素人が 勝手に陥る、写真撮影の勘違い

いゃ～、びっくりしました。

今年に入って少し昔に夢中になっていた、カメラ いじりが再燃。　キャノン Kiss を子供と共有し、
コンデジの カシオ EXILIM　EX-S600 で そぞろパチパチ。　
そうこうしている間にシンガポール F1 観戦が確定したため、ちょつと背伸びでキャノン 40D を
手に入れ、おまけに初の広角と望遠レンズまでゲットしてしまいました。


何も説明書を読まないままキャノンを暫く使い続けるも、どうもいまいち勝手が違うと思い
途中でブランドを追加。　ニコンを買い増し、D700 のフルサイズを手に入れ悦に浸っておりました。
撮影出来る範囲が違うので、ニコン D700 は標準 + やや望遠の 一本レンズで良いかと試行錯誤。
久方振りに厚さ 2センチ以上ある取説を読みながら 練習撮影の週末を体験する日々の連続。






時間経過と共に、軽快なシャッター音のキャノンより、ガシャッ・ガシャッ音のニコンにぞっこん。
まさにニコンは、ポルシェのエンジン音を聴いているような錯覚に陥ってしまいました。

色は若干レトロ調に写りますが、やはりシャッター音の凄さは、本当に写真を撮っているような
感動を与えてくれます。　自分にとって ニコンの方がしっくりするようです。　
もう私もヨメも、ニコンの手触りにぞっこん。






ところが昨日、ガツーんと頭を殴られたような、衝撃満載のブログにぶち当たってしまいました。

私の車繋がりのお友達に、「 ちんはらさん 」 がいらっしゃいます。　かれこれ一年くらいお話しさせて
頂いているのでしょうか。　その ちんはらさんのお知り合いに 「 T 先輩 」 と言う方がいらっしゃり、
これまたメチャメチャ綺麗なブログを上げていらっしゃいます。　是非お立ち寄り下さいませ。

「 ここです ! 」。　思わず食い入るように眺めてしまいましたが、読むページが一向に前に進みません。
とても綺麗な毎日の写真満載のページに、もう釘付け。　前に進めなかった理由がここにありました。
会社を経営していらっしゃるようで、話題も豊富。　文章の言い回しも写真も、もう感動の連続です。
景色を切り裂いて写真を撮る、まさにこの言葉がぴたりと合う 写真に出会ったような気がします。


ちんはらさん同様、 T 先輩も 本当に凄いわ ! 






ところが今回ご紹介させて頂いた こうき さん、偶然にも私と同じ ニコン D700 を使用していらっしゃいます。
本日私も D700 で撮った飛行物体を載せているものの、もう屁みたいなものです。

私の写真を見てから、是非ちんはらさんのお友達である T 先輩 の 「 こうきの東西奔放記  」 へ
お立ち寄り下さいませ。　過去の写真集である 「 東西奔放 」 には、もう唖然。　とにかく綺麗で素晴らしい  !


個人的に滅多に男に惚れることはないのですが、昨晩 こうきさんの 写真と文章に酔いしれ、
メロメロになってしまいました。　 素敵なブログです。


絶対に こうきさんの 真似をすることは出来ないと思いつつ、取り急ぎキャノン・ブランドの
全てを子供に分け与え、ニコン・ブランドを取り揃えてみようかとの思いがちらほらと。

まずは追加の広角、それから望遠。　後はマクロ・レンズにアオリ・レンズ。　
平行して、リコーのコン・デジでも手に入れますか ♪　　あっ、全て妄想ですが．．．．、



最後に生活の臭いがプンプンような写真。　ヨメを見つけて、全力疾走の我が家のワンコ。





ダッコされ 安堵感ひとしおの、その一瞬。　





お父さん撮影隊のような重いカメラを一端離れ、まずはもう一度原点に返りコンデジからの再スタートを
切っても良いかなっと。　改めてデジイチ撮影を真剣に練習しようと思った、寒い年末の 昼下がり。
いつものことながら、世の中には 凄い方がそこら中にいらっしゃいます。　


おいおい 仕事も含め来年の課題は、まだまだ山ほどあるぞ !

よせばいいのに．．．．

丸の内のカスタマーの方から、「夜のイルミネーションが綺麗だよ。　一度見に来てみれば 」
とのお声がけを頂き、う～ん じゃあ行ってみるか ということでクリスマス・イブにもかかわらず
ノコノコと出かけてみました。


まずは皇居のお堀から。　





なかなか綺麗です。　





サラリーマン川柳で有名な、第一生命。





丸の内 仲通り。　有名ブティックやレストランが数多く並んでいる、三菱地所独占ストリート。





道ばたの花壇にも、イルミが一杯。　夕ご飯を食べていなかったので、美味しそうに見えます。





丸の内仲通りを抜け、再び皇居へ。　和田倉門前のお堀。





和田倉噴水公園でも、イルミネーションが華やかということで立ち寄ると、噴水が七色に変化しています。





かれこれ 3時間ほどうろうろしていましたので、体が芯まで冷え冷え。　皇居にお別れし、帰宅を決定。





皇居側から見た丸の内。　向かって右が丸ビル。　左が新丸ビル。　
真正面が東京駅。　いつもは煉瓦造りの建物にライトが照らされているのですが、
現在は工事中で、真っ暗です。　こういう時期こそ光をあてて頂きたかったのですが．．．．残念。





