ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。 ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
Posted by フラン - 2008.10.02,Thu
それでは 9月の米国内ポルシェ車販売台数は、いったいどれくらいだったのでしょうか。
9月下旬から 997後期モデルの販売が始まりましたが、9月全体のポルシェ車全モデル
販売台数は 他メーカーと同じように大きく減少。 総販売台数は 1,458台と、昨年 9月の
2,641台を 1,183台下回る ▲ 44.8 % 減 (季節調整済み ▲ 42.5 % ) と、急降下の数値と
なってしまいました。
販売台数は 他メーカーと同じように大きく減少。 総販売台数は 1,458台と、昨年 9月の
2,641台を 1,183台下回る ▲ 44.8 % 減 (季節調整済み ▲ 42.5 % ) と、急降下の数値と
なってしまいました。
9月の販売台数をモデル別で見てみますと、 ( ) – カッコ内は 2007年 9月実績
* 全 ボクスター 122台 ( 233 台) ▲ 47.6 %
* 全 ケイマン 73台 ( 461 台) ▲ 84.2 %
* 全 911 シリーズ 516台 ( 989 台) ▲ 47.8 %
* 全 カイエン シリーズ 747台 ( 958 台) ▲ 22.0 %
* 合 計 1,458台 (2,641 台) ▲ 44.8 %
と、「えっ ! 」 というほど、なんとも形容し難い販売台数に留まっています。
また今年 1月~ 9月までの米国内 ポルシェ車全モデル販売総台数は、 2万 1,076台。
2007年同期の 2万 6,278台を 5,202台下回る ▲ 19.8 % 減でした。
これまで大幅に販売台数を伸ばしていたカイエン・シリーズが、今年 7月をピークに 8月は
▲ 6.8 % と前年同月比初めて減少。 さらに 9月は ▲ 22.0 % と 2ケタの減少を見せ
はじめていることもあり、金融市場の混乱、景気後退、ガソリン高などによる消費者心理の
冷え込が、当面続くと考えられます。 よってここ数年間続いたポルシェ社の躍進も、今年
夏を境に販売下落傾向が続くのではないでしょうか。
はじめていることもあり、金融市場の混乱、景気後退、ガソリン高などによる消費者心理の
冷え込が、当面続くと考えられます。 よってここ数年間続いたポルシェ社の躍進も、今年
夏を境に販売下落傾向が続くのではないでしょうか。
ただ 9月 25日から米国内でデリバリーの始まった 997後期モデル、最初の一週間だけで
なんと 347台が売れたということで、これまでカイエンの販売で伸びていた販売台数を、
今度は 911 シリーズが 穴埋め補完する可能性があるかもしれません。
なんと 347台が売れたということで、これまでカイエンの販売で伸びていた販売台数を、
今度は 911 シリーズが 穴埋め補完する可能性があるかもしれません。
さらに昨日、ポルシェ社は 2007 / 8会計年度 (2007年 8月 ~ 2008年 7月) の業績を発表
しています。 同報告書によると、2008会計年度における販売総額は74億 6,000万ユーロ
( 約 1兆 1,000億円 ) と前会計年度比 + 1.3 % 増。 ポルシェ車全モデルの販売台数は
9万 8,652台に達し、売上高、販売台数の両数値とも過去最高記録を達成。
さらに今年 9月にフォルクス・ワーゲン社の株式を買い増し、現在VW社発行済み株式総数の
35.1 % を所有するまでに至っています。
しかしながら世界的な金融混乱がますます拡大しており、これに対する自動車ローンの審査
強化などで今後の販売数の減少を同社は認め、「今後の生産台数はフレキシブルな対応を
取らざるを得ず、需要減退から生産調整に向かう可能性もある」と、報告書で述べています。
この発表直後からフランクフルト株式取引所に上場されているポルシェ株式は大きく下落。
昨日は、一株 78.48ユーロで寄り付くも下げ足を早め、一気に 64.52ユーロの安値を記録。
