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ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。  ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
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Posted by - 2024.11.24,Sun
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Posted by フラン - 2006.08.04,Fri


夢を売る会社 リンカーン . . . . . . . . 

   10008658675.jpg


松田優作ではないですが、初めて フル・モデル・チェンジしたリンカーン・ナビゲーターを写真で見たとき、
思わず  「何じゃこれ」って声を上げてしまいました。  なんとも形容しがたい古風な姿に、最初
中古ナビゲーターの写真と思いきや次期新モデルとのこと。 リンカーン社は、なに気にこんなデザインに
したのか理解に苦しんだのは私だけではないのでしょうか。


まるで米国版 光岡自動車と思った次第ですが、理由がわったような気がします。 . . . . . . . . . . . . . . . 

      10008658678.jpg


今年 6月 16日、リンカーン社は 「夢 ( dreams )」 というタイトルの元、今後リンカーン・ブランドを
持つことで「アメリカン・ドリームをつかもう」とのキャンペーンを発表しています。 上記アップした写真、
劇場入り口の看板に、「あなたは脚本家であり、監督であり、そしてあなたの夢を 作り上げる
演出家である」と表示した、リンカーンの CMです。   このアメリカン・ドリームには恐らく 2つの意味が
含まれていると勝手に想像しています……、 


一つは丸太小屋の質素な家庭に生まれたエイブラハム・リンカーンは、努力の積み重ねで米国初代
大統領にまでなりましたが、この成功を 「アメリカン・ドリーム」 を成し遂げた人物と称しており、 
自社名リンカーンと准えたこと。 

そしてもう一つは 1950年後半~60年にかけて、大戦勝利で米国が最も栄え、自信に満ち溢れ、 
リンカーン社を含む現ビック・スリーが次々と大型車生産で伸びていったこと。 それが今ではどうでしょう、
 海外メーカーに押された3社の凋落には危機的なものがあり、米国社会もテロ、戦争、原油価格の
上昇などで、暗い影を落としています。

すなわち回顧録的自社アピールが含まれた「アメリカン・ドリーム」という言葉で、「原点に返ろう」、 
「あの頃を取り戻そう」、あるいは 「昔はよかった」などのイメージを作り上げ、自社ブランド車の販売
促進攻勢を仕掛け始めたようです。 . . . . . . . . . . . 

   10008658682.jpg


ではどんな顧客をターゲットとしているのか。 それはずばり「ベビー・ブーマ」でしょう。 日本と時を同じくし、
米国でも戦後、子供の数が急速に増えていきました。 この年代層をベビー・ブーマーと呼んで
いるのですが、 日本では「団塊の世代」となり、少し黄昏を感じます。  当時生まれた赤ちゃんは現在
すでに 50~60歳に差し掛かっており、ある程度の収入と退職金などで 預貯金が手元にある、
企業にとっては一番おいしい年齢層といえるでしょう。 また逆にこの時代の人々は プレスリーや
マリリン・モンロー、少し後にビートルズなどに感化された少年時代を送った人々であり、 レトロ・
フレーバーを最も吸収してくれる年代なのではないでしょうか。 

当時のリンカーン・ブランドは高級かつ大型車が中心であり、テールが飛行機の尾翼のようになった
乗用車は 高嶺の花で、無理をしても買えなかった年代でもあります。 それを今手にすることにより
やっと夢が現実化し、 「アメリカン・ドリーム」をつかみましょう ! とのキャンペーンが効果を発揮すると
考えられます。 

ただ現自動車業界の環境下において ちょっとヘソを曲げて見てみると、これはユーザーに対して
「夢を持とう」と 述べているのではなく、リンカーン自体の販売が伸びてくれないかとの「夢」を持ち
続けているとも推測できますね。 まっ そこまで懐疑的に言わなくても.....でしょうが。 (笑)

その肝心なデザインが一新された2007年新型 リンカーン・ナビゲーターですが、もうこれ以上ごちゃごちゃ
書く必要もないと思われます。  エクステリア、インテリアなどの細部や質感はまったく違うものの、
その性能、エンジンと車体寸法は 2日前にご紹介した 2007年新型 エクスペディションとほとんど同じです。
今日はぜひ写真でお楽しみください。 . . . . . . . . . . . .

