ポルシェ・カイエン S と、911 カブリオレ。 ヨメと家族とポルシェたちに囲まれ、仕事に精出すサラリーマンの ぬる湯 顛末記。
Posted by フラン - 2008.08.07,Thu
ガソリン・スタンドに行く度に、値段が上がるガソリン価格。 さすがに原油価格もまた大きく上昇して
いるのかと思いきや、原油先物価格は反発する場面も少なく、引き続き順調に下がり続けています。
何故に日本のガソリン小売価格は上昇しているのか、説明が付かないところまで来たようですね。
昨日 8月 6日のニューヨーク商業取引所 (NYMEX) における9月限月原油先物価格 (米国産
標準原油 WTI ) は1バレル一時安値 117.11ドル 前日比 ▲ 2.06ドルと、今年 5月 6日に付けた
117.71ドル以来 3ヶ月振りの安値を記録。 ただ米国時間午後にドルが反発したため、引けは
118.58ドルと持ち直しましたが、それでも前日比 ▲ 59セント安で終えています。
[ 過去 1ヶ月の原油先物価格推移 2008.07.07 ~ 2008.08.06 ]
[ 出所 : Bloomberg 社 ]
このところの原油価格の動きは、今年 7月 11日に 1バレル 147.90ドルの最高値を付けたあと、
急落に転じ、昨日は 118.58ドル。 わずか 1ヶ月で 24.7 % も下落するという過去例を見ない
下げとなる、軟調な推移の一途。
それでは今後どの水準まで下落するのか、頼りない頭で推測をして見ましょうか。 前提条件として、
外部要因の大きなニュースがほとんどなく、あくまでもチャートのトレンドに合わせたのみと仮定し、
チャートにご興味のある方でしたら直ぐに判って頂ける、フィボナッチ・リトレースメントを使って
みたいと思います。 それでは今年の原油価格の高値と安値から。 NIMEX 原油先物市場における
WTI の高値は、今年 7月 24日に記録した 1バレル 147.27ドル。 一方同安値は、 1月 22日の
85.92ドルとなっています。
# 9月限 WTI 今年の高値 : 147.27 ドル (2008年 7月 11日) 0.0 % )
# 9月限 WTI 今年の安値 : 85.92 ドル (2008年 1月 22日 100.0 % )
* 0.0 % 戻し : 147.27 ドル (2008年 7月 11日の高値)
* 23.6 % 戻し : 133.00 ドル (2008年 7月 17日に、このラインを下回る)
* 38.2 % 戻し : 124.00 ドル (2008年 7月 24日に、このラインを下回る)
* 50.0 % 戻し : 116.73 ドル (2008年 8月 06日の昨日、 117.11ドルと接近)
* 61.8 % 戻し : 109.46 ドル
* 76.4 % 戻し : 100.48 ドル
* 100.0 % 戻し : 85.92 ドル (2008年 1月 22日の安値)
* 23.6 % 戻し : 133.00 ドル (2008年 7月 17日に、このラインを下回る)
* 38.2 % 戻し : 124.00 ドル (2008年 7月 24日に、このラインを下回る)
* 50.0 % 戻し : 116.73 ドル (2008年 8月 06日の昨日、 117.11ドルと接近)
* 61.8 % 戻し : 109.46 ドル
* 76.4 % 戻し : 100.48 ドル
* 100.0 % 戻し : 85.92 ドル (2008年 1月 22日の安値)
[ 2008年 1月 02日 ~ 8月 6日までの WTI 原油価格先物推移 ]
ジャンプ・アップした原油価格の下値抵抗線である、1バレル 122.27ドルを既に下回っています。
さらにフィボナッチの大きな下値抵抗線であった、 38.2 % 戻しである 124.00 ドルをも 7月 24日に
あっさりとブレークしたことで下げに拍車。
そしてフィボナッチの 50 % 戻しが 116.73ドルで、昨日はこの手前ギリギリの 117.11ドルで
反発しましたが、まさにチャートに沿った下落トレンドの動きをしています。 現在 118.50ドルの
