かってフォード・エクスプローラーに乗っていた頃に知り合いになった東海近郊の方々が、浜松で
アメ車ミーティングを開かれるというので、浜名湖まで いそいそと とんぼ返りのドライブに。
家を出たのが午前 3時。 集まりは午前 11時だったのですが、これもひとえに高速代の深夜割引を
狙ったせこい行動。 当日夜遅くまで雪が降っていたため吐く息が真っ白。 ただ首都高速はほとんど
乾いており、順調な滑り出し。 ところが途中まず最初に立ち寄った 港北 SAは、まだちらちらと雪が
舞い、路上の一部は 5センチ程度の積雪が...。 さぶ~い。
静岡市手前で、祝走行距離 10,000 km を達成。 ヨメとワンコで 祝 一万キロ !
その後 数カ所の SA で軽い休息とったひとつ、由比 SA。 ひとつひとつの駐車スペースはかなり狭い
のですが、海の直ぐ側にあるためリフレッシュしやすく お気に入りの SAです。
ここに着いたとき、朝焼けと共に海上には漁り火を付けた漁船が数隻。 シラス漁の真っ最中 なので
しょうか。 暫くぼんやりと見つめていた堤防から降りようとすると、ありゃブラックの 986が遠くに駐車中。
ドライバーの方はお休みのようです。
時間もたっぷりあるのでちんたら走っていると、おやおや早朝にも拘わらず、すでにオープンにした
シルバーの 986が颯爽と駆けていきます。 偉い !
三ヶ日 IC で東名高速を降り、雪と雨で汚れた車体のまず洗車を慣行。 ただ早朝のこともあり、 周辺の
ガス・スタンドは人手不足で手洗い洗車を受け入れて下さいません。 暫く考えた末、初体験ながら
洗車機へ入れちゃいました。 車内で待っている時やや心配でしたが、終わってみれば異常なし。
近くにあった駐車場で残った水滴を拭き取れば、元通りの ホワイトが蘇りました。 幌に傷も全くなし。
結構頑丈な作りで一安心です。
さてガソリンを満タンにし、高速道のゲートをくぐり時間調整をしていると、やってきました大型フォード車
計 4台。 ヨメとワタシは、ここから臨時カメラマンです。
* 190さんのエクスカージョン
* お名前存じあげませんでした。 ごめんなさいのエクスカージョンさん
* キッドさんのエクスカージョン
* そして最後はジェリーさんのエクスプローラー
集合場所に着いた時にはまだクルマはちらほらの状態でしたが、その後徐々に増え続け、最後は
数十台上のアメ車ばかり。 壁に囲まれたような状態が、そこに広がっていました。
フォード車はもちろん、ハマーがあり~の、ラムバンあり~の、C300 やエスカレードなど、
大半のアメリカン・ブランド車が集結です。
場違いのクルマがただ一台。 記念写真に一枚パチリ。
周囲に止めてある車がとてつもなく大きいので、まるでプラモのよう...。 小っちゃいなぁ。
久方ぶりにお会いする皆様と楽しい時間を過ごしたあと、日が暮れないうちに帰宅を考え、
「ご機嫌よう」の言葉を残し、お先にお別れ。 天気も良く、アメ車独特の雰囲気に包まれ、
昔が懐かしく感じた浜松の昼下がり。 気候も心もぽかぽかでした。
帰路暫く走行していたら、なぬっ、ワタシのクルマ ?