     10008658687.jpg


 また今回ナビゲーターにもストレッチ版が加わり、エクスペディションでは 「 EL 」 と表示されるものが、
ナビゲーターでは 「 L 」 で区別されます。 
デザインの好き嫌いは別にして、果たしてこのキャンペーン 吉と出るかまた否か…….。 


「セーラー服と一晩中」じゃなかった、「セーラー服と機関銃」を作曲した 来生たかおの「夢の途中」でも
聴きながら、リンカーン社の将来を推測してみることにいたします。

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Posted by フラン - 2006.08.03,Thu


続いて 2007年型、エクスプローラー

 もうご存知だとは思いますが、「 アイアンマン (IronMan) 」エディションが加わります。
これは米国フォード車が、アイアンマン・ワールド・ チャンピオンシップ (トライアスロン世界大会) の
スポンサーとなったことによる 記念モデル車であり、エクスプローラー XLTがベース・モデルと
なっています。

      60132981.jpeg


濃いオレンジカラーにつや消しブラック・グリル、6本ホィールの18インチを履き、 さらに前部バンパーには
シルバー・カラーのガードをつけ、アイアンマン・ロゴ・ プレートで差別化。
写真を見た限り、まるでガンダムかランド・ローバーを連想させる 風貌となっており、好き嫌いの
はっきり出るモデルと言えそうです。 

一方 2007年型エクスプローラーそのものは小さなマイナー・チェンジのみ。 グレードは XLT、
エディバウアー、リミテッドの 3種類で、全種に共通すもの点では ありませんが、下記のような変更が
なされます。 

10008631295.gif


* 現行やや不便な前部ドア閉口ハンドルが、扱い易いようにカップ・ホルダーも 含めて改良・設置場所変更。 

* ボディ・カラーに新しく 3色追加。   
      (1) カーボン・クリアコート・メタリック
   (2) オレンジ・フロースト・クリアコート・メタリック (アイアンマンのみ)
      (3) ホワイト・サンド・トリコート・クリアコート・メタリック 

* 座席カラーがベージュから黒を基調とした渋め色に変更。 

* オプションでエディバウーアーとリミテッドには電動格納ランニング・ボードの選択が可能。 

                  6721eb16.jpeg


.こんなところでしょうか。 2006年型とほとんど変わりませんが、シート・カラーは 少し高級感が
出たのではないかと思います。

なお 2006年 第 4世代モデルは、全米ハイウェー安全局によるクラッシュテストに おいて、ドライバーと
助手席の前面および側面衝突実験で、最高格付けである 「 5つ星 ☆☆☆☆☆ 」を獲得しています。 


今年で 16年目を迎えるエクスプローラー、簡単ですが下記のような経緯を辿り 現在に至っています 

1990年 : ブロンコ II の後継車として、1991年型モデルで登場。 4L V6, OHVエンジン。
        初のSUVセグメントとなる。 第 1世代
1991年 : 日本へ輸入開始。 
1993年 : リミテッド誕生 また映画「ジュラシック・パーク」にも出演を果たす。 
1995年 :  角型から丸型デザイン・ボディに大きく変更。このモデルが第2世代となる。
         5速オート・マチック車投入。 
1996年 : 5.0L V-8エンジン搭載車登場。  AWD (All-wheel drive 電子制御パートタイム方式) も設定。
       日本および旧英国圏諸国へ右ハンドル車を投入。 
1997年 : 4.0L SOHC V-6 エンジン搭載車デビュー。 
1999年 : ボディ・デザイン マイナー・チェンジ。 

2001年 : エクスプローラー・スポーツ・トラック登場。 
2002年 : フル・モデル・チェンジ 新プラットホームで後輪独立懸架 4.6L SOHC V-8
          エンジン搭載、サード・シート仕様の第 3世代誕生。 
2003年 : フォード社 100周年を記念し、限定センテニアル・モデル発売。 
2004年 :  ヨン様ブームが巻き起こり、同年 6,7月で 290台が販売される。 普通の月の倍以上。
2005年 : AdvanceTrac および Roll Stability Control を標準装備。
         ミズリー州ハーゼルウッド工場の老朽化、およびオーストラリア、ニュージーランドの輸入停止で
              右ハンドル車 製造中止。 

