今になってしまいましたが、当初から計画していた 2ヶ所に若干の変更を企ててみました。
マル 2つと、マル 1つの交換です。
まず一つ目は 「 ⊂⊃ 」 を 「 ○○ 」 にマイナー・チェンジ。 もう判っちゃいましたね。
before….
テール・パイプを 「 スポーツ・テール・パイプ (ケイマン) 」に変更 ( 部品番号 987 111 981 00 ) 。
少し精悍になったような気がします。
で、その効果は ? と問いかけられると、なんら性能に変化なし。 見た目がごく一部
日本国内のニュースでないため大変恐縮ですが、北米市場 ( 米国・カナダ ) におけるポルシェ車の
販売実績が公表になっています。
原油価格急騰の余波を受け、世界のカー・メーカーは苦戦続き。 GM + 3.4 %、
しかしながら 北米ポルシェ社 (PCNA) によると、今年 10月のポルシェ全車種の新車販売
過去 2番目の最高新車販売台数を達成。 今年 1月 ~ 10月の販売台数は 29,140台と昨年の
最高記録と同じ販売実績を継続中です。
911モデル全体の10月新車販売は 972台。 昨年 10月の 692台を抜き 32 % 増と過去最高。
今年1月~10月の販売台数も昨年同期の 9,859台を 10 % 上回る10,805台を販売しています。
10月のボクスター販売は 316台 (昨年 10月 279台) と前年同月比 13.2 % 伸び。
さらに新モデルとなったカイエンの新車販売台数は、昨年 10月の 809台に対し、今年 10月は
1,184台となり、なんと 46 % 増の驚異的な伸び。 今年 1月~10月の販売総数も 10,061台となり、
前年同期の 8,869台を 13.3 % 上回り、ポルシェ全体の販売実績に大きく寄与しています。
ほんじゃ米国・カナダで各モデルが一体どんだけ売れているかというと、下記のとおり。
10月 米国市場における、ポルシェ車 各モデルの販売台数
モ デ ル 今年 10月 昨年 10月 今年 1~10月 昨年 1~10月
911カレラ・クーペ 74台 86台 990台 981台
カレラ GT 0台 2台 4台 80台
カイエン Tiptronic 545台 232台 3,471台 3,345台
ポルシェ車
全販売台数 2,862台 2,355台 29,140台 28,766台
しかしこんなに北米に輸出が回っているのであれば、日本では車種によって 1年以上
待たなければならないのは仕方のないような気分になってくる数字ですね。
現在 PCにオーダーを入れ、首を長くして愛車到着をお待ちの皆様。今が一番心ときめく
時かもしれませんよ。
東京 ⇒ 八ヶ岳SA ⇒ 小淵沢 IC ⇒ 11号北上 ⇒ 県道 4号線 ⇒
さて紅葉も本格的になってきたということで、ヨメと 2人で遠出を計画。 当日ハンドルを握る直前まで
行き先が決まらず、ボクスターのシートに腰をかけてから、「さて、どこへ行こうか ? 」。
のろのろの大渋滞。 「北西を目指せ」という天の声に、レィンボー・ブリッジが輝きながら出発を
祝ってくれます。
首都高速に入って関越にするか中央高速道にするか迷った挙句、いつの間にか中央高速道を
走行していました。 観光ガイドブックを持ったヨメが、「八ヶ岳に行ってみようか」と言うので、
「はいや ! 」 と短く答え、一路北上。 山谷を沿うように伸びる中央高速の左右の山並はすでに
黄色く色付き、今が旬。また標高の高い山々の頂上は白く雪が積もり、晴天の下 絶景が続きます。
途中八ヶ岳 SA手前で走行距離がジャスト 7,000kmを記録。 わずか 3ヶ月でこの距離数は、
一ヶ月あたり 2,000km強を走破していることになり、私の車歴において脅威の記録。
「 良いものを買え 」ということを、この距離数が代弁しているようです。 また燃費もリッターあたり
8.9km まで伸び、3.4Lのエンジンにしては優等生の数値。 走行するごとに、燃料消費がまだ
改善されつつあるようです。
途中八ヶ岳 SAで小休止。
中央高速道を小淵沢 IC で降り、県道 4号線をしばらく走ると、「道の駅 こぶちざわ」に到着。
奥様の一言に完全納得。 「一度オープンに乗ると、もう元には戻りたくないんです」。
どちらからともなく、「 ああいうお洒落な夫婦になりたいね」 という言葉が自然と口を突いて
出てきました。
いよいよ八ヶ岳高原ラインへ。 大きなワインディングは少ないですが、いたるところに隆起があり、
左右を行き来するクルマの数もそれほど多くなく、前が詰まればほんの少し退避場所で
停車するだけで、また小気味良いハンドルを楽しむことが出来ます。
途中 「まきば公園」 で一休み。 広大な緑の芝生の中に転々と草をむしばむ執事ではなく
山道をひたすら走り抜いた My Boxster も一呼吸。
その後再び八ヶ岳高原ラインを楽しんだあと、清里の街を経由したあと、途中
「道の駅 南きよさと」 にも立ち寄りましたが、とにかく広い。 20万坪の敷地内にはドッグ・ランや
