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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2024.11.22,Fri
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Posted by フラン - 2008.10.08,Wed

 
これまで部分的なパーツで隠され、いまいち全体的なボディ・デザインを伺うことが
出来なかった次期ケイマン。  ようやくAutobildWeb をはじめとする複数のメディアが、
素肌の全体像を掲載してくれました。


20081008_Cayman_000.jpg

 
 
さてこれが、2009年モデルか2010年モデルなのかは まだはっきりしていないようですが、
今年末までには発表になる公算が高いようです。 (ということは 2010年モデルでしょうか) 
なかなかスマートなデザインに仕上がっており、良いじゃないですか !
 
ポジション・ランプは完全にフロント・グリル内に埋め込まれ、デー・タイム・ランニング・ライトも
新たに採用。 また 997後期モデルと同じようにサイド・ミラーも一回り大きくなりそうです。


20081008_Cayman_01.JPG

 
 
リア・ビューも精悍になるようです。


20081008_Cayman_002.JPG



997でおなじみのLED仕上げ。 真ん中にバック・ライトを埋め込んだテール・ライトが、全体の
デザインを引き締めているのでしょう。 エグゾースト・パイプの形状も、円筒形に
変更
されるのでしょうか。 またナンバー・プレートを囲むボディの枠形状が、逆台形から
正台形に変更。
さらに後部ワイパーは、やはりオプション仕様でしょうね。 フロントと
同じく、エンブレムは
まだ付いていません。
 
総合的に ややシェイプ・アップされたような、デザインに変更されたとの印象が残ります。
 
 
 
さて、中身に PDK と直噴 (DFI) は、搭載されるのでしょうか。 メディアなどでは当初、ケイマン
およびボクスターのマイナー・チェンジの発表は、今年の夏頃と報じていました。 
ところが いつまでたっても発表がありません。 その後ボクスター・ポルシェ・デザイン II や
ケイマン・スポーツなどの限定仕様車の発表が続き、MCの発表が先延びとなったような
気がします。
 
その延長期間に、どんな理由があったのか。 ずばり PDK と DFI 搭載の準備をしていたと
考えるのには、無理がありますでしょうか。  もう一つ、半年ほど前から ボクスターと
ケイマンの売れ行きに、鈍化傾向が見られます。  997後期モデルに PDK と DFI が採用
された今、ケイマンがこれまでと同じ Tip なのであれば、当然売り上げは期待できないと
思われます。  さらにエンジンは、15HP程度パワー・アップとの推測もあります。
 
間違っていたらごめんなさい。 「次期ケイマンは、ずばり PDK と DFI 搭載モデルになる」と
期待しても良いのではないでしょうか。
 
 
どう推測されます ?

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Posted by フラン - 2008.10.07,Tue

 
米国サブ・プライム問題が世界各地に飛び火し、株式・各商品価格などが再び急落。 ニューヨーク
商業取引所 (NYMEX) における原油価格先物 ( 11月現) の昨日引け値は 1バレル 87.81ドルと
前週末比 ▲ 6.07ドルの大幅下落。 ついに今年の最安値である 85.48ドルにあと 2.33ドルという
水準まで売り込まれてしまっています。

( 今年一年間の原油価格先物推移 2008年 11月限原油先物価格  出所: WRTG社 )

20081007_oil01.gif
 
 
今年 1月 7日の全国平均ガソリン店頭価格は 1リットル 154.30円。 また同日のドル / 円レート
引け値は 1ドル 109.18円。  当時と昨日とでは環境が全く違うため、厳密に比べることが
出来ませんが、昨日のドル / 円は 101.82円。 この 1バレルあたりの先物原油価格と
為替レートを
指数化し比較すると、1月のガソリン店頭価格より現在の店頭価格のほうが
約 4.4 % 高いことになります。  
 
現在約 160円のガソリン価格は、 153円前後でもおかしくないとは思いますが、そこはそれ
いろいろな商品の価格が下がる時には、各企業の行動は超鈍足。 まるでセカンド・ギア程度の
スピードしか出さないため、価格引下げにはかなりの時間が掛るでしょうね。 ただ世界の
原油価格は
順調に低下、また円高局面が続いているため、今後日本国内のガソリン価格も、
確実に下落して
行くのは間違いないのではないでしょうか。
 