2005年 :  新フレーム、新後輪サスペンション、その他安全基準を取り込んだ第 4世代登場。
       (正確にはボディ形状の変更がほぼ同一のため、第 3.5 世代が正しいかも)
               6速オート・マチック車投入。  2006年モデル 北米トラック・オブ・ザ・イャーの最終選考会に
       ノミネート。 


未だ第 1世代の箱型モデルが活躍しているエクスプローラーは、想像以上に丈夫な車だと思われます。

                20d74616.jpeg


ただ来年から日本の法律、輸送車両の保安基準 (視界基準) 改正により、 ボンネットの先に補助ミラーが
つく可能性が高いため、現行のエクステリアが お好みの方は年内のご購入がいいのかもしれません。

 

Posted by フラン - 2006.08.02,Wed

昨日
7月の米国自動車販売台数が発表になりました。  値上がり続けるガソリン価格は1ガロン あたり
3ドルに達し、 ( 1リットル約 91円なので日本と比べればまだまだ安いですが、一日の走行距離が
圧倒的に多いため、月あたりのガソリン代が10万円を越すファミリーも多い)、ますます大型車
購入離れが
加速しています。

                                    10008620272.jpg

下の数値を見てください。 米ビッグ
37月の中・大型 SUV販売実績です。 いずれも心配を通り越し、

悲惨な状況にまで陥っています。

*
  フォード社                  2006 7       20057月      増減
     エスケープ               12,170              18,245         33.3 % 
      エクスプローラー         15,851            32,088             
50.6 % 
     エクスペディション         6,705                 15,733             
57.4 % 
     エクスカージョン                   0                    2,413             
100.0 % 
     F-シリーズ                  68,982             126,905             
45.6 % 
     マウンテニア                 2,968                     4,572             
56.1 % 
     ナビゲーター                 1,424                    2,894             
50.8 % 

* G M

     全エスカレード               8,191              8,455               3.1 %

     アストロ                               64               1,436             95.5 %
     トレイル・ブレィザー    20,261            30,532             33.6 %
     全ユーコン                  11,302             20,807             54.3 %
     ハマー H1                          57                   46           + 23.9 %
     ハマー H2                    1,365               2,867            52.4 %
     ハマー H3                    4,239               3,841           + 10.4 % 

* D
・クライスラー社

     ジープ・リバティ           9,702             20,245           52.1 %
     グランド・チェロキー    10,124             24,331           58.4 %
     ラム P/U                      32,793             48,710           32.6 %
     デュランゴ                      3,341             10,524           68.2 % 

各社ともひどい状況で乗用車とトラックを合わせた販売台数は、GMが ▲ 22.2 %、
フォード が  24万 1,339台の ▲ 34 %、クライスラーは ▲37 %と大幅減。 
逆にトヨタは 24万 1,826台の + 12 %の販売を記録し、フォードを抜いて 2位に躍進しています。 
ちなみにホンダは + 6.0 % と好調だったものの、ニッサンは ▲ 20 % となり、日本車も明暗が 
はっきりと分かれ始めたようです。 

とくにフォードの販売不振は大きい。 昨年 7月に従業員用販売価格で攻勢を仕掛けた反動が
今年出たと思われますが、主力商品である F-シリーズが、46 % の大幅減。 今秋ニューモデルが
発売されるエクスペディションの▲ 57.4 % 減、ナビゲーターの▲ 50.8 % 減は仕方がないとしても、 
昨年新顔になったエクスプローラーまでもが ▲ 50.6 % と昨年同月比で半分以下の落ち込みとは、 
かなりの重症といえるでしょう。 

GM社もしかり、トラック関係は軒並み大幅減に見舞われており、まだ正式発表とはなっていない
ものの、2010年までにトレイル・ブレィザーの販売を終了、2009年に新ハマー H4を新たに投入し、
中型領域のトラック販売のてこ入れを計画中とのこと。 

                10008620482.jpg


さらに現在 7車種の クロスオーバー車を製造している同社はこれを 14車種に増やし、SUV車
以上に 力を入れるそうです。   トレイルブレィザーは 2004年に 46万台の販売を記録しましたが、
今年は 25万台と約半分の販売 台数にしか達しないと見られています。

さて 8月からガソリン価格も上がり 1リットル 140円台に入ってきました。  肝機能が低下し、 
外で飲むことを極力控えるようにしたためまだ耐えられますが、1リットル 300円くらいになった場合、
次はタバコをやめますか ! (笑) 


