スーパー・カーではなく、ごく一般的なスポーツ・カーを持つのは初めての私にとって、些細なことが
全て覚醒作用のように感じるときがあります。
最もそれを意識することの一つとして、ひょっとしてボクスターは 「 危ない車 」 かも知れません。
手動シートなので自分にマッチするように調整するまで、結構時間がかかりました。
最初 適当にセットしてドライブすれば、「おっ、腰痛 誘発のシートやん 」 との初印象。
その後こまめにいじくり倒せば、めちゃ快適シートに変わりました。
ホールド感が小さく、さりとてダラダラ感は全く感じることなく ハンドル調整と共にベスト・マッチしてくれました。
ところがです....
私が感じていたことをヨメは代弁するかのように、 2回目のツーリングでいきなりきついコメントを
発したのです。 「 この車、すごく眠くなる 」。
そうなんです、私も感じていたところなのですが、休憩を取らずに乗っているとすごい睡魔に襲われます。
座席の直ぐ後ろにエンジンがあり そこから低周波でも出ていてそれが影響しているのでしょうか、
はたまた快適なシートのせい ?
ヨメはオープンにしているにもかかわらず、熟睡の時が多々あります。 カイエンをドライブしているときに、
まず見ることが出来なかった光景です。
実際 私も気を失うくらい睡魔に襲われることを 2,3回経験。 こんな症状を経験された方も
いらっしゃるのでは ?
これに気がついたあと、頻繁に休憩を取るようになったものの、 コーヒーを買う機会が増え、
ガソリンよりもコーヒー豆の高騰が気になります。
今UCCでは、ブラック・カイエンが当たる懸賞を実施中みたいですね。
少し前、どこかの石油会社がタンク・ローリー一台分のガソリンをプレゼントというキャンペーンを
していましたが、一台分のコーヒーが当たるキャンペーンがあれば即応募してしまうかも。
ボクスター乗車時の睡魔の襲来、本当に私だけなのでしょうか ?
くれぐれも気をつけたいと思いますが、これからはガムをたくさん買い込んでから乗り回す予定です。
(本当は睡眠不足だけだったりして。 シャレにならないこともあり、要注意したいと思います)
ボクスターが我が家に来てから早 2週間が経ちました。 週末のみのドライビングと
もちろんフル・オープンでの湾岸高速走行です。 でも慣らし運転の最中のため、エンジン
回転数は 3,000 rpm 以内をキープ。 もっぱら 3車線の左端を亀の子走法。
先週の日曜日には大黒 SA で休憩していると、ホワイト・カラーのケイマン S が程なく到着し、
私のボクスターの近くにパーキング。 朝日に当たった白のケイマン、ボディ・ラインが
浮かび上がり、かなり目立ってました。
驚いたのはナンバー・プレートの数字が一緒。 ひらがなも一緒。 違うのは車登録
例えばカイエンのアクセル・ペダルは羽毛ふとんを踏むように軽く足を乗っけるだけで敏感に
反応します。 踏み込みを少しでも強くすれば、半暴走気味に加速するので、ボクスターに
乗ったあと直ぐにカイエンを走らせば、軽い恐怖を覚えるくらいスカスカアクセルと・ブレーキに、
最近ちょっと困惑気味。
おまけにハンドル口径が一回り大きいため、思わずトラックのハンドルを握っているような
錯覚になり、「鳥羽一郎」 の曲がバック・グランド・ミュージックにぴったりかも知れません (笑)
ところがボクスターのアクセル・ペダルは、例えば粘土に足形が付くような踏み込みを
必要としますね。 足に的確な力を入れるように との指示を出してくれているのでしょうか、
ハンドル操作も気持ち堅く、きびきびと動いてくれる元を作ってくれます。
まだボクスターに慣れていないせいか、バック時の後方視界に戸惑い気味。
一発で駐車を決めることが出来ないのです。
当面の課題は、バック駐車の練習かも知れません。 また今週末が楽しみだ !
7月 カイエンの車検を迎える少し前、とあるドイツ州立銀行の方が、私が勤務する会社に
商談にいらっしゃいました。
取締役クラスであることは間違いなし。
引きずりながら、額にはうっすら汗をかきながらのご訪問です。
小一時間ほどで仕事の話は終了。 その後日常の話になったとき、その部長が質問してきました。
そうなんです、ここ 2,3年 無意識に付けていたネック・ストラップは、ポルシェ・ロゴ入りのもので、
最近は意識すらしていませんでした。
部長さん、一言言うなり汗をかきながら持ってらっしゃったキャリー・バックをごそごそしながら、
部長: 「 これ、お部屋にでも飾ってね ! 」
その方から頂いたものは、カイエン、いやカイエンのミニチュア・モデル。
私は、「 この 3年間ポルシェは全くトラブルがないですよ。豪雨の中、ワイパーが
飛んだ以外は..」 と応戦すると、「 そういうのをトラブルって言うの ? 」との
問いかけに次の言葉が出ない私...。
そして部長が一言、「もう一台進呈しますよ。 もし実現するのであれば、これで奥さんとの
当時ボクスターの購入は全く考えていなかったのですが、今振り返ると小さい運命的な出会いを
感じます。
今も玄関に飾ってあり、ドアを開けると直ぐに見える 2つのポルシェ・ミニチュア、ボクスターと
出会うことが出来た、ドイツからの最高のプレゼントです。
PS: 聞き伝えの話によると、ボクスターを購入すると同時に さよならした
車が 2台となると、必然的に車のキーも 2つになりますが、同一メーカーの車でありながらも、
そのデザインは大きく違っています。
上のボクスターのキー、精悍ですね。 シンプルで機能だけを追求したようなデザインになっています。
このキーに、ドア、フロント・トランク、リア・トランクの 3種類個別に作動可能なボタンが付いて
いるのですが、一瞬見ただけでは判別不能。
今年 7月、何の故障もなくカイエンの初車検を迎えた。 ポルシェの車検というと めちゃ高い との
噂が一部で流れており、どれくらいになるか若干心配なところもあったが、決してそんなことは
ないような気がする。
正確に見てほしかったこともあり、車検検査のために車を持ち込んだのは購入先の某ポルシェ・
センター。 検査前にまず前受金 10万円を支払い、受け取り時にはあとどれくらいの支払いに
なるのかと思いながらも、一週間のお別れ。
持ち込んだのが良かったと思う。
全ての手続きが済み、一週間後に受け取りに行ったときに追加で支払ったのは、17万円。
そうです、 10 + 17 = 合計 27万円。 そのうち基本となる自賠責が 30,830円、
重量税が 63,000円なので、消耗品や検査費用は約 17.5万円といったところか。
消耗品で一番高いのがエンジン・オイル代の 21,675円。 モービル 1 がポルシェ車の
指定オイルとなっており、8.5 L も食べてしまうので これは仕方のないところでしょう。
こんなところですが、エンジン・オイルを交換したカイエン、4,500CCの心臓は気持ち吹き上がりが
良くなったようで、エアコンをマックスにしても すこぶる快調に走ってくれます。
調子良いっすよ~。
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