その後やや買い戻されましたが引けは 70.30ユーロと寄り付きレベルにまでは届かず。
今年 1月 02日につけた 141.21ユーロから、昨日および今年の安値である 64.52ユーロまで、
なんと 54.3 % もの株価下落に見舞われ、同社株価は、半年強で半値以下に下がっています。
さて既にデリバリーが始まった 997後期モデル、新たな販売増の起爆モデルとなるのでしょうか。
来年秋口のパナメーラの発売時まで、その販売趨勢が上向くのであれば、なんとか金融
不安による世界的な新車販売低迷を脱却できるようになるかも知れません。
不安による世界的な新車販売低迷を脱却できるようになるかも知れません。
下記は 9月、米国市場におけるポルシェ車各モデル別、販売台数です。
- to be continued -
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Posted by フラン - 2008.10.02,Thu
* 9月、米国市場 ポルシェ車販売台数 ( 除、カナダ )
2008年 9月 | 2007年 9月 | 2008年 1~9月 | 2007年 1~ 9月 | |
ボクスター | 72 | 171 | 1,323 | 1,836 |
ボクスター S | 28 | 62 | 585 | 996 |
ボクスター RS 60 スパイダー | 23 | 0 | 563 | 0 |
ケイマン | 35 | 210 | 1,226 | 2,105 |
ケイマン S | 34 | 251 | 1,644 | 2,627 |
ケイマン S ポルシェ・デザイン | 4 | 0 | 178 | 0 |
全 ボクスター / ケイマン | 195 | 694 | 5,519 | 7,564 |
911 カレラ | 102 | 82 | 697 | 916 |
911 カレラ S | 132 | 137 | 888 | 1,178 |
カレラ・カブリオレ | 35 | 33 | 468 | 595 |
カレラ S カブリオレ | 144 | 98 | 977 | 1,067 |
カレラ 4・クーペ | 5 | 9 | 96 | 133 |
ターボ・クーペ | 15 | 147 | 485 | 2,457 |
カレラ 4S・クーペ | 10 | 76 | 590 | 719 |
911 タルガ 4 | 0 | 14 | 53 | 173 |
911 タルガ 4S | 1 | 29 | 254 | 322 |
カレラ 4・カブリオレ | 2 | 4 | 110 | 177 |
カレラ 4S・カブリオレ | 10 | 69 | 482 | 857 |
ターボ・カブリオレ | 51 | 243 | 1,220 | 243 |
911 GT 2 | 7 | 0 | 192 | 0 |
911 GT 3 | 0 | 29 | 33 | 680 |
911 GT 3 RS | 2 | 19 | 46 | 314 |
996 全モデル | 0 | 0 | 0 | 2 |
全 911 モデル | 516 | 989 | 6,591 | 9,833 |
カレラ GT | 0 | 0 | 0 | 4 |
カイエン MT | 1 | 7 | 72 | 24 |
カイエン Tiptronic | 292 | 404 | 4,117 | 2,926 |
カイエン S | 120 | 375 | 1,611 | 3,031 |
カイエン・ターボ | 25 | 170 | 627 | 1,194 |
カイエン・ターボ S | 62 | 0 | 97 | 383 |
カイエン・チタニウム | 0 | 2 | 5 | 1,319 |
カイエン GTS MT | 11 | 0 | 126 | 0 |
カイエン GTS Tiptronic | 236 | 0 | 2,311 | 0 |
全カイエン | 747 | 958 | 8,966 | 8,877 |
全ポルシェ・モデル | 1,458 | 2,641 | 21,076 | 26,278 |
認定中古車 | 478 | 486 | 5,478 | 4,917 |