ところでハマー H4って、H3よりより小さいのですよね。 
ひょっとしてスズキ・ジムニーくらい ?   そんなこと ね~わね。
Posted by フラン - 2006.08.01,Tue

秋の新車発表季節に先駆け、ぼちぼちとニュー・モデルがお目見えし始めました。
Ford車のみになりますが、少しご紹介しますね。
まずは、新モデルが加わったエクスペディションから。

10008590657.jpg


フル・サイズ SUV、2007年型エクスペディションはそのフェイスもがらりと新しくなり、
従来の
エクスペディションとともに、エクスペディション EL がラインナップに加わった。
これは SUVで最大の規模を誇ったエクスカージョンが、環境団体の反発とガソリン価格の急騰で
昨年秋に製造中止となったため、エクスカの代替タイプとして従来の
エクスペディより一回り大きい、
エクスペディション ELの投入となった次第。
なお ELとは (Extended Length = ストレッチ ) の頭文字をとったそうだ。

  10008590690.jpg


エクスペディション ELは、従来のペディより 37.6 cm長いものの、両モデルとも
V-8, SOHC
5.4Lのエンジンを搭載し7人乗り。駆動は 4 X 2、4 X 4 の 2種類となり、
6速シフト。 前輪には
新サスペンションが加えられ、後輪は独立懸架。 また
横転事故を防ぐべく AdvanceTracが
標準装備となっている。タイヤ・サイズは
P265~275 / 70R17~18 もしくは P275 / 55R20を履く。


                   10008590726.jpg

                     ホイールは 5種類から選べます。


インテリアは DVDナビゲーション (音声付き)、6.5インチ・スクリーン、340W FM/AM
ラジオ
(MP3, IPod設置機能)、6枚 CDチェンジャー、6スピーカー + ウーハーと
なっており、
オプションで吊り下げタイプの 8インチ・スクリーンも選択可能。

  10008590673.jpg


今回は見送られたものの、近年ヂーゼル・エンジン、またゆくゆくはハイブリッド車の投入
計画にあがっているそうだ。

その大きさを比べてみてください。 参考までに 2006年型 Explorer と、すでに
生産終了と
なってしまいましたが、 2006年型のエクスカージョンのサイズも
付け加えておきますね。
( インチをすべてミリ・メートルに換算しています 1インチ = 2.54 cm )

Expedition    Expedition    Excursion    Explorer
.                                       (4X4)       EL (4X4)    (2005 2X4)    Limited


全 長             [mm]                   5,249         5,625          5,762         4,930
全 長                [mm]                  2,003         2,003           2,031        1,870
全幅 (ミラー含)  [mm]                  2,333         2,333              n.a           n.a.
全 高                [mm]                  1,962         1,990           1,962        1,835
ホィール・ベース  [mm]                  3,025         3,330           3,485        2,890
最低地上高       [mm]                     221           221              188           205
車両重量         [ kg ]                  2,632         2,745            4,036        2,230
エンジン・タイプ                           5.4L V8      5.4L V8         6.0L V8     4.6L V8 

             10008590741.jpg


エクスカージョンの新生として登場したエクスペディションEL、エクスカより気持ち小さいと
いったところだが、圧倒的に違う箇所がその重量。 なんと 1.3t 程度軽くなっているのは驚きだ。
発売は今年 11月を予定。

買いますか !

 

 
Posted by フラン - 2006.07.31,Mon

あることが判っていて家に帰ってヨメに 「おめでとう」 と言うと、ヨメも 「おめでとう」 と返してきやがる。
お互い 「 おめでとう」 の意味が判らず、ちょっとした家庭内混乱。

意味深になり ここでは書けませんが、私がヨメに言いたかったことは、甲子園でした。

0101000001   3    
0010010000   2  

ヨメは、某所で見つけたシラス、なんと「 遠州 舞坂産」で、これからご相伴です。
真っ白で淡泊な見た目が、夏場に活力頂けそう。

  10008563985.jpg


今から食べさせて頂きますね。   本当に綺麗なシラスです。
お互い発した 「おめでとう」 の意味は、ワタシは贔屓の高校が勝ったこと。 ヨメは偶然にも 舞阪産シラスを
見つけたことでした。  本日の我が家にとって、どちらもささやかな幸せです。


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フラン
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