 
ではなぜこのような状況になったのか、ちょっと振り返って見ましょう。 今年 4月 11日に
「目で見るサブ・プライム問題」というタイトルで記事アップしたことを記憶していらっしゃる方も
多いと思います。  米国内で不良住宅ローン貸し出し (一定年限が経過した後、金利が大きく
引き上げられる住宅ローンなど) が急増。 払いきれなくなった個人住宅ローンの借り手が
住宅を
担保に取られ、虫食い状態となった米国コロラド州、デンバー市の一部
です


12984da3.jpeg
 
 
この不良貸出ローンの残高を、証券化した金融商品が支払い不履行で劣化。 証券価格の
急落や
買い手不在となったため、これら金融商品を抱え込んだ投資家や証券会社の財務内容が
急速に悪化。
このあたりの詳しい経緯とその金融商品の内容は説明が長くなることと、他に詳しいWebがたくさん
ありますので割愛させていただきますが、では現在 世の中はどうなっているのでしょうか。
 
ここから先は、現在の目で見る世界の金融・商品市場の動きです。
 
 
 
まず 5月 30日に JPモルガン・チェース銀行に買収された、全米第 5位のベアー・スターンズ
証券会社の財務内容悪化から始まりました。 
その後下記チャートが、昨日までの米国ダウ工業株 30種平均指数のチャートです。


( 過去一年間の 米国 Dow 30種平均指数 推移   2007.11 ~ 2008.10   出所: Yahoo )  

f47e41d3.png
 
 
 
そして 9月 15日、米国大手証券の一つである、リーマン・ブラザース証券会社の会社更生法
適用申請 ( Chapter 7 ではなく Chapter 11 適用でした )。
今年のリーマン・ブラザース・ホールディング社の、株価推移です。 現在同社の株価は、
なんと 10セント台の その価値ほぼゼロとなっています。


( Lehman Brothers Holding Co.  2007.11.01 ~ 2008.09.30 株価推移)

6c927f71.png


 
その 2日後の 9月 16日、米国大手保険会社である AIG が政府に増資救済を要請。 9月17日、
米国連銀は最大850億ドル (約 8兆 7,600万円 ) の融資を決定。 金融市場は一時安定化した
方向に向かいましたが、同社の株価は未だ低空飛行。 過去一年間の AIG社株価推移です。

( AIG  2007.11.01 ~ 2008.09.30 株価推移)

589c9506.png

 
 
一方商品市場では、上記動きと重なるかのように、春先からエタノール需要で上昇トレンドを
描いていた、
トウモロコシ先物価格が夏前から下落に転じ....


20081007_5Corn.png

 
 
 
同じ穀物先物価格に含まれる、小麦先物価格 も同時期から下落トレンドに突入。


20081007_6Weat.png 
 
 
ついでに日本の日経株式指数も、一時的にせよ本日 1万円を割り込みました。 
悲壮感と現金化を急いだ
売りが続き、ほとんどの銘柄は大きく下落。

20081007_4Nikkei.png

 
 
同様に金価格も下落を続けましたが、いざというときの財産保全として使えるため、一時反発。
ただ 「 Cash is King = まさかの時には現金頼み 」 のことわざ どおり、その後金価格も
下げ続けています。


20081007_7Gold.png

 
 
そして原油先物価格も同様の動き。 ここまで各商品価格が下落を続けると、原油先物も
下落トーンに拍車がかかり 大きく後退。 ついに今年上昇した価値であったバブルの価値を、
ほとんど全て吐き出してしまうという、強烈な推移を示しています。


( 原油先物価格推移 2008.0101 ~ 2008.10.06   出所: Bloomberg社 )

20081007_8Oil_001.JPG


 
まさに「落ちてくるナイフを掴むな ! 」 の実践です。
 
 
その後火の粉は、欧州金融市場に飛び火。 せっかくオーストラリア準備銀行が基準金利を
7.0 % から 6.0 % へと、予想もしない大きな緩和措置を採ってくれたものの、今日も英国系
某大手銀行の財務の困難の噂が流れたり、アイスランド国内の市中銀行の全てが、
国の管理下に入るといった状況で、欧州時間の著名銀行の株価は、再び急落、
 
 
世界各国の景気後退よりも、メルト・ダウンによる一連の金融・商品市場のパニック売りは
まだまだ続きそうな予感。 さすがに原油価格は年内 1バレル 50ドルに達することはないと
思いますが、原油価格は今年の安値を更新するのではないでしょうか。
 
 
日本は大丈夫か ?  
 
