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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2024.11.23,Sat
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Posted by フラン - 2008.02.05,Tue


 2003年から市販となりましたポルシェ・カイエンの生産がついに累計 20万台に達し、今週
  同社ライプチヒ工場からロール・オフとなります。 

 2005年 6月、カイエンの生産は10万台を記録。 この 10万台目のカイエンはターボ仕様で、
 ボディ色はプロセコ・メタリック ( 淡いシャンパン・ゴールド) 。 ドイツ国内の
カスタマーへと
 デリバリーされましたが、今回 20万台目となるカイエンは GTS モデル。 
専用のGTSレッド・
 カラーに身を包んだカイエン GTS は、まもなく中東の顧客へと
輸出される予定です。

10047242381.jpg


 ポルシェ社がカイエンの生産を示唆したのが 1998年の夏。 その後 2001年 11月に正式な
 マーケティング・プランを公表したのですが、その開発はポルシェ社内のエンジニア
および
 デザイン・プロジェクト・チームが結成された 1996年から始まっていました。

 その後カイエンの試作車に搭載されるエンジンはフォルクス・ワーゲン社の、シュタットガルト・
 ズーヘンハウゼン工場。ボディは同フォルクス・ワーゲン社のブラチスラバ工場で始まったあと、
 ポルシェ社のライプチヒ工場に移管され、数々の品質検査実施。 2002年 8月から本格的な
 生産に入り、2002年 12月に 完成車の工場出荷が実現。 2003年より正式一般販売という
経路を辿っています。

フォルクス・ワーゲン社のトアレグと共通のボディを持ち、VW社のチューン・アップした V6
 エンジンを搭載したカイエン。 ポルシェ社独自開発のV8エンジンを搭載したのが
カイエン S、
 ターボ、そしてGTS。 トアレグと兄弟車と呼ばれる所以が、ここにあります。


 ポルシェ社は当初カイエンの年間製造台数を 2万 5,000台と見積もっていましたが、米国市場を
 ターゲットとして作られたこともあり、バカ売れ。 発売当初は米国に輸出される
ポルシェ車
 全モデルの 4割をカイエンが占める (現在は 3割強 ) という現象となり、
同社2003-4会計年度の
 販売台数は 4万台にも達しました。

その後現在に至るまでライプチヒ工場におけるカイエン生産はフル稼働状態が続き、上記のように
 2005年 6月に 記念となる10万台目のカイエンが誕生。 さらに
2007年 2月 24日に大きく
 改良された現行の新型カイエンがデビュー。 さらに今月から
GTS の生産が始まると同時に、
 生産台数が早くも 20万台に達しました。


わずか 5年強の年月で、世界中でポピュラーなモデルとなったカイエン。 
発売当初ワタシも実車を見たことが無く、雑誌の写真ではじめてみた時、「カイエンねぇ...」 の
 感想しか持ちませんでした。 おまけに、「けっ、カエルみたいな
顔立ちやん」 と思った程度。
 その後月日が流れ、カイエンのことはすっかり忘却の彼方へ。

当時アメ車 SUVに乗っていたワタシは、ある日 20インチのホィールがほしくてカー用品量販店へ
 おでかけ。 いつもは走ったことが無い道であり、きょろきょろしながらお店を
探していると、なんと
 ショー・ウィンドウに飾られた白い車が目に飛び込んでくるでは
ありませんか。それが今所有
 しているカイエン Sだったのです。

 

気が付いたら生まれてはじめて、ポルシェのディーラー内に居る自分に気が付きました。

小一時間カイエンを眺めていて、ヨメ共々口から出てくる言葉は、 「美しい車だ…」 ばかり。
その後一旦ディーラーを離れてファミレスに入り、380円のハンバーグ・ランチを食べながら
ヨメに 「あれ、欲しい」というと、ヨメは直ぐに反応。 「買っちゃえば !」 と投げかけてくれます。
食後のコーヒーを一気に飲み干し、ディーラーに引き返して担当の Nさんに開口一番、

「これ下さい ! 」。

初めてカイエンを見てから、契約書にサインするまで 2時間もかからず。 さすがに車両
価格だけでゼロがいくつも並んだ数字を見たとき、鼻血が出そうになったことも事実ですが..。
20インチのホィール下見の予定が、いつの間にか車そのものの買い物になってしまった
ことが、今では良い思い出となって残っています。

10047242504.jpg
 

 当初 18インチのホィールを履いていたカイエン Sにも、同時に 20インチに変更。
いつ乗ってもそのパワフルなエンジンに感心させられます。
 

 故障も無く 本当にいい車なのですが、一つだけ不満なところがあります。
それはどのようなアングルで写真を撮っても、ボディの曲線美を完璧に出すことが出来ないのです。
 目で見たカイエンのボディのイメージが、写真では平べったいような
平面となってしまいます。

カメラが悪いのか、はたまた腕が無いのか、言うまでもないですよね。
 
 
 
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