出所・参考資料 : Porsche AG, Porsche North America, Business Wire, Reuters, Bloomberg 他
Posted by フラン - 2008.09.29,Mon
翌 9月 29日 (月曜日)、帰国便が早朝のため午前 4時に起床。
眠い目をこすりながら、空港へと向かいました。
ジェット機は、すでに待機をしています。
機内に入り新聞を読んでいると、暫くして どこかでお目にかかった方が入ってこられました。
はっと気が付き、一人納得。 なんとシンガー兼、モーター・レース解説者の あのマッチ。
近藤 真彦 さんが、私の席から 2つ前の窓側に 座席確保です。
そういやフジTVの放映解説をするとか、ヨメが言っていたのを思い出しました。
私は彼のことを知っていますが、彼は私のことを多分、いや絶対に知っていないでしょう。
最後までちょっとしたハプニングの連続。 なんか次の目標が出来たようで、いい感じです。
これから年末まで、仕事に没頭することにしたいと思います。
長期にわたり、「ヨメの野望」 を飽きもせずに ご覧いただいた皆様、お付き合いを頂き
大変ありがとうございました。 再度我が家の、小さなな夢の目標を作ろうかなって思っています。
この Blog は続きますが、そのチャンスが訪れることを期待し、一端シリーズ物は終了いたします。
ありがとうございました。
Posted by フラン - 2008.09.28,Sun
夜の帳が降りてきました。
公道サーキットに沿い、このようなライトが張り巡らしてあるため、路上は昼間のような明るさ。
ただそこは人工照明。 道路以外の周りは暗く、各パイロットの疲労と緊張感は計り知れないものが
あるでしょう。 観客はその姿に酔いしれているものの、レースに参加している全ての方々は、
いつも以上に大変だったのではないかと察します。
そして決勝戦が始まりました。 今日で見納めでもあるため、しっかりと記憶に残したいと思います。
本日は指定観客席に行くのを止めました。 下記写真を撮った場所は自由観戦場所。
規制柵から道路までの距離は、わずか 1m強。 走っているマシンまでの距離は 5m前後でしょうか。
その周りはビルに囲まれているため、耳栓は絶対の必需品。 今立っているところは入場ゲートから
かなり離れているため観客はまばらで、最前列で観戦可能でした。
手を伸ばせばマシンに届きそうな距離に、臨場感はもう最高。 特別指定席のような場所です。
さっ、3日連続、ヨメの狂喜乱舞が始まりました、
まずは今回の旅行計画に敬意を示し、ヨメが大好き ホンダの 16番、ジェンソン・バトンから~ !
続いてマクラレーン。 シルバー・のボディに照明が当たり、キラキラと輝いています。
レッド・ブル、ややピンぼけ気味でご容赦。
トヨタ、グロッグは 4位獲得ながらも、トゥルーリは油圧計トラブルでゴールできず。
ザウバー。 BMWのサウンドもなかなかなものです。
フォース・インディア。 れっきとしたフェラーリ・サウンドを奏でていました。
あまりのバトルに、カメラを流すことが出来ず。 マクラレーンとトヨタの、凄い競い合い。
ヨメの機嫌取り。 もう一回、バト~ン。
BMWザウバーも、もう一回。
またまたフォース・インディア。
独特のカラーを施しているため、一番撮影しやすかったレッド・ブルも再登場。
でた~、私が補欠ドライバーに指名された、ウイリアムス。 乗り心地は熟知していますよ。
おっ、赤いヘルメットに、イエロー・カラー カメラ搭載。 中嶋選手のマシンだ~。 ↓
中嶋、 中嶋、 なかじまぁ~っ。 ( 野球場でヤジっている、おっさんみたい )
中嶋選手のドライビングのクセを、今回発見しちゃいました。
ちょうどカーブにさしかかる手前 50m 付近で観戦していたのですが、中嶋選手はスピードを落とすと、
必ず数回アクセルを空ぶかしするんですよね。 ばぉ、ばぉ、ばぉ、ばぉ です。
ところが途中からそれが 3回になり、そして後半は 2回に減少。 きっと疲れたのでしょう。
いずれにせよ 2位のニコと 中嶋選手の8位入賞、本当におめでとうございます。
またまたザウバー、ホワイトが基調なので、このボディも夜間撮りやすいです。
といってもピンぼけですが....