久方振りに 寒い夜の街をうろうろしたせいでしょうか、体調がちょっと変です。
なんか気怠い。

ヨメ曰く、「 よせばいいのに 」。　

このフレーズ、妙に納得。　はいはい おっしゃるとおりで、一日経ってもまだ寒いまま。
でも 良いものを見ました。　来年も また行こっと。

成田 さくらの山公園

ぽかぽか陽気の週末、さりとて風は少し冷たく 近場でもふらふらしようかと定番コース。
東関東高速をひた走り、ついたところは千葉県成田市郊外。

ヨメと、「 成田空港を一周しようか 」 ということでのんびり走っていると、すごい場所にぶちあたりました。
そこは 「 さくらの山公園 」。　地図で見て成田空港の左端にある大きな公園です。
( クリックすると拡大 )





いつもは空港右端にある 「 さくらの丘公園 」 によく立ち寄っていたのですが、
今回は 「丘」 ではなく 「 山 」 です。

どんな山かというと、成田空港第一滑走路手前 200メートルくらいに位置する 小高い丘のような場所。
ただ駐車場に車を停めると、ありゃ 飛行機とぶつかるような錯覚に陥ります。





機体に手が届きそう。





滑走路は直ぐそば。








ワンコもびっくり。





公園近くには、京成電車も走っています。





風向きにより離陸と着陸が 同一時間暫く続きますが、国際便がガンガン離発着します。
家族連れやカップルの多いこと。


このように機体が真上に．．．。　まずは離陸。























続いて着陸。














滑走路には総二階建てのエアバス A-380 のシンガポール航空が発着前の待機。　でかい !





午後は風が強くなり、機体を左右に揺らしながら降りてきます。








飽きの来ない時間の無駄遣い。





ちょっとドライブするに、楽しい場所。　駐車場はそこそこ広いものの お昼過ぎから
来場の車が増え、満杯になります。　　




午前 10時頃までは着陸機、11時前からは離陸機が続き、お昼前後からまた着陸が集中。
感動ものの風景に、次々と出会うことが出来ます。





結構楽しめる、面白い場所。　お奨めです !

 

お父さんにばったりと．．．．

一昨日、毎年恒例の会社の忘年会。


9,10月の大混乱した世界経済がなければ、すごく良い年だったのに．．．．。
いやもう忘れましょう。　今日は今年を忘れる忘年会。　2008年なんか、犬にくれてゃらぁ～。

わっ またフグ、今年 3回目。　再び一年を振り返えりなさい とでも言うのでしょうか。
と思いつつ、美味しゅうございました。




その後カラオケ歌いに 六本木へ。　風邪気味だったので一次会で帰ろうかと思ったのですが、
酔いに任せ、暫くのお付き合いに決定。

もっぱら聴き役に徹しながらも、隙をついてガンガン飲んでいたら、途中で記憶喪失。
長い時間が過ぎ、お開きで解散。　外に出てみて ここは六本木と判っているものの、
居場所が判明できません。　きょろきょろしながら位置確認をしていた その時です。


あれっ ??　閉店後のビルの中に、なんかいるぞ．．．．。





あっ、お父さんだ。　ただその目が、一言語っています。　「 犬にくれてやらぁ とは、何事だ ! 」 。
私 : 「 すんません、2008年は 良い思い出として持ち帰ります 」 。





お父さんのその目は、やっと微笑んでくれました。
場所は六本木交差点近くの、この場所。





その後再び記憶喪失となり、気が付いたら自宅の自分の部屋。　帰路の記憶が完璧に
飛んでいましたが、何故か PC を触っていたようです。



本日出社し課員の方から、「 お父さん、ちゃんと写っていました ? 」 との問いかけ。
「 なにそれ ? 」 と聞き返したら、
「お父さんの写真をバシバシ撮っていたのを忘れたんですか ～ 」 ですって。
薄っすらと覚えが残っていたこともあり 「 ばっちし 」 と答えたものの、内心焦りまくりの一日でした。


急いで家に帰りカメラからファイルをダウン・ロードしてみると、上記写真の数々。
今年一番の酔いだったことは、間違いないようです。

それにしてもいつ撮ったのか、未だ定かでない自分が 来年の大きな課題でしょうね。


来年も頑張ろ っと。


ロケ地 :  六本木
機　材 :  カシオ EXILIM　EX-S600

　

歯車が、逆回転し始めている

各日本の自動車メーカーの生産削減、トヨタ、ホンダの今年下半期赤字見通し。
さらにモーター･スポーツからの撤退など、暗いニュースが続く日本の自動車産業ですが、

米国の自動車メーカーは、それ以上に危機的な状況に陥りつつあるようです。

 