原油価格が、この 50 % ラインを割り込むのであれば、次の下値抵抗線である 61.8 % 戻しの
110.00 ドルの大台割れが、視野に入ってくる可能性が高まるかもしれません。
米国景気もまだまだ不透明感が払拭されていませんし、中国もオリンピックが終われば景気後退
サイクルに入ると思われます。 さらにこれまで資源国通貨として買いが先行していたカナダ・ドル、
およびオーストラリア・ドルが急落しています。 オーストラリアは 9月に 50 bp の利下げが実施
される公算が高いこともありますが...。 この環境下の中、再び原油が買い上げられるとする
材料が、地域的な政治困難勃発を除けば少なくなってきたような気がします。 原油価格は
もう一段、下値を模索する動きに出ても決しておかしくないかも知れません。
もう一段、下値を模索する動きに出ても決しておかしくないかも知れません。
ただこれはあくまでも勝手な推測ですので、遊び半分の気持ちでご理解下さいね。
しかしここまで原油先物価格が下落しているにもかかわらず、日本の国内店頭ガソリン価格はまだ
上昇していますねぇ。 8月 5日に石油情報センターが発表した、8月 4日におけるレギュラー・
ガソリンの全国平均小売価格は 1リットル当たり185円 10銭と、前週比 4円 40銭も上昇しています。
ちなみに最高値は、長崎県の 193円 50銭で、最低価格が沖縄県の 174円 30銭です。 沖縄県
の小売価格以下のガス・スタンドで給油をしていらっしゃる方は、大変ラッキーなのではないでしょうか。
世界の原油価格が下落しているのにもかかわらず、日本ではさらに上がり続けるガソリン価格。
タイム・ラグと円安が影響していると言えばそれまででしょうが、恐らく石油各社はガソリン需要が
ピークを迎える来週のお盆シーズン過ぎから値下げに入るのではないかと思うのは、ちょっと歪んだ
見方でしょうかねぇ ? 原油価格が上昇している時、ガソリン価格を上げるときには即効値上げに
走ったと記憶しているのですが、価格が下がるときは、何故にこうも店頭ガソリン価格の引き下げが
遅いのでしょう。
ピークを迎える来週のお盆シーズン過ぎから値下げに入るのではないかと思うのは、ちょっと歪んだ
見方でしょうかねぇ ? 原油価格が上昇している時、ガソリン価格を上げるときには即効値上げに
走ったと記憶しているのですが、価格が下がるときは、何故にこうも店頭ガソリン価格の引き下げが
遅いのでしょう。
♪♪ なんでだろ~ なんでだろ~ のフレーズはちと古いですが、
なんか納得出来ずに、今週末も近くのガス・スタンドに 給油に向かうことになりそうです。
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Posted by フラン - 2008.08.06,Wed
これまで 「ミニ・カイエン」、あるいは 「 ロクスター 」と表現されていたモデル。 ここに来て多くの
メディアが、 「 2010年モデル・カイエン 」 との表現に変更しつつあります。
現行カイエンより一回り小さくなったボディの登場は まだ疑問の余地が残るところですが、
早々と 2010年モデルのカイエンの ビデオ が発表になっています。
今後、「 ミニ・カイエン 」 との表現が増えるかも知れませんね....。
Posted by フラン - 2008.08.05,Tue
全国一千万人を超えるボクスター・ファンの皆様、お待っとさんでした。 久方ぶりのボクスターの
話題です。 新しいモデルが発売になります。 と申しましても限定モデルですが、かなり素敵な
モデル名は、ボクスター S・ポルシェ・デザイン・エディション 2 ( The Boxster S Porsche Design
Edition 2 ) キャララ・ホワイトにシルバーのストライプ・ラインが入ったオシャレなデザイン。
この容姿で思い出された方も多いかとは思いますが、昨年発表されたケイマン S の限定モデルの
名前がケイマン S ポルシェ・デザイン・エディション 1で、エクステリア・インテリアともブラック・
カラーにシルバーのストライプ。 まさに今回のボクスターのカラーは正反対ですが、その第 2段に