レッド・カラーに塗られたカメラ搭載のウイリアムス。 2位に入ったニコのマシ~ン。
マクラレーン。 フェラーリの赤いユニフォームを着た多くの観客に次ぎ、ボーダフォンの
Tシャツも結構目立ちました。
お馴染みのフェラーリ。
まさかガソリン・スタンド、いや違いましたガソリン・ホースを引きずって走るとは...。
中盤ペース・カーが入り、いつのまにかマッサが中嶋選手の後ろについて走っている光景が
現れ愕然。 マッサか。
最後にルノー。
アロンソ、なんと 14位から優勝へ奇跡の大躍進。 途中まで最後尾近くをなんか もっさりと
走っていたのですが、途中からあれっ ? みんなアロンソのあとを走っています。
最初 「 周回遅れか ? 」 と思ったものの、場内放送をよく聞いてみると なんとアロンソがトップ。
人間辛抱が大事だと、つくづく考えさせられました。
そしてアロンソの姿が巨大スクリーンに登場。 よくやりました。
シャンパン・ファイト~っ。 アロンソにとって、今日の味は格別だったでしょうね。
こうして我が家の 「 ヨメの野望、 F1 シンガポール 観戦計画 」も、無事終了を迎えました。
悪い言い方かも知れませんが、日頃粗末に接しているヨメに少しだけ恩返しが出来たでしょうか。
ただバトン、バトンと言っておきながら、子供と一緒にフェラーリの帽子をかぶり喜々としている
ヨメのその姿に、かなりの違和感。
「ホンダは何処行ったんだ ? 」と聞き返すと、「だって売っていないんだも~ん」との返事。
確かに数多くある野外グッズ売り場には、フェラーリ、ザウバー、マクラレーン・グッズが所狭しと
並んでいるものの、ホンダはエンブレム・マークの付いた Tシャツが少し置いてあるだけ。
寂しい光景に、家族みんなで祭りの終わりを感じ取った次第です。
待ってろよ、シンガポール。 また来年来るからな、アバヨ~ ! (柳沢 慎吾 風に、ほざいときました)
F1 シンガポール GP、本当によかったです。 アクセスは便利。 観戦場所も、広大な敷地内を
自由に移動可能。 また 5m程離れたところには、マシンが疾走。 耳をつんざくエンジン音。
全てがパーフェクトでした。
シンガポール GP、ガムとたばこには制限がありますが、自信を持ってお勧めできる開催地です。
Posted by フラン - 2008.09.28,Sun
9月 28日 (日曜日)、いよいよ F1 シンガポール GP 決勝戦を迎えました。
また半年以上前から暖めていた、「ヨメの野望 シンガポール観戦計画」 の総仕上げの日でもあります。
一番楽しい瞬間ながらも、今日で終わるかと思うと かなり寂しい思いが頭の中を何度も交錯。
天気予報ではレース当日 雨天の予想でしたが、お陰様で 3日間とも良い天気に恵まれました。
さっ、本日も快晴だ。 午後 4時過ぎに、開催場所に一番近い、地下鉄シティ・ホール駅に着きました。
めざせ、公道サーキット !
会場内に入ってみると、ポルシェ・カップ・アジアの決勝戦が行われる直前。
スポイラーを高く上げた 各GT3 が勢揃い。 やはりポルシェは、後ろ姿が素敵ですね。
これから参戦に向かう、各車を見てみましょうか。
さっ まずはポルシェ・カップ・アジアの決勝戦、スタートです。
レースに合わせ、コース・マーシャルの方々が、サーキット同近くに集合。 その写真を撮っていると、
もっと近くで撮って欲しいと、こちらにいらっしゃいました。
フレンドリーな皆さん。 自分よりかっこ良く、いい顔立ちに大きく嫉妬。 負けた~。
(Blog up のご了承を頂いています)
さっ、レース開始です。
抜いちゃうよ~。
昨日最後尾を走っていたホワイト GT3、今日は如何に ?
ちょっと重そうかな ?
今日も善戦、トルコ国旗カラー。
全力疾走、シルバー・カラーの車は速く見えます。
こうしてポルシェ・カップも約 30分ほどで終了し、2時間あとにはいよいよ F1 シンガポール GP の
決勝戦です。 さぁ~て、どこで観戦しょうか。
だんだんと夕方が迫ってきます。 大きな観覧車、蒸し暑い気候、ポルシェ・サウンドの余韻、
そしてサーキットを照らすどこまでも続いた照明灯。 色々な要素が、周りから自然と雰囲気を
醸しだし、ボルテージは高まる一方。
今年の夏を締めくくるかのように、これから最後の礼拝を受けに行きます。
家族一緒に熱くなる F1 シンガポール決勝戦、あと少しでスタートです !
- to be continued -
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