季節はずれの台風 20号が日本列島をかすめた週末土曜日。 結構な豪雨で外出する気力もなく
一日自宅でごろごろ。 何もしない方が、あっという間に時間が過ぎていくようです。
翌日曜日、台風一過で抜けるような青空。 このところあまり乗っていなかったカイエンを走らせようと
乗り出したものの、東関東高速道はディズニーに向かうクルマで埋め尽くされ、ほとんど動いておらず。
ヨメが、「 そういや本日は ハローウィン・パレード の最終日だ 」 と言う。
仕方がないので、高速道利用をあきらめ ワンコ のえさを買いに お台場のビーナス・ポートへ進路を変更。
到着したのが午前 10時。 ところが開店は 11時という。
ありゃまだ一時間もある。 やることもなく、屋上の駐車場でぶらぶらしていると、フジテレビの社屋を発見。
こりゃ記念撮影でも と思い しばらくカメラを構えてみたものの 時間って簡単に過ぎてくれないものです。
結局買い物をあきらめ、いつものように大黒 SAまでドライブを決定。 綺麗な青空を目に受けながら
走っていると、台風がホコリをぬぐい去ってくれたのでしょうか、富士山 が右手にくっきり現れてくれました。
頂上付近はもう雪が積もっているのですね。
何もしない日曜日となりましたが、偶然ながらも本日は 「フジの 2連発 」 という、珍しい体験をした
週末となってしまいました。
今週は月末だ。 忙しい一週間となりそうだなぁ。
残っているのが群馬県にある赤城山登頂コースです。 この山道は
① 県道16号を使い、赤木神社手前から入る大胡赤城線と、
16号線を登頂に、4号線を下山に利用する右回りコースを選択。
赤城神社手前を右折 ⇒ ひたすら細い山道を登る ⇒ 1828mの赤城山へ (実際は標高
1579mの長七郎山) ⇒ 赤城山頂上 ⇒ 県道 4号 赤城道路を下る ⇒ 県道 353号 ⇒
「道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡」 ⇒ 353号引き返し ⇒ 赤城 IC 関越自動車道 ⇒ 東京
朝焼けが綺麗な週末。 ハンドル持つ手にも、気合いが入ります。
上記地図どおり関越高速道・渋川伊香保 IC をおりたあと、県道16号を使い 赤木神社手前から入る
大胡赤城線の右回りルートにして、結果大正解。
下山に利用した県道 4号線は、対面通行ながらも道幅が広く、舗装も完璧。 定期大型バスも楽々
運行しているほど整備されていることもあり、長時間の左右曲がりカーブを楽しむことが出来ます。
そう この下り坂では、Tip を積極活用。 意外と頼もしい、かつギアと引っかかりの良いエンジン・ブレーキ、
および眼下の絶景に あっという間に下り切りを体験。
大胡赤城線の入り口を見失い、一旦赤城神社に到着し再度引き返し。 ゆっくり走りながら探して
みると、「 これが本当に登頂道路の入り口 ? 」 と思うようなような細い道路が見つかり とりあえず
進入。 舗装はしてあるものの、車 1.5台ほどの幅しかなく、ところどころにある退避場所で対向車を
待たなければならない山道。 上へ上へと道が延びているため、この道で間違いなしと確認。
赤城山登頂は初めての体験であり、個人的には 「 数百メートルくらい登るのかなあ 」 と考えながら
狭い道を右左に急角度ハンドルを切っていたのですが、行けども行けども頂上の気配が見えず。
したら、ガイドブックを手にしたヨメが一言。 「ゆっくり走ったら 3時間前後と書いてある」との返答。
ここでふと疑問に思った私は、「赤城山って何メートル ? 」 と再び聞き返すと、ヨメから
ばぅおお~~ん、 ぐわぁ~ん、 ばごばご ぎゅい~ん。
鳴くわ、吼えるわ、雄叫ぶわの もの凄いエンジン音の連続。 無理もありません、傾斜の大きい
タコ・メーターの針は 1,000rpm ~ 5,6000rpm 超えまでの頻繁な繰り返し。
登坂途中、道路補修で約 20人くらいの作業員の方が 横一列に並んで休憩中。 ただすべての方の
視線がこちらに注がれています。 恐らくかなり前からボクスターの派手な爆音が聞こえていたの