この容姿で思い出された方も多いかとは思いますが、昨年発表されたケイマン S の限定モデルの
名前がケイマン S ポルシェ・デザイン・エディション 1で、エクステリア・インテリアともブラック・
カラーにシルバーのストライプ。 まさに今回のボクスターのカラーは正反対ですが、その第 2段に
仕様はなんと 19インチのスポーツ・デザイン・ホワイト・ホィールを履き、サイド・エア・インテーク、
メーター・ボックス内などもホワイト・カラー。 またホワイト・カラーをより強く見せるため、
レッド・テール・ライトとグレーのストライプで引き締めています。
オープン・トップはグレー・カラーと共に、インテリアとレザー張りのシートはブラック・カラーで総仕上げ。
遊べるスポーツ・エグゾースト・システムも付いています。
シリアル・ナンバーも付いてます。
女性ドライバーも欲しくなるような一台ではないでしょうか。 私もこのデザインは、好みです。
オープン・トップはグレー・カラーと共に、インテリアとレザー張りのシートはブラック・カラーで総仕上げ。
遊べるスポーツ・エグゾースト・システムも付いています。
シリアル・ナンバーも付いてます。
女性ドライバーも欲しくなるような一台ではないでしょうか。 私もこのデザインは、好みです。
また 7月 24日にアップしました、ケイマン S Sport も同時に公式発表されました。 こちらは
見通しどおり 295 から 303 bhp に引き上げられ、 PASM、クロノグラフ、バイキセノンライト、
ボディ・カラーはこの GT3オレンジのほかに、グリーン、ブラック、インディアン・レッド、スピード・
イエロー、キャララ・ホワイトと多彩。 さらにエクストラ・コストでシルバー・メタリックの選択も可能。
車高は 10mmダウンとのこと。 同じくシリアル・ナンバー付です。
ポルシェ社はこの 2台のモデルを世界各国で、ボクスター PDE 2 を 500台、ケイマン S Sport を
700台限定発売する予定。
ポルシェ・ジャパンの HP にも、既に掲載されています。
ご興味がございましたら、是非のご訪問を !
ご興味がございましたら、是非のご訪問を !
Posted by フラン - 2008.08.04,Mon
更なるガソリン価格の上昇と景気後退の余波を受け、国内製造および輸入乗用車とトラックを
合わせた全体の 7月自動車販売台数は 113万 3,030台と、前年同月比 ▲ 13.4 % の減少。
うち乗用車は62万 0,189台と ▲ 0.1 % の減少で踏みとどまったものの、引き続きトラックや
USV の落ち込みが激しく、51万 2,841台と、 ▲ 25.4 % もの大幅落ちと混みとなっています。
合わせた全体の 7月自動車販売台数は 113万 3,030台と、前年同月比 ▲ 13.4 % の減少。
うち乗用車は62万 0,189台と ▲ 0.1 % の減少で踏みとどまったものの、引き続きトラックや
USV の落ち込みが激しく、51万 2,841台と、 ▲ 25.4 % もの大幅落ちと混みとなっています。
特にゼネラル・モータース社は、第 2四半期 (4~6月) 154億 7,100万ドルの赤字
(約 1兆 6,670万円)となり、6月末の累積債務は 570億ドル (約 6兆 0,312億円 ) の巨額にのぼり、
1996年アジア通貨危機が起こった時に、韓国ウォンが暴落。 IMFや日米などから緊急融資を
受けた総額が、このGM社の債務残高と同じ 570億ドルでしたので、時代が違いこそすれ、
その赤字幅の大きさが想像できると思います。
(約 1兆 6,670万円)となり、6月末の累積債務は 570億ドル (約 6兆 0,312億円 ) の巨額にのぼり、
1996年アジア通貨危機が起こった時に、韓国ウォンが暴落。 IMFや日米などから緊急融資を
受けた総額が、このGM社の債務残高と同じ 570億ドルでしたので、時代が違いこそすれ、
その赤字幅の大きさが想像できると思います。
同様にフォードも同期に 87億ドルの赤字 (約 9,370億円)となっており、フォードの自動車販売台数は