ありゃ全く同じやん。 「自分の 987はこんな風に走っているのか」 と思うような光景がそこに...。
テール・パイプもこれもまた同じ。 かわいいスポイラーが、ちょこんと上がっています。
遅い昼食を取るため日本坂 SAで一休憩。 ヨメはここのマグロ丼がクセになり、必ず 「ここで休憩ね」 と
命令してきます。 今回も大本営発令の指示に絶対服従。 ワンコがいるためワタシはクルマに残り、
ティク・アウトの焼きそばをご相伴。
ペットを連れていると、致し方のないこと。 ヨメが車内に残る場合も多々あります。
さて一息ついたので再び上り車線へ。 快晴と言うこともあり、富士山が綺麗に浮かび上がっています。
ワンコのユーロも富士山をじっと見ています、んな訳ないか。
もう少し走りたかったこともあり、少し遠回りで帰宅の途へ。
往復 500km を越える一日の走行を締めくくるように、綺麗な夕日のお出迎えです。
ヒーターの効いた冬のオープンも、結構クセになりそうです。
F-1 シンガポール GP 行きをターゲットにしたヨメは、あれから毎日数社の旅行会社に電話し、
ツアーの確認の真っ只中。 ところが大手旅行社を含め、専用ツアーの正式発表は 3 ~ 4月に
なるようで、とりあえず資料請求に勤しむ毎日。 手がかりさえも掴めないようです。
では自由旅行にし ホテルの予約でもと考え、あるエージェントにその料金の確認を取ったところ、
帰ってきた答えが 公道レースが行われる道路近くに面したホテルのスタンダード・ルームで、一泊
一部屋なっ なんと一泊 17万 5,000円で、しかも最低 4泊が最低条件でした。
一泊 17万 5,000円を 4泊すると、ホテル代だけでなんと 70万諭吉さん。 これにサービス料や宿泊税、
航空運賃を加えると、2人行くだけで軽く 120人以上のの福沢諭吉さんの登場となります。 さらに
食事代やお土産代、成田の駐車料金、空港税などを加えれば、諭吉さんの登場は 150人くらいでしょうか。
一泊 17.5万諭吉の声を聞き ちょっと高いのではないか絶対おかしいと思い、「それじゃあ現地のホテルに
直接確認してみようか」 と答え、今日 E-Mail を出して見ました。 シンガポールのマリーナ地区にあり、
以前 2,3度泊まったことがある、名前の知れたシンガポールの某ホテル。 公道サーキット側に面した
ところに位置しています。
尋ねたことは下記の通り。
1) 現時点で開催日程時の予約は可能か ?
2) F-1 開催時の宿泊料金 (ツインもしくはトリプル一部屋)
3) 予約における宿泊条件
4) 公道に面する部屋の予約は可能か ?
5) サーキットの入場チケットをホテルで事前購入してくれるかどうか。
いくつもの質問をしてもしょうがないと思い、最小限で最大限の回答を得ることが出来るよう、
上記 5点に絞ってみました。
本日お昼休みにメールを送ったら、わずか 30分で返信メールが到着。
さすが、迅速なサービスのクオリティは最高です。 そして下記のような回答を得ることが出来ました。
シンガポールの とあるホテル、仮の名前を 「 987 ホテル 」 としておきます。
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From: 987 ホテル Reservations
Sent: Thursday, February 07, 2008 12:30 PM
To: フランさん
Subject: RE: inquiry
Dear Mr. フラン、
FORMULA ONE GRAND PRIX - ACCOMMODATION ARRANGEMENT
We would like to thank you for the opportunity to submit our proposal for the above
event and are pleased to extend the following room rate/s.
ROOM TYPE |
ROOM RATE - SG$ |
Deluxe |
S$1,650++ (123,500円) |
Superior |
S$1,800++ (135,000円) |
Tentative Member Room |
$2,100++ (157,500円) |
Suite Room |
From $3,000++ (225,000円) |
The Terms & Conditions are applicable:
Terms & Conditions:
· The above rates are not applicable for reservations of 5 rooms or more
· Minimum 3 nights stay required within the dates of September 24 - 28, 2008 (inclusive)
· In order to secure a reservation, a one night non refundable deposit to be received within 2
weeks of confirmation. Balance of non refundable payment are to reach us 30 days after
the first night deposit due date.
· Rates are subject to 10% service charge & 7% Goods and Services Tax (GST).
· Maximum occupancy per room at any one time : 2 adults & 2 children or 3
adults.
