い勝手、そしてその車が
適した価格であるか
どうかという、性能よりも自分の性格にあったものであることに第一
優先権を示し、男性以上に外見を
気にするとしています。そのため男性以上に余計な
支出をしているようですが、これは女性の年収が
徐々に向上してきていることもその
理由の一つだそうです。

上記のことを総合して、女性はまず安全性を最初に選択。次に高いアイ・ポイントで
より運転時の
快適性を求め、結果自動車よりも、あるいは小さな車よりも SUVにその
優位性がありと判断。
比較を重ねた結果メリットを SUVに求め、普通乗用車よりも設定
価格が若干高いことは、「安全性の
代償の対価」と納得するとのこと。 さらに普通乗用車より座席が高いことで自分を表現。室内と
天井が高いことで快適性も
一緒に得ることが出来、仕事、アウトドア、将来の使い勝手など、すべてに
満足感を
得たいという欲求にマッチさせたいと願うとのこと。

自動車メーカーもこの女性の要求に応えようと必死をコキ、前日の女性エンジニアの
工夫箇所改良の
話題のように、買い物好きの女性ドライバーに対し最大のサービスを
演出。 折り畳み 第 3席や後部
ドアの閉口フックなどの取り付けでその思考に答えて
いるといいます。

さらに別の分析では、 SUVの運転時は女王様気分が満喫できるといい、見下ろし
あるいは見下し
できる座席配置が、女性の最も必要としている感覚を刺激し、購入
動機の一つとなるといいます。

ただ安全性を一番の理由とする女性にとって、エスカージョン、タホ、ハマーなどの
大型 SUVは
運転しづらいと考え、逆に小型 SUVは横転につながるとし、その選択は
エクスプローラー、チェロキー、
トレイル・ブレーザーなどの中型 SUVとなる傾向に
あるようです。

最近は著名女性雑誌に広告を貼る自動車メーカーが増えてきており、米国内で
権威のある女性向け
「スポーツ・イラストレーティッド」誌にはスバルがスポンサーと
なっており、ジープやシボレー・トレイル・
ブレーザー、さらにエクスプローラーも
「No Boundaries」のロゴを掲げ、常連広告主の一つになって
います。

一方 TV CM でも、SUVの CMでは必ずと言っていいほどそばに女性が張り付き、
以前のように
男性用一辺倒という映写がすっかり影を潜めてしまったとのこと。 
男性アナウンサーが低い声で、
「これで淑女(あなた)も何でもすることが出来
ますよ」と囁くといいます。

最後に例外点を少しだけ。 中型 SUVの中でも トヨタ・レクサス RX 300 (ランクル
100)は別扱い。
価格が高くあれは男性用の車と認識されることが多いそうです。 
さらに女性にとっての SUVは
生活するために使用するという色合いが強く、山登りに
使う女性は滅多にいないことも判明。

もうひとつ、自ら車購入に走る女性ドライバーは、ミニバンよりもSUVを選択する
割合が高いそうで
その理由として、キャリア・ウーマン・独身女性の比率が高く、
「ファミリー臭い車になんか乗って
いられない」というのが本音のよう。


独り言:
たまに路上なんかですれ違う女性ドライバーの SUV。 なんか生き生きとした表情を
している人が
多いですよね。 男勝りという気持ちよりも、「やるじゃん」と声をかけたく
なってしまいます。 

一方上記写真のように、ホースを引っ張りながら走るような女性ドライバーも、
たまには....
いませんよね !

PR
Posted by フラン - 2005.01.03,Mon

10008330531.jpg

     一昨年主要自動車会社の販売総数で、ついにトヨタにも
     抜かれて世界 3位に甘んじてしまったフォード社。 もう普通の
     ことをしていても限界が見え見え。 なんとかせにゃならぬと
     目を付けたのが今じゃ飛ぶ鳥も鳥ウイルスじゃなかった、
     飛ぶ鳥も落としてしまうような勢いで伸びている金持ち
     東洋人にもターゲットを広げ始めたようです。