次々と判明する世界の金融機関の混乱。 自分の生活環境において今年は小さな出来事
でしょうか。  ただ来年早々、結構深刻な問題になるかも知れません。 
 
いやはや、人ごとでは無くなってきたようです。
 

Posted by フラン - 2008.10.06,Mon

わっ、 パナメーラ全体像の、説明ビデオがついに現れました。  公式発表よりも先です。


これを見れば一目瞭然。 PDK動作などの各要所の説明にも、力が入っています。
( ドイツ車ながらも、なぜかイタリア語での説明に、トレビアン )

流れるような曲線を主体としたボディ。 でも少しズングリしているように見えますが......。 
恐らく撮影角度のせいでしょう。 
いやいや まだ実車を見てはいないので、私の勘違いかも知れません。

まずは下記ビデオ  をご覧下さい。  何処までも引き寄せられる全体像です。 


    





実はこれ.....、3Dで表現したパナメーラの想像ビデオでした。 最後まで引きずられたのですが...。



最初見たとき 思わず 「 スクープ 」 と思いましたが、期待を込めた 3D バーチャルだったようですね。
ただイメージは掴めるかも知れません。


よろしいんでは ないでしょうか。 パナメーラ、意外とイケそうな予感です。

  
Posted by フラン - 2008.10.05,Sun

本当は 起こってはいけない、アクシデント。
ただ万が一のことを考えておかなければなりません。


下記、ボクスターのクラッシュ・テストのビデオです。 

ボクスターのシャーシが如何にフレキシブルに出来ているか、またエア・バックの瞬時の膨らみ。
少しご参考になるかも知れません。  それにしても搭乗員レスキューを優先してあるものですね。
( YouTube からお借りしました )


    




安全運転が一番ですが、まさかの時に頼れる車ではないでしょうか。


Posted by フラン - 2008.10.02,Thu

 
米国サブ・プライム問題がますます深刻さを増幅し始め、9月の米国自動車販売は 11ヶ月連続で
前年実績を下回り、1991年以来 過去 17年間で最も長く続く下落期間を更新中。 
全ての
カー・メーカーは軒並みその販売台数を落とし、不振極まりない状況となっています。 
 
米国自動車ディーラー協会 (NADA) によると、米国内の信用創造が麻痺し、自動車ローン申請の
審査が厳格化。 これにより新車販売の低迷とコスト増を招き、逆スパイラル効果で更なる自動車
販売不振に拍車がかかると予測。  また失業者増とガソリン価格の増加で 買い控えも重なり、
今年 米国内自動車ディーラーは最大 600社が営業停止、もしくは経営統合をせざるを得なくなると
見ています (ちなみに昨年は 430社 ) 。

さらに 9月はリーマン・ブラザースや ワシントン・ミューチュアルの破綻、メリル・リンチの
バンカメによる買収など、大型証券会社や金融機関の
整理統合が、消費者信頼感を
圧迫したことも新車販売不振の要因となったと思われます。


200810002_Car_Sales.JPG


 
下記は主要各自動車メーカーの販売状況ですが、

* G M        ▲ 15.5 %           * ト ヨ タ   ▲ 32.3 %
* フォード     ▲ 34.6 %           * ホ ン ダ   ▲ 24.0 %
* クライスラー   ▲ 32.8 %            * ニッサン   ▲ 36.8 %

      と、各メーカーともども 前年同月比を3割前後大幅減という、惨たんたる数値。 
 
 
なおGM社が ▲ 15.5 % 減に留まっているのは、従業員販売用特別割引価格セールを開催した
ためで、これが無ければ同社も 30 % 近い販売減となっていたのは言うまでもないようです。

またこれまで微増 ないしは横ばい推移で健闘していた日本の自動車メーカーも、自動車ローンの
審査基準が厳しくなったことが響き、米国メーカーと同様の大きな落ち込みを示しています。

 
 
自動車ローンの貸し渋りが、販売減の主要因に
 
 
 
2007年、米国内 自動車購入者の自動車ローン全申請件数のうち、その 83 % がローン承認を
認められていたのですが、今年はなんと 63 % に大幅減少しているそうです。 これは 1984年
以来最悪の数値で、例えば GM社だけで毎月 1万 ~ 1万 2,000台の新車販売の機会が
失われているということで、信用リスクの高まりと共に金融機関の貸し渋り、およびローン申請者の
信用基準調査がより厳格化。 この一連の変化が新車販売に大きな影を落としているのも、
米国内自動車メーカーの頭痛の種となっています  ( バファリン飲んでも、治らないかも...)。