· All views and bed types are subject to availability
Please note that the Hotel is not holding guest room block as outlined
in this letter until further confirmation and your acceptance of our
proposal, subject to availability.
途中省略しています。
We trust that this proposal meets the needs of your organization.
Please feel free to contact us should you require any further assistance.
Warm Regards,
987ホテル XXXX
Reservations
(上記日本語表示は、私が勝手に入れました)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
かい摘んでみますと、いつもはあるスタンダード・ルームの宿泊設定はなく、どうやらこれら
ルームはツアー顧客専用に回されるようです。 そのため最低料金のデラックス・ルームから
設定してあり、それでも一泊一部屋 (大人 3人、もしくは大人 2人 + 子供 2人)の宿
泊料金は 1,650 シンガポール・ドル (S$ 1 = 約 75円、邦貨換算で 12万 3,500 JPY)。
12.35万諭吉が一泊料金となり、最低 3泊することが条件です。 またこの宿泊料には、
宿泊代金に対し、別途10 % のサービス・チャージと、7 % のサービス税がかかります。
日本のエージェントから聞き出した 17.5諭吉さんより安くはなったものの、部屋代だけで
3日分 、早くも 37万諭吉さんの登場です。
(注: 上記ルーム料金の邦貨表示は、為替レートを計算し、私が記入ものです)
さらに早期入金の必要性や、キャンセルした場合一泊の料金を払わなければならないことと。
おまけに公道に面した部屋の予約確約は出来ず、5部屋以上の受付も不可。
サーキット観戦のチケットも取り扱っていないとの回答でした。
幸いなことに市街走行があるため (でも何周回るんでしょうか)、サーキット入場券を買わ
なくても観戦は可能なようですが、それでも多くの諭吉さんを参加させなければならず、
もはや断念寸前。 この金額、モナコ GP 観戦に近い額になるかも知れません。
問い合わせの時点で もはや諦めの境地。 次の一手を模索でもしますか !
同社ライプチヒ工場からロール・オフとなります。
ボディ色はプロセコ・メタリック ( 淡いシャンパン・ゴールド) 。 ドイツ国内のカスタマーへと
デリバリーされましたが、今回 20万台目となるカイエンは GTS モデル。 専用のGTSレッド・
カラーに身を包んだカイエン GTS は、まもなく中東の顧客へと輸出される予定です。
マーケティング・プランを公表したのですが、その開発はポルシェ社内のエンジニアおよび
デザイン・プロジェクト・チームが結成された 1996年から始まっていました。
エンジンを搭載したカイエン。 ポルシェ社独自開発のV8エンジンを搭載したのがカイエン S、
ターボ、そしてGTS。 トアレグと兄弟車と呼ばれる所以が、ここにあります。
ターゲットとして作られたこともあり、バカ売れ。 発売当初は米国に輸出されるポルシェ車
全モデルの 4割をカイエンが占める (現在は 3割強 ) という現象となり、同社2003-4会計年度の
販売台数は 4万台にも達しました。
2005年 6月に 記念となる10万台目のカイエンが誕生。 さらに2007年 2月 24日に大きく
改良された現行の新型カイエンがデビュー。 さらに今月から GTS の生産が始まると同時に、
生産台数が早くも 20万台に達しました。
感想しか持ちませんでした。 おまけに、「けっ、カエルみたいな顔立ちやん」 と思った程度。
その後月日が流れ、カイエンのことはすっかり忘却の彼方へ。
おでかけ。 いつもは走ったことが無い道であり、きょろきょろしながらお店を探していると、なんと
ショー・ウィンドウに飾られた白い車が目に飛び込んでくるではありませんか。それが今所有
しているカイエン Sだったのです。
故障も無く 本当にいい車なのですが、一つだけ不満なところがあります。
