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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2024.11.22,Fri
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Posted by フラン - 2006.12.15,Fri

さて、エモーショナルな話題が連日続き、ご容赦です。

ここは車の話題を中心にする Blog でしたよね。  明るく行きますか !

ある方から頂いた、「車」に関するちょっと面白いお話です。 なんでも
桂文珍が行なった
慶応義塾大学での講義内容の一部だそうで、
私も思わず笑ってしまいました。
さてウケますかどうか、じっくりとお読み下さい。 

+++++++++++++++++++ 

* 登場人物 
(1) 20歳の女性 
(2) その父親 
(3) サングラスの男 

* 場所: 神戸 

20歳の女性が待望の車の免許を取得した。もう車の運転をしたくてしたくて
たまらない。 
そこで父親に 「お父ちゃん、車買うて!」 

父親:
「アホ言え。うちにそんな金あるか!ワシの車に乗っとけ!」 

父親の車というのは後ろに荷台の付いている軽トラですから、20歳の
うら若い女性は
恥ずかしくて乗れません。
 

娘:
「いややわ、そんなバタコ みたいな車、よー乗らんわ。もっとええのん 買うてよ。」

父親:
「あきらめい。アカンゆうたらアカンのや。」 

どうしても車の運転をしたい娘は致し方なく余り目立たない夕暮れ時に
家のガレージにあった
父親の軽トラをプルンプルンといわせながら発車させた。 
そうしたら父親があわてて家から飛び出してきて「あかんあかん、今車出したらあかん!!」と
叫んで車を止めようとした。
  
娘はそれを無視して父親を振り切った。 


娘:
『何ゆうてんの、ワシの車に乗っとけゆうてたやん。フン。』

慣れない運転なのでゆっくりゆっくり走りながら、 
娘: 『ああーー、気持ちええわ。車の運転て、ほんまに気持ちええ。』 


そうこうしている内に、後ろから外車が接近してきた。 娘はバックミラー越しに
後ろを見て

娘:
『あれ? あれベンツちゃうの?サングラスかけたおっちゃんが運転してるで。怖いわ。
   ひょっとして、あれ、○○組ちゃうん?いややわー。  
そんでもこっちこんだけゆっくり
   走っとんのに、何で追い抜けへんのやろ。
おもしゃいな。 あ!、前、赤信号や。 
   止まらなあかん。 まだベンツついて
来てるわ。 いややなー。 あれーーー??!!』  

  『ベンツからサングラスのおっちゃん出て来よった!こっちに向かって歩いて来よる!
   どないしょー。私に用あるんかなー? ああ、ああ近寄ってきたがな。どないしょー。
   拉致されるんかな?  行方不明になったらニュースに流れるやろな。 その時は
   お母ちゃん、綺麗に写ってる私の写真、テレビ局の人に渡してくれるやろか?』 

サングラスの男が軽トラの窓をトントンと叩く。 
娘は緊張の余り、体を硬直させて、娘「な、な、なんですか??」 

サングラスの男:
「お譲ちゃん、この車、うしろ、犬つながれてるよ。」……

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