じゃーん フォード社のアジア人向けウェッブ・ページ、昨年から新装開店です。  ここには実に中国語、
韓国語、そしてベトナム語で表記されたフォード・ブランドのパンフレットが置かれ、日本ではめったに
見ることが出来ない車種も掲載。 PDFファイルのため、アウトプットに時間がかかりますが、もちろん
エクスプローラーを始め、Fシリーズ・トラックもあってちと楽しいページとなっています。
アドレスはここ です。

このページ中国・韓国・ベトナムの国内顧客層を狙ったものだけではなく、米国内の黒目のユーザー
開拓強化が本音のよう。
1999年から2000年にかけて米国内では米国籍中国人 人口が 41パーセントも伸び、ヒスパニックに
次ぐ人口構造を形成しようとしていることに注目。
またすでにトヨタ(2003年 4月から)、現代、起亜自動車などが本国のHP内に中国語などのページを
持っており、特にトヨタでは米国から名古屋本社のHPにアクセスしてくる米国籍家計は60パーセントで
あるものの、米国籍中国人家計は70パーセントに上っているということで、自社ウェッブでの東洋諸国の
言語表示は、無視できないCM媒体となってしまったようです。

ちょっと覗いてみましたが、結構いろんな車種を見ることが出来ましたよ。
少し違和感が残りますが、目の保養にでもどうぞ !
Posted by フラン - 2005.01.03,Mon

最近ますます「車」は男だけのおもちゃか仕事の道具ではなくなりつつあります。たとえば女性の
タクシー運転手やトラック・ドライバーがかなりに目に付きはじめ、路上でも一般
マイ・カーの女性
ドライバーがすでに日常化しています。 

そこで「女性と車」に関する米国内記事をご紹介してみたいと思います。 下記はインターネットで社会
生活ニュースをネット配信する 「about us」というWEBに記載
されていたものですが、題して
「米国女性
トラック・デザイナーの躍進」 という記事からのご紹介です。

10008331115.jpg


    米国労働省の資料によると米国女性エンジニア

    総数(自動車産業界を含む)は、1988年に約
 18万人
    でしたが、10年後の 1998年には 22万
8,000人となり、 
    現在景気低迷とともにその
速度は落ちたものの 25万人を
    突破する勢いで
増加しているとのことです。

    特に自動車産業においては全ての自動車
メーカーで女性
    エンジニア・スタッフを投入。



その最も大きな理由として、自動車製造・販売に
おける最終内外装デザイン決定と販売増にかなり
影響するためとしています。

一方新車購入者の 80パーセント以上が妻もしくは購入者に関係している女性がその購入に関しての 
最終決定権もしくは影響を与えられたといい、結果的には「賢い選択で
あった」と述べています。
平行して最近米国のトラック・SUV市場では、デザインや内装に一層のセンスを要求されるようになり、
各自動車メーカーは細部にわたる箇所の作りに女性デザイナーの積極登用が
目に見えて増えてきて
いるそうです。

ほとんどの自動車メーカーは一定の非公式女性従業員専属チームを持っており、その
いくつかが
エンジニアにほとんど関わりを持ったことがない「普通のおばさん」軍団で構成
されているとのこと。 
時と場合に照らし合わせ、一般・エンジニア・デザイン女性チームと、
おばさん軍団部隊が各種の
コンセプトの評価に参加。  若年から層年までの最大公倍数の
女性層にどれだけウケるか、将来を
見据えた意見交換にかなりの時間をかけているとのこと。

ちなみに女性がデザインした代表的な車として、

* ゼネラル・モータース社で 最初に女性デザイナーが手がけた
Buick 「 Rendezvoes 」

* ゼネラル・モータース社
、「 The 2000 Saturn CV1 」 

* ニッサン社
、「 Frontier 1999 - 2001 」  by Ms. Diane Allen

* フォード社、女性技術者30名設計による
「 Windster 1999 」


ここ数年、各社女性デザイナー部署、あるいはおばさん軍団によって取り入れられた各種
車内外
アイデア類や改良点、主立ったものだけでも下記のような箇所があります。 いつも何気なしに
使っている便利なところの多くは女性のアイデアが入っていたのだと
再認識させられました。

「へ~、ここもか!」と思うところが各所にあります。そのほとんどに女性の関わっていた
ということ
ですので、Explorerには付いていない装置・備品もありますが、明日車に乗る
機会がありましたら、
もう一度しげしげと眺めて見るのも良い機会なのでは !