目で見たカイエンのボディのイメージが、写真では平べったいような平面となってしまいます。
特に大幅な落ち込みを示したのが、レンタル・カー用の販売を調整したクライスラー社で、前年同月比
▲ 12.0 % の二桁減。 またフォード社はフォーカスの販売が 1万 1,600台と、+ 44.4 %の販売増を
記録。 さらに同社 CUV車であるエッジも倍増と好調な販売となったにもかかわらず、 Fシリーズ・
ピックアップトラックが ▲ 8.4 % 減となり、フォード全ブランド全体で見ると同 ▲ 4.1 %減でした。
今年全体の米国自動車販売は、全体で 1998年以来の低水準にまで落ち込むと見られており、
下記は北米市場における世界の自動車メーカーによる、販売状況 (販売台数 順)。 ちなみに
最高販売台数となったのがゼネラル・モーターズ社。 逆に最悪がジャガー社の ▲ 52.2 % 減です。
トヨタ自動車 (日 本) ▼ – 1.4 % at 151,550 台
シボレー (米 国) ▲ + 0.7 % at 149,548
フォード (米 国) ▼ – 0.7 % at 131,074
ホンダ (日 本) ▼ – 0.5 % at 87,343
ダッチ (米 国) ▼ –12.0 % at 69,884
日産自動車 (日 本) ▼ – 7.8 % at 67,961
クライスラー (米 国) ▼ – 17.0 % at 34,372
ジープ (米 国) ▼ – 6.0 % at 33,136
ヒュンダイ (韓 国) ▼ – 22.6 % at 21,452
キア (韓 国) ▼ – 5.2 % at 21,355
レクサス (米/日) ▼ – 8.2 % at 20,299
メルセデス (米 国) ▲ + 7.1 % at 18,275
サターン (米 国) ▲ + 12.1 % at 15,359
キャデラック (米 国) ▲ + 7.7 % at 14,792
Vワーゲン (ドイツ) ▼ – 13.2 % at 14,411
ビューウィック (米 国) ▲ + 6.1 % at 12,749
アキュラ (米/日) ▼ – 14.2 % at 11,168
インフィニティ (米/日) ▼ – 3.6 % at 8,644
ボルボ (スウェーデン) ▲ + 2.9 % at 8,036
リンカーン (米 国) ▼ – 16.8 % at 7,985
三菱自動車 (日 本) ▼ – 23.0 % at 7,226
スズキ自動車 (米 国) ▼ – 13.0 % at 7,120
アウディ (ドイツ) ▲ + 0.3 % at 6,418
ポルシェ (米 国) ▼ – 13.0 % at 2,595
ジャガー (英 国) ▼ – 52.2 % at 664
未公表 : BMW,MINI,富士重工
2008年 1月、メーカー別販売台数
トヨタ自動車 ▼ – 2.3 % at 171,849
クライスラー社 ▼ –12.0 % at 137,392
米国ホンダ社 ▼ – 2.3 % at 98,511
北米ニッサン社 ▼ – 7.3 % at 76,605
ポルシェ広報の発表によると、北米市場における 1月の総販売台数は 2,718台 (米国とカナダ
市場を合算 ) と、前年同月比 ▲ 12 % 減 と大幅な落ち込み。
ボクスターは 779台 (ケイマンおよびケイマン S の 550台を含む) と、前年同月比 13.0 % 増。
1,083台となり、こちらは前年同月比 ▲ 26.0 % 減とカイエンが足を引っ張った形となっています。
わけではないとのこと。 ポルシェ社は長期的な販売戦略に立ち、1月北米市場への輸出台数を
減額し、特に富裕層が増え始めた新興市場国である中国、ロシア、および中東諸国へ輸出車を
集中的に振り向けたためと述べています。
特に 「これからカイエン GTS の生産が始まることもあり、また新たな顧客層の増加で販売台数は、
再び上向いてくる」 と、強気のコメントで締めくくっています。
下記が 1月 ポルシェ社全ブランドの、米国市場における各販売台数です。
2008年 1月、北米市場における ポルシェ・全モデル、販売実績
. モ デ ル 今年 1月 昨年 1月
(注) : 日本やドイツなど、自動車メーカー各社は、単純に毎月総販売台数の数値を発表
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