8ヶ月連続の下落を記録。 米国大手自動車メーカーの苦悩が拡大しつつあります。
これら米国ビック・スリーのマーケット・シェアは 42.7 % と、過去最低の水準まで落ち込んだ反面、
日本の自動車メーカー 8社のシェアが 43.0 % + 3.8 % と、単月で初めて米国ビック・スリーの
シェアを追い抜きました。
ちなみに各メーカーにおける 7月の自動車販売台数は、
* ゼネラル・モータース 23万 1,314台 ▲ 26.0 % シェア 20.4 %
* フォード・モーター 15万 5,947台 ▲ 13.1 % シェア 13.8 %
* フォード・モーター 15万 5,947台 ▲ 13.1 % シェア 13.8 %
* クライスラー 9万 8,109台 ▲ 28.8 % シェア 8.7 %
と、毎月同じように前年同月比 2ケタ台の落ち込みを示しているのに対し、
日本の大手各自動車メーカーは、
* ト ヨ タ 19万 7,424台 ▲ 11.9 % シェア 17.4 %
* ホ ン ダ 13万 8,744台 ▲ 1.6 % シェア 12.2 %
* ニッサン 9万 5,319台 + 8.5 % シェア 8.4 %
と、ホンダとニッサンが好調。 特にホンダの小型車の売れ行きが好調で、一部では
在庫切れ。 これを補完するかのようにニッサンの小型車が売れており、大手自動車メーカーの
中で唯一の前年同月比プラスの数字となっています。
在庫切れ。 これを補完するかのようにニッサンの小型車が売れており、大手自動車メーカーの
中で唯一の前年同月比プラスの数字となっています。
その他ドイツ各メーカーもVW社、メルセデス社、が前年同月比プラスと好成績。 BMW、アウディ、
ポルシェ社各社も小幅減で、健闘していると言って良いのではないでしょうか。
またガソリン価格上昇の影響を、なるべく避けようとの思いが働いているのかもしれません。
ミニが前年同月比 + 24.4 % の販売増。 今年 1~7月の販売累計も 3万 1,463台と、
前年同期比 32.0 %増と貢献しています。
ミニが前年同月比 + 24.4 % の販売増。 今年 1~7月の販売累計も 3万 1,463台と、
前年同期比 32.0 %増と貢献しています。
- to be continued -
Posted by フラン - 2008.08.04,Mon
7月の米国内総販売台数は下記のとおり。
|
2008年 7月
|
前年同月比
|
2007年 6月
|
国内製造 自動車 (乗用車・トラック) 販売台数
|
81万 3,139台
|
▲ 17.7 %
|
98万 7,647台
|
国内・輸入全乗用車販売台数
|
62万 0,189台
|
▲ 0.1 %
|
62万 0,561台
|
国内製造乗用車販売台数
|
39万 0,561台
|
▲ 6.2 %
|
41万 6,243台
|
輸入乗用車販売台数
|
22万 9,628台
|
+ 12.4 %
|
20万 4,318台
|
全トラック販売台数
|
51万 2,841台
|
▲ 25.4 %
|
68万 7,662台
|
国内製造 トラック販売台数
|
42万 2,578台
|
▲ 26.0 %
|
57万 1,404台
|
輸入トラック販売台数
|
9万 0,263台
|
▲ 22.4 %
|
11万 6,258台
|
米国内総自動車販売台数
|
113万 3,030台
|
▲ 13.4 %
|
130万8,223台
|
|
|
|
|
米国ビック 3
|
48万 5,370台
|
▲ 22.9 %
|
62万 9,790台
|
日 本
|
48万 8,226台
|
▲ 4.9 %
|
51万 3,151台
|
欧 州
|
9万 0,710台
|
▲ 4.6 %
|
9万 5,081台
|
韓 国
|
6万 8,724台
|
▲ 2.1%
|
7万 0,201台
|
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フラン
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