* 米国自動車販売推移 ( 1975年 ~ 2008年10月  単位: 100.0 万台  Reuters より拝借)
  20081002_Carsales.jpg
 
このように各社大幅な販売減で、メーカー全体の 9月自動車販売は 96万 4,873台と、
前年同月の 131万台から ▲ 26.6 % 減。  また 9月の新車販売実績から想定される
2008年
全体の米国内新車販売台数は約 1,250万台となり、昨年 9月の1,620万台を
▲ 約 22.8 %
下回ることになります。  ちなみに過去最高は 2000年に記録した 1,740万台。
2000年から
今年 9月までの月平均新車販売台数は、1,680万台です。
 
また米国ビック・スリーのマーケットシェアは、日本のメーカー各社が大きく販売減となったことから、
2007年 9月の 50.8 % から、今年 9月は 52.3 % に上昇。 日本・韓国のアジア勢のシェアは
逆に
42.1 % から、39.9 % へと減少しています。



個別主要メーカー別で見てみると、


* G   M
 
2008年9月の 自動車販売台数 (乗用車 + トラック) は、 28万 2,806台 と、前年同月 の
33万 4,974台と ▲ 12 % 減少 (季節調整済み: 季調前 ▲ 15.5 % ) 。 GM 社のマーケット・
シェアは 27 % 強となる見通しで、GM社は昨日 8月に引き続き 9月も 従業員用販売価格と
6年間のゼロ金利自動車ローン適用で販売の促進を図ると発表しています。  この販売促進
割引額は平均 3,972ドル (約 42万円) に達し、自動車全メーカーの平均である 2,801ドル
(約 30万 2,000円) を 29.5 % 上回る割引販売額となっています。


* フォード 
フォード社の自動車販売台数は 12万 0,788台 (前年同月 18,4612台) と、22ヶ月連続の減少。
同社歴上、23ヶ月連続の販売減があり、過去のワースト記録にほぼ並んだトレンドです。
ライト・トラック、SUV、ミニバンなどのトラック全体の販売台数は、▲ 39 % 減。 特に米国で
一番
売れ筋である (あった) F-シリーズ・トラックはなんと ▲ 42 % 減と、全体の足を大きく
引っ張りました。
1924年 T型フォードでマーケットを席巻した当時、同社のマーケット・シェアは 60 % 強を
占めていたものの、現在は GM、トヨタおよび VW社に次ぐ、世界第 4位のカー・メーカーに
落ち込んでいます。


* クライスラー 
9月の自動車販売台数は、10万 7,349台 ( 同 15万 9,799台 )。あまりの落ち込みに同社は昨日、
今月から 2008年モデル ダッチ・ラム・ピックアップの販売に、 6,000ドルのキャッシュ・バックと
6年間のゼロ金利自動車ローンを適用すると発表。 バーゲン・せーるをはるかに超えた
販売促進を
発表しています。


* ト ヨ タ 
先月の自動車販売台数は 14万 4,260台と、昨年同月の 21万 3,043台から ▲ 32.3 % の減少。
この数値は 1987年 7月以来最大の減少であり、マーケット・シェアも前年同月の 16.2 % から
15.0 % に低下しています。 
同様にレクサス・ブランドの販売台数も 1万 6,045台と、▲ 33.4 % 減の大幅落ち込み。


* ホ ン ダ 
ホンダも他メーカー同様、フィットを除き全ブランドが販売減。 昨年 9月 12万 7,200台であった
販売台数も、今年 9月は 9万 6,626台と 1993年来の低調な数字となりました。 
また新車販売の
減少台数 3万 0,574台は、1981年 11月以来最大の数値となっています。


* ニッサン 
9月のニッサンの販売台数は 5万 9,565台と、2007年 9月の 9万 4,269台から ▲ 36.8 % 減。
小型 SUV であるローグ (Rogue) と GT-R の販売は好調ながらも、その他モデルは軒並み大幅減。


* その他、日本のカー・メーカー 
その他日本のメーカーにおける今年9月の自動車販売は、マツダ 1万 6,169台 ▲ 36 %、
スバル ▲ 12 %、ミツビシ ▲ 39 %、スズキ ▲ 47 % と、全てのメーカーが大幅な販売減と
なっています。
 
 
いやはや、なんとも....。


                                               - to be continued -

 
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