昨日、ビック･スリーの一つであるクライスラー社 (Chrysler LLC ) は、「 販売低迷による

在庫調整も兼ね、自社の 30拠点の工場全ての操業を最低 1ヶ月間停止する 」 と発表

しています。　全工場の閉鎖は今週金曜日、12月 19日のシフト終了時から 来年

1月 19日までの 1ヶ月間。　ジープ・リバティ、ラングラー、ダッチ・ナイトロの SUVを

組み立てているオハイオ州トレド工場は 1月 26日まで。　またカナダ･オタワ州の

ミニバン組立工場とダッチ･バイパーを製造しているデトロイト工場は、来年 2月 2日まで

閉鎖する予定とのこと。

 

同社は、「新車購買意欲を持っているユーザーは多いながらも、一連の金融危機の影響で

個人のクレジット･カードなどの与信が低下。　自動車ローンの貸し出し信用審査がますます

厳しくなり、新車販売を維持できなくしている 」 と述べ、「 この影響で各ディーラーの新車

販売が 20 % ～ 25 % 落ち込んでいる 」 と、日ごとに悪化する深刻な状況を公表。

クライスラー社の11月の新車販売台数は、前年同月比 ▲ 47.1 % 減とほぼ半減。

特に乗用車の販売が ▲ 59.1 % 減 であったため、非常に厳しい状況にあると思われます。

 

またクライスラーだけではなく GMも 来年第 1四半期に 25万台の生産削減を発表済み。

さらにフォードも米国内の大半の工場で、1月の第 1週に操業停止するとしています。

 

 

米国自動車リサーチ･センター (Center for Automotive Research) の見通しによりますと

現在 GM, フォードおよびクライスラー 3社の総従業員数は 23万 9,000人。　ただそれに

付随する産業の従業員を含めて見積もってみた場合、2009年にこの 3社が倒れたと

仮定すると、実に 250万人 ～ 350万人の人々が職を失うことになると見ています。

 

米国労働省の試算によれば、ブレーキ、パワー・トレイン・システムなどのパーツ･メーカーで
働く従業員数は、2000年以降 30万人以上の減少を示してはいますが、それでも
現在 52万 6,000人が就業をしているとのこと。　政府による自動車産業救済が実施
されたとしても、来年 10万人強、約 1 / 5 の従業員が職を失うと試算。

 

また間接的にビッグ･スリーと関わりのある自動車関連用品の小売業に携わる従業員が

約140万人。　さらにGM、フォード、クライスラー社は米国内に 1万 3,000社の

フランチャイズ･ディーラーを持っていますが、ここで働く従業員は 70万人。　
全米自動車ディーラー協会では、ビッグ･スリーが生き残った場合でもディーラーは既に
瀕死のところが多く、今年 900店、来年は 1,100店が廃業もしくは倒産すると予測しています。


一方カナダでは 米国ビッグ・スリーが破綻した場合、直ちに 32万 3,000人が職を失い、
5年以内に 58万 2,000人が失業すると政府統計局が試算。　また存続したとしても
その半分の 最低 15万 7,400人は失業するだろうと昨日発表。

　　　　　　　　　　　　　　

 

 

このような環境の中、メーカー各社も涙ぐましい努力を始めたのですが、それでも追いつかず。

GMは来年のヤンキースやゴルフ･トーナメント、アカデミー賞へのスポンサー提供を降り、

本社のエレベーターの使用中止まで検討中。　鉛筆などの文房具も安価なものへと変更。

職場内エアコン温度のセーブなど、支出を大幅に削減実施。

クライスラー社も本社役員食堂の廃止。　いくつかの工場内カフェテリアをクローズ。

来月デトロイトで開催予定の北米インターナショナル･モーター･ショーにおいて、これまで

恒例であった記者への食事とドリンクの無料配布の中止など、次々とコストセーブの手段を

出してはいますが、焼け石に水の感は否めません。

 

ブッシュ政権は GM とクライスラー社が来年 3月までとりあえず生き延びるために必要と

している 140億ドル (約 1兆 2,300億円) の捻出方法を検討中で、恐らくクリスマスまでに

発表する予定。　ただここまで新車の販売が落ちている中、将来本当に大丈夫なのでしょうか。

 
 

倒れた場合、失業保険支払いと税収減、さらには健康保険の肩代わりで、国及び地方

税収は更なる悪化。　それ以上に金融市場の信用創造が再び壊れ、世界の資金の流れは

再び急速に収縮することになるはず。　

一方税金の限りない注入は 米国の財政赤字をさらに拡大させ、新規国債発行が急増。　

結果米国の信頼は落ち込み、ドル安にますます拍車がかかりそう。

 
 

今年よりも 来年の方が、より厳しい環境になるのでは と思えてならない年末です。
どうやら世界と日本経済の先行きが、全く読めない状況に入ってきたのかも知れません。


上記の話題と全く関係ありませんが、米国に関することです。
来年 1月 12日から米国へ旅行する際、インターネットで事前申請を行わないと入国出来なく
なるそうです。　円高が進んで来年ハワイなどに行こうと計画されていらっしゃる方は、
ご注意下さいね。　関連記事は 「 こちら 」 です。