* ファミリー・タイプの外観デザイン。 逆にマッチョ・スタイルを彷彿させるフェイス。
* 太くなく、握りやすいハンドル径。
* サン・シェード後ろに付いたバニティ・ミラー。 化粧チェックと後部座席の乗員確認の
一挙両得使用。
* カップ・ホルダー及びペット・ボトル、ジュース・パックも収まる収納ホール。
* 後部座席乗員が使用出来る、座席裏の大口収納ケース(バック)。

* 低い位置に取り付けられたアーム・レスト。
* 後部トランク・ドア閉口のために取り付けられた吊革もしくは引き下げハンドル。
* 燃料残量警告灯がついてもかなり走ることが出来る燃料タンクの形状。 
   (女性はしばしば燃料補充を煩わしいと思い、かつ子供の登校時送迎に警告灯が
ついた場合、
   送迎を優先する傾向にあるため)
* 後部座席ヘッド・レストに埋め込まれたスピーカー。 
   (子供は自分音楽に集中でき、親は自分の好きな音楽を楽しめる)
* 取り外し可能グローブ・ボックス。 財布とともに持ち運びも可能。

* 以前より若干高くなった天井。 圧迫感軽減と乗降の時の利便性。
* 大きくなった各種スイッチ、ラジオ、エアコンのコントロール・ボタン。
* ステアリング・ホィールにセットされたクルーズ・コントロール、運転しながらでも
操作が可能に
   なったハンドルに取り付けられたラジオ、エアコンのスイッチ。
* センター・コントロール内にあるスイッチ類を回転調整に変更。
* 鍵などの小物収納ケース。 メーターパネル内で確認できるドアのロック・アン
ロック表示ランプ、
   および運転席に集中配備されたドア・ロック開閉ボタン。

* 前列座席周辺に配置された手袋、CD、地図、傘などの収納箇所。
* 「大口」のドア・ポケット。
* 一回操作で着脱できるシート・ベルト。また運転席のシート・ベルト装着で
4座席全てのシート・
  ベルトのロックが出来る装置。
* 狭い場所でも乗降可能なトラック後部座席に設けられたスライド・ドア。
* タイヤ空気圧を数値で関知するメーター・パネル内LCD。

* 前回の定期点検を容易にチェックできる整備手帳の開閉およびマニュアル化。
* 女性の乗降を容易にするサイド・ステップ。
* ラップ・トップ・コンピューターを置くことが出来る大型センター・コンソール。
* リア・バンパーに取り付けられた、バック車庫入れ時の障害物警告センサー。
* 前部および側面部のエア・バック。

* 以前と比べ、自動車メーカー全体的に少し高くなった運転席シート。
* 角度調整可能フット・レスト。
* アーム・レストに取り付けられ、かつ収納できるカップ・ホルダー。
* 折り畳み可能な第 3席 (7人乗り可能)。 突発的な状況時、欠かせず。 さらに第 3席着脱可能な
   ものも含む。
* 小型化されたパーキング・ブレーキ・ノブ。

* 簡単使用の付加機能。 ウォッシャー、ドライヤー、冷蔵庫、電子レンジ。
                                                  などなど。

上記アイデアは全て女性の発案か、女性からのアイデアが深く関与した改良点あるいは
新規取り
入れ箇所だそうで、いずれかの自動車メーカーの車にすでに設置済みのもの
ばかりです。  
細かいところはやはり女性でなくてはというアイデアが見事に反映されているようですね。 
 


我が家でもカミさんの関与がそりゃ~大きいこと、大きいこと。エビが逃げるときの格好が、
ワタシの
得意技かもしんない….。

Profile
HN:
フラン
性別:
非公開
自己紹介:
よう来てくれはりました !
Calendar
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Comments
TrackBack
Counter
Others
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]