ケーブル・カーなどもあり、全部の施設を楽しむには 半日ほどかかるかもしれません。
帰路は 須玉 IC から中央高速道に乗り、圏央道 → 関越道 → 首都高速と変則利用。
普段は意識をしていなかったものの、やっぱり 「おかしい 」 というものを見てしまいました。
お昼下がり、 「たまには外で食事でもしませんか ? 」と、 課員の一人が誘ってきたのでいそいそと外出。
雨降り前の どんよりとした雲に覆われてはいましたが、暑からず寒からずの最適気候。 のんびり
歩いていると会社近くのセブンイレブン前に、シルバー・カラーのレンジ・ローバー・スポーツが、ハザードを
点灯させながら私たちの進行方向と同じように停まっており、まずは素敵なヒップが目に入って来ます。
「 あのバック・デザイン なかなか良いよね 」 と課員に声をかけると、「 絵になりますよねぇ 」ときびす返し。
さらに真横から見ても、鮫のエラのようなエア・ダクトがワン・ポイントでアクセントとなっています。
課員は 「 あと少し車高を落としたら、もう完璧 」 と、すでにオーナーになったようなお気に入りの感想の連続。
そして駐車中のレンジを徒歩で追い抜き最後にフロント・マスクの観察。 最後に視覚の満足を壊してしまう
ような、その光景が目に入ってきました。 連れも声が出なかったようで、お互い一瞬無言の硬直状態。
連れが叫びました、「 これは無いよな~ ! 」 って。
お互い直ぐに気が付いたのは、ボンネットに張り付いたあの補助ミラー。 別名 「きのこ」 。
レンジをけなしているのではなく、2007年型モデルから全ての SUV 車に強いられた課題。
車高が高いクルマで基準ポールが見えないような死角が生じるのであれば、補助ミラー、あるいはそれに
準じる死角解消装置の設置が義務付けられたのですが、 レンジもこれに該当しており、キノコの装着を
選択したのだと思います。
死角事故防止対策で設けられた規制なので 何ら文句を言う筋合いはありませんが、何でも法制化して
しまう役人の皆様に、納税義務も薄れてきます。 反面このような規制に対し、カー・メーカーとしての対応
努力にも大きな差が出ているのも事実。
例えばポルシェ社。 新型カイエンには、この補助ミラーがボンネット上にないのです。
「おっ、ゆすり たかりの役人と贈収賄でパスしたか ? 」 との憶測は必要ありません。 日本に入ってくる
正規輸入のカイエンには、サイドミラーの下にカメラ・レンズが設置してあり、これをルーム・ミラーに
映し出すようにしてあります。 カメラ設置によって新型カイエンも見事なデザインを壊すこともなく、
日本国内で自然な姿をお披露目していることとなります。
ドイツ・メーカーのほとんどの SUV は、類似の対応で日本の法規制をクリアしているようですが、
残念ですが兄弟車となるトゥアレグは 補助ミラー装着となったようですね。
ポルシェ社とVW社は資本関係があるのに、何故に共通部品を採用することで、コスト・ダウンを
計らなかったのかでしょうね。 そういや新型 ML も、補助ミラーが付いてなかったような....。
自車のデザインを破壊してしまうような自動メーカーの姿勢も気になる反面、やはりコスト意識がそこに
働いているのでしょう。 でもその車を買いたいと思った人が、きのこが付いているだけで購買意欲を
失わせてしまうことはもっと深刻な問題となるのではないでしょうか。 自分の美観を保つことに、
ユーザーは決して費用を惜しむとは思えないのですが....
そのコストは販売価格に反映され 最終的に購入者の負担にはなりますが、美観を選択するのであれば、
むしろ安いコストとなねのではないでしょうか。
この考え方に対し、各メーカーにおける経営方針とその対応の違いを感じたお昼休みだったかも知れません。
下手な講釈を述べるより、最後はひとつ 楽しくてすごい話題。 日本でもこんなカイエンを買うことが出来ます。
ネットで見つけたすごいカイエン 。 ご興味あるなら、買うことが出来ますよ。 お値段 1,500万円。
えっ私 ? 運転が下手なので、清水の舞台にも上がれません。
今年 8月に来てくれた MY07 Boxster、走行距離も 7,000km 手前に近づき、初のお色直しのため
プチ整形のに入る予定です。 来週は、「綺麗になった私を見て下さい」と、どこかの TV番組のようですが、
軽くお化粧直し。納車直後に注文をお願いしていたものの、本社にも在庫が無く、今になってしまいました。
あっそんな大げさなものでなく、2 カ所にちょっと手を加えるだけ。 オペの所要時間は約一時間。
バック・デザイン・フェチの方は直ぐに気が付いて頂けると思います。 あっ、アルコール好きの方も
直ぐに解るでしょうね。
見えるところ一カ所と、見えないところが一カ所の小幅変更。 全て自己満足の世界となりそうです。
「 ○ 」 3つを来週お披露目させて頂く予定です。
期待感はゼロで大正解ですから~ ! ! ( わしゃ ギター侍か。! 古っ ! )
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