でしょう。 やっと正体捉えたり という目付きの方ばかり。 数名の若い方は立ち上がり、拍手で
お見送りをしていただきました。
さらに急斜面カーブが続き、ボクスターのエンジン音はついに むせび泣き状態に突入。
何回頭の中を駆け巡ったでしょうか。
いゃ~ぁ、景色が上下左右に回るものだから、本当に疲れたよ~。
下りもこんな状況が続くのかと考えると憂鬱になりましたが、すばらしく整備された県道 4号線に
紅葉に出会うのがちょっと早い 10月初旬、天気晴朗の日曜日。
赤城山帰路で、「 5555 」 をゲット ! 得した気分がもう一段高揚。
その後近くにあった道の駅 「ぐりーんふらわー牧場・大胡」 で一休みし、帰路につきましたが、
会社の同僚や知り合いから、「何故にカイエンもボクスターもホワイト・カラーなの ?」との
質問をたまに受けます。 特に大きな理由はないのですが、ものぐさな性格と夏場対策の
2つの要因がボディ・カラーをホワイトに決めたかも知れません。
少し前までポルシェ以外の SUV を所有していた頃、迫力が違うと思いブラック・カラーの選択が多く、
随分と気に入っていたものの、ある時を境にブラック・カラーを離れてしまいました。
その第一の理由は真夏の炎天下における車内温度の上昇。 もともと暑さに弱いこともあり、
エアコンが直ちに効かず、直射日光で熱を保持したインパネやシートに、ブラック・カラーを
ギブ・アップ。 これが最も大きな理由でしょうか。
第 2 の要因はブラック・カラーは淡色系カラーと比べ、小まめなメインテナンスを必要とします。
ちょっとした埃や水滴スポットがかなり目立ち、この除去作業が一苦労。 力を入れて拭うと
今度は太陽光線の反射で拭いた跡が帯状の縞模様となって浮き上がってきます。
特に春先や秋口のやや弱い太陽光時にその症状が顕著となり、車両年数経過と共にその
傾向が強まって行くのではないかと思います。
以前洗車が趣味のような時期がありましたが、最近は気合を入れないと体が反応してくれません。
カー・ケアの時間も大切ですが、その時間をドライブに回したく、最終的にホワイトの選択と
相成りました。 また決してブラック・カラーが嫌いになったわけではなく、道ですれ違うブラックの
車体に、未だ目を奪われることがしばしばです。
ホワイト・カラーも水アカ対策など、それなりにきめ細かいケアが必要であるものの、 2台のクルマの
置き場所を屋内駐車場に変えてからその作業が格段に減りました。
さらに暑さ対策以外のホワイト・カラーのメリットとして、ホワイトは膨張色。 カイエンは予想以上に
大きく見えるのでしょうか、狭い路などの対面交差で対向車に進路譲って頂く確率が多いかも
しれません。 さらに夕刻の薄明かり夜間時の雨天走行など、他車からの目視確認が容易な
ことも安全面のメリットに数えられると思います。
ポルシェの一般的ホワイト・カラーは 2種類あり、ボクスターは「キャララ・ホワイト」。 白物家電の
ホワイトに近い色という表現は適切でないかもしれませんが、真っ白一歩手前でしょうか。
一方カイエンのホワイトは、「サンド・ホワイト」。 ほんの少し黄色が入った、ハーゲンダッツの
バニラ・アイスに近い色です。 何故カイエンにキャララ・ホワイトが使われていないか、恐らく
純白に近いキャララ・ホワイトを使用すると、車体が大きいことで色飛びをお越し、ボケた外郭に
見える恐れがあるからと考えられます。
一方私のポルシェのインテリアは、カイエンのブラック・カラーに対してボクスターはサンド・ベージュ。
色一つ変えるだけで、見た目がこんなに違うのでしょうか。 カイエンはかなり落ち着いた趣きですが、
反面ボクスターのホワイト / キャラメル色は想像以上に派手でした。
オープンで走っていると あちこちからかなりの視線が刺さります。 室内の汚れはハンドルを除き、
それほど神経質になる必要はないでしょう。
ホワイトとキャラメル・カラーの派手な組み合わせ、高速道路も一般道もがスタンディング・
オベ―ションになります。
ボクスターを所有して初めて、ボディのホワイト・カラーは、派手な色であることを認識した
この 2ヶ月でした。
次は派手なエンジン音の話でも.....。
原油価格は下落に転じるのですが、今年は9月中旬に横バイ状態が続いたあと、再び大きく
買い込まれ、先週金曜日 (10/19) には高値 1バレル 90.07ドルと有史来の最高値を付けて
しまいました。
その後米国原油在庫は十分確保されているとのニュースで利益確定売りに押され、
などが挙げられますが、 1) ~ 3) の要因はすでにオールド・ファッション化しています。
長期化が予想され、トルコのクルド民族問題も長引くでしょう。 このような中東の地政学的リスクと投資
資金の避難が 原油価格を押し上げる要因となっており、当面大幅下落は望めそうにありません。
米国ヘッジ・ファンドの中には原油の生産量はピークを超えており、年末までに 1バレル 100ドルに
達するとし ( BP Capital )、更なる上昇を予測する向きもあります。 またモルガン・スタンレー社も原油
価格は明らかに行き過ぎており、急落する可能性が高いとしながらも、地政学リスクの高まり、アジア
新興諸国の需要増、ドル安などで 100ドルに向けて上昇する可能性もまだ残っていると原油価格の
上昇を警告しています。
最近若干円高傾向となっていることで、ある程度の価格上昇は抑えることが出来るとは思いますが、
昨日カイエンに 72リットル、ボクスターに 46リットル入れたハイオク価格は 147円。 これだけで
17,346円が吹っ飛んでしまいました。 仮に今後ハイオク価格が 2割上昇するとすれば 1 リットル
176円となり、2万円を超える出費となります。
いつの間にかミネラル・ウォーターの価格より高くなってしまった石油価格。 灯油や石油製品価格も
ご多分に漏れず引き上げられることになると思いますので、禁煙でもしょうかなっと考えています、
無制限から上限を設定し、子供に泣いてもらおうと画策中。
さて、ヤンマー ? ヰセキ ? それとも クボタ・ブランドのトラクター ?
先週ある市場調査のために会社でネット検索をしていた時、たまたま発見したのが下記写真。
なんとポルシェ・ブランドのトラクターで目が点。
これぞまさに ポルシェ・田ンーボ !
ただ作っていたのは 1934年の試作車が出来上がり、本格生産は 1956年からとなったようですが、
1964年初期まで。 この間 12万 5,000台を生産し、その役目を終えたとのこと。
当初はガソリン・エンジン搭載であったのが 1953年から 2気筒ジーゼル・エンジンとなり、ドイツ国内と
平行し、北米輸出販売の台数が増大。 1958年の最盛期には 2万台以上の生産記録するも、米国内の
価格競争激化と販売不振の波が同時に押し寄せ、生産中止となったようです。
(注: 途中からその生産はポルシェ社からマンネスマン社に委託されるもポルシェ・ブランドはそのまま維持。
また全車両の車体カラーも、全てレッドで統一)
そういえば現在日本に入ってくるボクスターは、全てフィンランドのヴァルメット社で組み立てられて
いるのでしたね。 先週 16日にはポルシェ社とヴァルメット社との間で、ボクスターの生産委託を
2011年まで延長する契約が取り交わされたようですがこのヴァルメット社は元はと言えばトラクターの
製造会社。 未だその面影を引き継いでるような気がします。
環境問題でジーゼル・エンジンが再度注目され始めた自動車業界、ボクスターの次期搭載エンジンは
ジーゼルかも....背中の後ろにジーゼル・エンジン ? ! あり得ないことですネ。
あくまでもフィクション : 大黒 SA で愛車自慢が集まった とある会話
A ドライバー: 俺のホィール 18インチ。
B ドライバー: 俺のは 20インチだよん !
C ドライバー: 俺様のは 65 インチ~、しかもカラー・ホィールだ。 どうだ 参ったか !
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